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野生動物が進化の過程で、家畜になる道を選ぶと、大人しくなり角や牙が退化する現象が見られます。これを自己家畜化と言いますが、人間にもその傾向があります。カッとなって攻撃性をむき出しにするような人間は社会で生きていけません。 遺伝子レベルを越えて社会レベルでも近年急速に自己家畜化が進んできました。その恩恵として犯罪が少なく安全で長寿な生活環境を手に入れることができましtあ。
しかし、家畜人になれない子どもが要支援・要治療が必要な発達障害として急激に増えてきています。一昔前なら、問題にならなかった行動、つまり、黙って座って授業を受けられないだけでも、一般の家畜化された生徒から区別にされてしまいます。子供どころか、大人の発達障害という言葉も使われるようになりましたね。
自己家畜化のスピードが速くなってきており、人間の進化が追いついておらず、取り残される人々が増えてきているためだと著者は考えています。 また、その治療に使われる薬(覚せい剤のようなもの)を健康な人が使用すると、眠気を感じなくなり長時間の仕事に集中できるようになり、競争が激しいアメリカの社会では問題となってきています。仕事効率を求めるあまり、生物としての人間性をないがしろにした薬剤を使用した家畜化が進んでいくのではないかと懸念しています。 さらに生権力(統計的な調査等にもとづいた働きかけ、例えばフードコートの椅子を硬くし回転率を上げるなど)によるコントロールが行われれば、知らず知らずのうちにある方向へ誘導も可能となると指摘しています。
ここからどう人間の生物としての身体と、家畜化された精神のバランスを取って行くかによって人類の未来は変っていくと指摘されています。
ブログ拝見してます・・・
「自己紹介
還暦を迎えました。
自由を手にして、第2の人生を有意義に生きたいと思います。」
素敵な考えですね
羨ましいです
>第2の人生・・・... への返信
根が欲張りなのか、せっかく生まれたのだから、人生2回分楽しみたいと思ってしまうのです。
「欲張りましょう、死ぬまでは」