むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

子供の不器用を嘆く大人

2010年03月10日 | プラモデル

プラモデルを趣味にしているとたまに話題になる
「今の子供はプラモデルを作らないから、カッターナイフも使えない」と嘆くオヤジたち。
こういう話を聞いていると、自分が子供のころ、「今の子供はナイフで鉛筆を削らないから小刀ひとつ使えない」と大人を嘆かせたことを思い出す。

まあ、「最近の若い者は礼儀を知らない」とかいうのと同じ類の微笑ましい世代間ギャップなのだろう。

自分の世代が、自分の親の世代が思うより不器用じゃないのと同じように、今の子供も、我々親の世代が思うほど不器用じゃないかもしれない。

プラモデルをつくらなくなったり、鉛筆を削らなくても、子供の器用さは失われるものではないのだ。

この写真は、キミアキが学校で作ってきたモノだが、彫刻刀で彫ってある判子入れである。
プラモデルを趣味としていないにもかかわらず、心配ないくらい器用に彫ってあるではないか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする