フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

緊急地震情報

2015-02-07 09:02:33 | Weblog
畑で玉葱に水をやっていたら携帯が鳴り出した。「ワッ壊れた」と思った。力強くウィンウィーンと震えながら鳴っている。はじめは何のことかよく分からなかったが「あっ緊急情報だと気づいて画面を見る。光が当たって見えない。急いで上の小屋まで帰って携帯の画面を見た。「徳島で強い震度の地震発生。注意」とあった。身構えていたけどここは特に何もなし。携帯でテレビをみると牟岐町で震度5の地震があったとのこと。東洋町馬路村は震度4.高知市は震度2~3とのことだった。ここは何も感じなかった。そういえばもうすぐ3.11だもんな。とあの大地震を思い起こす。「天災は忘れた頃にやってくる」というけれど忘れてないうちに昨今やってくるようでイヤだな。次は東南海大地震と相場は決まっているようでいつくるかみんなヒヤヒヤしている。震度表示の次は津波の心配はありませんがでて伊方原発異常ありませんときた。原発はいくら規制委員会が安全基準を満たしたといえども地震のたびに緊急情報の対象となるのにどこが安全なんだろう。あんぜんなものなら特に話題にすることもないのにとブツブツ。災害は「自然と共に生きよ」という提言なのだから自然とかけ離れた生活や社会に対しての戒めだと思う。土に生きて緑の空気を吸って水は天から貰い水。炭火を熾してウルメを焼きながら「こんな贅沢なことはない」と一人納得する。人を恐れないヤマガラやメジロに囲まれて蝋梅の香りに包まれて誰が株価の心配をするというのだろう。あるがままに生きて死ぬ。それだけのことだと言い聞かす。
コメント
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