史上空前の大地震と大津波により、傷ましいニュースが次々に報道されています。
これだけ、大規模な広範囲に被害をもたらした地震は過去にも例がないくらいでしょう。
以前、このブログに紹介した「三陸海岸大津波(吉村昭著)」によれば、三陸沿岸を襲った三代津波による死者は、次のとおりです。
明治29年・・・26360名
昭和8年・・・2995名
昭和35年(チリ沖地震)・・・105名
過去の被害の教訓を受け、防潮提など対策を万全に取っていたにもかかわらず、今回の死者は1000名を越え、さらに増加することが予測されています。自然の猛威に驚愕するしかないが、これ以上の被害を避けるためにも、この本から読みとった教訓をのせておきます。
・津波の場合、長老などの言い伝えや、憶測はあてになりません。ラジオなどの正確な情報を元に行動してください。