むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『越後の冬』小川未明(青空文庫)

2021年12月26日 | 読書
父が出稼ぎに出て春まで戻らず、町へ出かけた母を一人待つ松男の子の話でした。
情景描写がキレイで越後の冬の静けさをよく再現していました。
それ自体が伏線になって、最後の怪談の落ちに繋がってました。
怪談だと解らずに読んでいたので、少し驚きました。
冬の怪談好短編。

コメント
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