むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『地図にない町』フィリップ・K・ディック(グーテンベルク21)

2024年08月26日 | 読書
ブラッドベリ風のSFファンタジー短篇集。
おかしな機械を発明したり、超能力者たちが全面戦争を止めようとがんばったり、パラレルワールドが混じることになり、都市計画が廃止されて作られなかった町が侵食してきたり、1950年代の未来に対する期待と不安、そしてノスタルジーが混じり合う、今となっては古典のようなSFです。
米ソ冷戦時代の話は、子供のころ、よく触れていたので、読んでいるだけで、昔の感覚を思い出してきます。
夏休みにピッタリ。

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