むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『ポテトチップスと日本人』稲田豊史(朝日新書)

2023年06月08日 | 読書
ジャガイモは、比較的新しい作物であり、江戸時代あたりに日本に入ってきました。そして、戦後になって、ポテトチップスが本格的に売り出され、時代の波に翻弄されながら、国民の誰もが食べているスナックだけど生鮮食品でもある不思議なお菓子となりました。
定着までの苦労から、味の湖池屋VS量のカルビーの熾烈な戦いをもって、改良に改良を重ね、スナック菓子の王道へと成長していきます。
商品を作ることの難しさ、コンセプトの大切さ、迷走には迷走の理由があるなど学ぶところが大きい本でした。
たかが、ポテチ、されどポテチ。

コメント
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