フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

映画館

2015-02-18 07:38:35 | Weblog
今日は、映画館へ映画を見に行きます。何年ぶりとなります。映画は去年の秋の終りに「0.5ミリ」を見てますけど「特設会場」でしたからまともな映画館で映画を観るのはほんと久しぶりです。前は何を見たのかな?「アマルフィー」だったかな。不思議と日本映画しか観てないな。今の日本映画と昔の日本映画の違いは出演者の数がぜんぜん違うということに最近気づいた。BSで昔の映画を見ると良く分かる。今村昌平の「豚と軍艦」や大島渚の「太陽の墓場」を見たけど主役級の役者だけで物語を進行していくのではなく主役が食える役者をキラ星のごとく配置して主役を守り立てて行こうという手法だ。だから映画に厚みができてその出汁が効いてる分映画が感動的だ。今の映画が薄っぺらいのは俳優がふんだんに使えないからか。制約と競争がキツイのかもしれないね。事情はわかるが映画に期待するのは「感動」だからそこのところ「よろしく」。そして今日見に行くのは小林薫主演の「深夜食堂」だ。最近の映画では比較的出演者が多く独特の雰囲気をもった余韻の残る映画だ。といってもまだ見てないけど。原作の雰囲気を壊さないようにとの注文でできた映画だからあの主演でありながら脇をかためてる居酒屋の主人とわけありの客との物語がそこのメニューとからまっていい味だしているんだよね。原作者は土佐の中村の「安倍夜郎」ってヤツだ。そういえば中村はメシが旨いところだからこういう着想を得たんでしょうね。僕は年寄りだからサービス料金で1800円のところ1100円で見えるんだ。年寄りは徘徊よりも映画館に閉じ込めてるのがいいってか。・・・・かもね。
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おみやげ

2015-02-17 07:47:24 | Weblog
イガンちゃんが白川郷に行ってたとおみやげを買って来てくれた。加賀小松のきんつば。
正月内に体調が思わしくないと言ってたので心配ではありましたが元気で何より。アンティークから電話があって「イガンちゃんが・・・・」と間を置くもんだからよくない知らせかと思っていると「し・・・」「し?」「白川郷へ行ってきたとお土産あずかったき取りにおいでや」「なんじゃこりゃ」「紛らわしい間合いで話すな」「あははは、いっつもこうやき。」だって。アンティークも神戸にホドラー展を見に行ってたとか。こっちはみやげがないぞ。「ホドラー展もよかったけど別の美術館にも行ったがよ。そこでみたダリビックリしたで」「ダリの絵ってあんまり好きじゃなかったがよ。でも目からウロコ。鼻からぼた餅。シュールの初めの頃やろか。倒れそうになったき」「土佐弁で大きな声で言うたら黒い服来た係りの人が来たで」「やかましいって来たがやろうかね。丁度えいと説明してもろうた」「色がね、素晴らしいき。見てきいや。」とこれが彼女のおみやげ。どっちも愉しませてくれる。
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I am Kohchi

2015-02-16 08:17:14 | Weblog
「I am Kohchi」ですね。昨日の「龍馬マラソン」を見ていたらそんな実感です。川内クンが風のように走りぬけ優勝したんですがその感想が面白い。「オバちゃんの声援がすごかったので・・・・」だって。6543人が駆け抜けた龍馬マラソンですが今年はコースが変更されアップダウンが多く大変なコースだったとのこと。沿道には「ひろめ市場」が出てきたかのような様々な食べ物飲み物が立ち並び参加者にはうれしいおもてなし。たたき、シャモなべ、かつおメシや高知の野菜、果物。それに柚子ドリンク。全部いただいてたら関門時間には間に合わないけど県外のランナー達にはすこぶる好評だと。あの川内クンも給水の時柚子ドリンクを飲んだそうで「うまくて疲れがとれました」と言ってたもの。ゴールのブースにはもっと本格的な屋台が出され健闘を称えあいながら「塩ニラ焼きそば」なんか食べてる姿が微笑ましい。沿道は当然無料でゴールのブースには有料のものもあったという。それでも応援価格だから疲れた体にはおいしいものや温まるものはうれしいよね。「I am Kohchi」これが世界に響く言葉。日本では「高知家」というのが先行してますけどね。僕は、個人的には「土佐人」というのが好きですけどね。あまりにローカルになりすぎますかね。
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龍馬マラソン3

2015-02-15 08:19:09 | Weblog
今日は第3回龍馬マラソンの日だ。今回のゲストはあの川内優輝クンだ。聞くところによると足を痛めてるとのことだが走ってくれるのかな。我が絵画クラブでもクラブきっての若手でスポーツマンのヒロタくんが出場。若手といっても53歳の一見スポーツとは無縁の雰囲気のおっちゃんだが合気道の有段者だから人は見かけによらない。そのヒロタくん、毎回出場毎回完走だから絵画教室の期待を一身に担っている。三婆が「川内クンと走りよテレビに映るき」とけしかけるが本人は絵と同じく気負ったところがない。好感度高いよキミは。おどけモンが沢山走るコースを多分いつもどおりマジメに走ってマジメにゴールするんだろうなキミは。それでいいんだよキミらしく走ればね。自分らしくと言う判断、なかなか凡人にはできないんだよ。どれが自分か分かってないから。「自分なりの独自の判断をもつ」ということが絵画の究極。そのことを一緒に学んでいる仲間が自分らしく走るっていいじゃないか。今日は天気もいいし気分最高だろうね。
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春はもうすぐ

2015-02-14 08:47:59 | Weblog
畑で一本釣りの「うるめ」を焼いてるとメジロが見に来て囀る。蜜柑を輪切りにして枝に挿してやると美味しそうに啄ばむ。「今日はヤマガラがこないな」と辺りを見回しながらつぶやく。そうだ昼食をとってる時だったか蛙が鳴いたんだ。「オイオイまだまだ寒い日があるんだよ。こんなに早く冬眠からさめていいのかよ」と心配する。虫もまだ飛び交ってないのに。それでもカエルは元気よく鳴いて静かになった。それからしばらく経って火の始末をしようとバケツの水を柄杓に汲んだら中でボウフラがいっぱい蠢いていた。もうボウフラどもは蠢いているのかとその生命力の強さに驚いた。道理でカエルも目を覚ますはずだ食い物はあるんだから。もう春は始まっているんですね。そろそろ畑を耕して春の種まきに備えなければ。梅の花がきれいよと言われて3段目のブルーベリーが植わってるところにいくと坂のところにある梅の木にピンクの梅の花が健気にも咲いていた。いっぱいの蕾を付けて。

「春がすぐそば」と実感する。
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song

2015-02-13 09:18:36 | Weblog
Tomorrow is Saint Valentine's day
all in the morning betime
and I a maid at your window
To be your Valentine

from Ophelia'songs in Hamlet
明日はバレンタインデー
朝早くのすべてのものと
あなたの窓辺にいる少女が
あなたのバレンタイン。

とオフェーリアがハムレットの窓辺で歌うのです。そしたらハムレットは起き上がって
窓を開けオフェーリアを部屋に入れしっかりと抱きしめnever departed moreというのです。
こんなことがあったとき日本では天下分け目の関が原の戦いの頃だったと思われます。あれから300年以上ですか今では日本のほうが宗教に関係なくバレンタインと盛り上がってます。今年は義理チョコだけではなく義務チョコというのもあるんだそうで自由を得るのはいつの日なんでしょう。義理も義務もなかったオフェーリアのか細い歌声が聞こえてくるようでこの「ソング」と言う詩、心地よいですね。ああハムレットになりてー。
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テロには屈しない

2015-02-12 07:52:12 | Weblog
「テロには屈しない」と明言したアベチャン。今度はODAを戦争で使える資金にした。もうやりたい放題の政府だが、そういうのならお隣の国が中国にお願いしてテロリストの銅像を建てているのを「遺憾でございます」で済ましているのは納得がいかない。「そいつはわが国の初代首相を暗殺したテロリストだ」と韓国へ。「その像を壊せ」と中国へなぜ言えないんだろう。「テロには屈しない」はずじゃなかったの?まぁ、そこらへんからきっちりと詰めていかないといけない問題だと思うけどね。世界にテロリストの銅像を建てている国があるのかな?あったあの第一次世界大戦を引き起こしたサラエボ事件のテロリスト、ガブリロプリンツィブの像が2014年に建てられたのかな。世界で2件だけ。テロリストって実行犯だから割が合わないのが相場なんだけど自国がテロの国ですと宣伝してるのは2件だけ。それに中国も土地を貸したのだから同罪かな。中国も賃貸で設けたいのならビンラディンの銅像も建てらしてあげたらいいのに。分かるかな?分からないだろうな。日本が尖閣にダライラマの銅像でも建てたらなんと言ってくるのかな。そんな子供じみた真似はしないけど中国韓国のレベルはこれくらいだろう?「テロには屈しない」というのなら近隣の国のテロ意識問題を解決してからでお願いしますよ。とふと気づいたことだけどね
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また行こうよ

2015-02-11 07:36:49 | Weblog
「また、行こうよ」
結果をあらわす言葉は未来形だって
外国語を教えているラジオの番組で
言ってた。
仮定は現在形で表してと番組は続く
周波数を切り替えてもっと心の
落ち着く番組はないかと探す
「疲れているんだな」とふと気づく
体力の衰えに、時間の経過に
それともこのところの寒さにか
なんだか腹の後ろがだるい
やれやれとノビをして
「食べすぎだな」と折り合いを
つける。そこへメールがきて
「肉離れ回復。次の次の火曜日
稲村山へ行こう」と。
治ったと言ってもな。すぐに
へばるくせにと思いながらも
笑ってる。打撲した足の小指は
まだ痛むのだけど心はニヤついている
気持ちが未来形になっていく。
「また、行こうよ」
「うん、また行こう」


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for which

2015-02-10 07:43:01 | Weblog
for which I am prepared to dieと言ったのはネルソンマンデラ。never yield for terrorismと言ったのはAbeちゃん。どっちも勇ましい言葉なんだけどどうしてなんだろうスケール感が違うよね。マンデラちゃんの方が日本語に近いニュアンスでAbeちゃんのは英語の直訳的な日本語というか外国人の日本語のように聞こえる。「ケッシテ、テロニハクッシナイ」と言ってるようだ。だから心に響かないのかな。外務省の原稿ではなく自分の言葉で怒りをぶつければいいのに。と思う。「そのためには死んでもかまわない」なんてマンデラちゃんはいつ言ったのだろう。言葉が生きている。だから皆が引用して本のタイトルにしたりスピーチに取り入れたりしたんだろうね。debateの文化圏育ちだからきめセリフと言うのが本能的に分かるのかな。穏やかにしかも力強いメッセージを届けるという品のよさをどんな境遇に置かれても身に付けているんだろうか。人は本能的にそれを好むということが分かりきった上で投げかける優しくて力強い言葉。これは聞いてる人に一体感と信頼を生む言葉となるだろう。そういう彼らが外交とか情報とかで活躍してると思うと「まごころ」を忘れたような日本外交には薄ら寒いものを感じるね。Abeちゃんの今回の言葉、捨て台詞か啖呵のようにしか聞こえないのはオレだけだろうか。はじめに言葉ありき・・・だからね。
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awkward

2015-02-09 07:22:32 | Weblog
不器用にしか生きられないヤツもいるもんさ。
何もそこに行かなくてもいいのにさ
インターネットもあるし
だいいち、キミの見たものと
僕が感じるものはとっても違っている
キミも不器用なら僕も不器用
英語で不器用ってawkwardというのだって
日本の辞書には「やっかい」って意味も
載っていた
「やっかい者」なんだ キミも僕も
せめて世間に迷惑をかけないように
生きていかないとね

シリア行きのパスポートを取り上げられて「いよいよ安倍政権が国民に牙を向けてきた。言語道断」だと怒るシリア取材のフリーカメラマン。この時期に行くっていうのが分からない。「危ないところへは行かないから」と子供じみたことを言う。危ないところヘ行かないと価値のある写真も撮れないだろう。と思うけどな。結局高く買ってくれるところがあるから行くんでしょ。キミの仕事に付き合えないよな。まだ安倍ちゃんは威勢良く吠えてるだけでなんら邦人救助の具体的な策を持ってないから。もし今キミがイスラム国に捕まったらまた国民に負担をかけることになる。なんせ策がないんだから。その策のために憲法変えようって策しかないんだよ。その手に乗ってはいけないよ。今は、自重がいい選択だと思う。それとも政府から演出を頼まれたのかい?


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