新潟県の入り口の阿賀町では福島県から避難してくる方々が多くなってきています。
福島県の高速道路は不通で、津川ICから乗れることもあり、ガソリンスタンドは長蛇の列になっていました。夕方には売るガソリンも無くなって閉店状態です。
県でも、越境してくる車を止めて行く当てがない人を、廃校などを利用した宿泊施設を紹介したり誘導を始めています。
さて、福島第一原発の綱渡り状態が未だ続いていて余談をゆるさない状況になってきています。
放射能対策としては、ヨウ素剤を購入しておくのが理想的ですが、もし、事態が収まると、無駄になってしまうので、我が家では昆布で代用しておきました。
以下、ヨウ素剤について、ネット等で調べて総合的にわたしが分析した結果を記します。
放射能物質が大量にばらまかれる状態になると放射性ヨウ素が真っ先に拡散しますので、浴びる前にヨウ素を摂取し、甲状腺に放射性ヨウ素が蓄積するのをふせぐ目的で、ヨウ素剤を飲むのが基本となります。
しかし、国の対応を待っていては遅くなってしまう場合もありますので、自衛手段として昆布を用意します。
40才以上の人はいりません。(甲状腺に放射性ヨウ素が蓄積してもガンの発生率があまりかわならいため)それより若い人の分を用意しておくのが理想的です。
一人当たり、500g(子供は250g)用意しておきます。
ヨウ素剤と同じ量のヨウ素を含む昆布の量は、大人で1日50g(子供はその半分)。
放射能がまき散らされた日に昆布50gを摂取して、4日目からは20gを摂取します。
(確かにこの方法だと、数値上は、ヨウ素剤と同じ分量のヨウ素が身体の中に入ります)
ヨウ素剤があればいいのですが、無い場合の緊急処置だと思ってください。
ヨウ素剤は効果はシャープですが、副作用もあるようです。しかし、ガンになるよりはマシでしょう。
また、ヨウ素の入ったうがい薬は、薄くて効果が期待できず、安全性も保証されていないので飲まない方が良いということです。
豆知識でした。