むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『世界の仕組みを物理学で知る』松原隆彦(山と渓谷社)

2023年05月13日 | 読書
タイトルの前に「文系でもよくわかる」とあるように、やさしく解説してくれます。難解な数式をいっさい用いていませんし、興味を引くような小話も入れてくれるので楽しみながら読めました。
わたしが学生だったときには学校では教えていなかった量子論やひも理論、電子雲やクオークなどもなんとなく解ったレベルまでに持って行ってもらえます。
この本を読んでおけば、ニュースなどで、こういう単語が出てきても、周りの人の頭に?マークが渦巻いている横で、「あー、あれね、あれ」としたり顔で聞いていられます。
シロートにわかりやすくするため、いくつかのウソがちりばめてあるでしょうから、クロートに話すときに鵜呑みにして語ると恥をかきそうなレベルですので気をつけましょう。
とりあえず、NHKを見ていて不便を感じないくらいの物理学の知識を吸収できます。

コメント
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