09月22日
20日の予報では21日は快晴の予報で急遽行くことにしました。それと紅葉の前にブナの濃い緑を見ておきたい気持ちもありました。
当日は4時自宅週発の予定でしたが2時半に起きてまた寝てしまい起きたのが5時丁度これから洗顔したりして5時半に家をでてコンビニで買い物して白神岳駐車場に着いたときは6時10分頃。駐車場にはすでに10台以上の車があり、準備している間にも登山者の車が次々とくる。殆どが県外NOですが近場の所の県の車ばかりのようです。
今日の登山ルートは二股コースを選択しているので藪蚊が凄いので蚊取り線香準備して出発です。又狭窄症の痛み止めを服用しておく。
登山口まで迄歩くが今日はマイペーステでゆっ取り歩くことと、転んだり、足を石にぶつけたりしないように注意をして行こう思いながら忘れないように肝に銘じて登山口に。登山口で記帳しいよいよ二股コースに挑戦です。
この二股コースを調べて見たら15年07月07日以来で5年と2ヶ月と15日のブランクカがありました。このコースは一の沢から三の沢に掛けて登山道が決壊して登山道をなおしたようです。又頂上直下の藪の刈り払いもされたと聞いています。久しぶりの挑戦で登れるかどうか不安です。
蟶山・二股分岐を過ぎ一の沢に向かいますが、土砂崩れがあって登山道が決壊したヶ所は大きく迂回して崩れたさらに上に道路を付け替えたようです。この登りが急で大変でした。二ノ沢も同じです。三の沢でようやく川伝えに歩きますが直ぐに二股沢に着く。やはりヤブ蚊がまとわりつく。又私が今日の初めて登山者のようで、蜘蛛の巣が登山道に張っており気をつけないと大変。でも顔に蚊がまとわりつく。
二股で2回の徒渉を何とか水に濡れることもなく渡河する。いつ見てもここの二又沢はきれいです。ここで川が左右に分かれていますがどちらが白神川本流になるのか解りません。ここで10分水分補給休憩です。分岐で一人の登山者が追いついて来ます。休むと思ったが直ぐに急登を登って行った。私も直ぐに後を追うが、若いだけあって早い、直ぐに後ろ姿が見えなくなる。
ショウスケさんの言葉が思い浮かぶ「自分のペースで歩くこと」又ナリユキさんから教わったことは「下を向いて一歩一歩歩けば頂上に着く」これらを反復しながら、自分ではゆっくりと思うが一歩一歩確実に歩く。鳥の鳴き声とか、風の音一つ聞こえません。ただ自分の吐息だけがまとわりつく。汗もそんなに出ません。
姥石を過ぎ二股沢と頂上迄09kmの中間地点の標識を通過して行くと先に行った若者に追いついた。若者は意外とバテているようです。私に先に行くように進めてくれたが頂上に一緒に登ろうと励まして2人で滑りながら登って行く。刈り払いされた笹と火山灰の砂礫でよく滑る。二股コースは特に注意が必要。蟶山コースは砂礫に御注意を。
頂上直下の藪は確かに刈り払いされておりましたが、低灌木はそのままでこれが衣服にひっかり足が上がってこない。頂上直下に急傾斜注意のポールがあるんですがここまで来ると頂上迄は後5分程度で着きますが、頂上での話し声が聞こえて着ません。そうしていると一人の登山者が二股コースを下りて行きました。10時丁度に山頂到着です。ヤッター。やはり誰も居ませんでした。山小屋のほうには2人の登山者がおりました。
朝食を抜いてきましたのでここでパンを食べ景色を堪能しますが周囲は雲が出て遠望は効きませんが、頂上は寒くもなく、暑くもなく最高のお天気でした。ここで痛み止めと、芍薬甘草湯を服用しておく。そうしていると登山者が登ってきて山談義で楽しい頂上での一時でした。
帰りは蟶山コースを選択して下りてきます。11時40分頃両足の太股の痙攣が始まり3分ほど伸ばして、水と芍薬甘草湯を又服用しておき、まずは事なきを得る。でも何でこんなに私の身体は痙攣が多いのか不思議です。
順調に下ってきますが、小さい風穴があるんです前回着たときに見落としてしまい見つける事ができませんでしたが今回見つけました。今度は見落とすことがないと思います。
蟶山・二股分岐一寸手前で等々砂礫に足が滑りしたたかに肘を打ち付けて、治りかけてきている腱板を又損傷したのかと思いひやりとしたが痛いことは痛いがまずは大丈夫と思ってできる限り動かさないように歩く。十分注意していてもこの有様ですが今思うと大股で早足で歩いためと思い出します。悔しい。
何とか登山口迄戻り今日の登山に感謝し、秋の紅葉の前のブナ林の濃い緑も見られて最高でした。今日の登山で感じたことは、何でか知りませんが区間、区間距離が意外と近いと感じられました。これは何なのでしょうか。やはりただマイペースで下を向いてひたすら歩いたのがそのように感じらせたものでしょうか?。でも往時のタイムと比較にならないほど遅くなりました。
帰りの記帳をしまし駐車場に戻りまず車がパンクしていないか確認して後始末をして13時35分に出る。帰り八森で新聞で話題になっていた、蜂蜜ソフトを購入して喉を潤す。自宅着14時半。後登山の片付け。後菜園に散水して。大好きなサウナで今日の汗を流して夕食のビールは美味しかった。今日の山行7時間、歩いた距離27000歩でした。
01.須田地区から見る白神岳。朝の気温。

02.6時5分には小野に10数台の車がありました。ほとんが県外NO。

03.記帳所(登山届を書いてここに届けて置くところです。私の他に2人の登山者。下はいつもの登山口。

03-1.登山口にあるブナの巨樹。こに今日の安全を祈願して登山開始。

04.蟶山・二股分岐。左に折れると蟶山コース。直進すると二股コースを選択。

05.一の沢に向かう登山道に倒木。下は白神川。倒木が多い。

06.登山道に蜘の巣が。あまりきれいの撮る事ができませんでした。私の前に誰もこのコースを歩いていないようです。

07.一の左沢7時18分、二ノ沢7時44分、三の沢8時01分通過しています。一の沢から新しくなった登山道が始まる。以外と急登です。

08.二又沢です。きれいな所です。ここの手前で2回の徒渉があります。どちらが白神川の本流か解りません。

09.二又沢の分岐表示。頂上迄1.8kmの表示があるのは古い標柱。新しいのが右側のポール。ここから1800mの急登と格闘です。

10.ここで水分補給していると後から追いついてくる若い登山者。
写真を間違って処分してしまいました。
11.ガマズミの果実。下はアキノキリンソウ。

12.1の沢からちらほら見えるイワウチワの葉です。二股から姥石付近まではイワウチワの群生地で見事な花を咲かせてくれます。

13.急登にある姥石。昔はここで拝礼して頂上に登っていた。探せば昔の再戦があるかも。私も拝礼。

14.急登中間地点。左は古いもの。右は新しい標柱。後1時間何とか頑張れば頂上です。

15.登山道は刈り払いされているが刈り払いされたものと、砂礫滑る、滑る。

16.二又沢を8時32分に先発していた登山者に9時30分に追いついた。ここから先は2人で頂上を目指す。

17.10時丁度に着く。頂上には2人だけ。ヤッター。岩木山は雲の中。残念です。頂上は寒くもなく、暑くもなく丁度いいあんばいです。

18.頂上ポールと1当三角点。

19.20年09月22日 「白神岳」 頂上で。北から東、南、西、又元に戻る。無声です。
20.白神遺産の中枢部のブナ林。まだまだ濃い緑です。

21.帰りエゾオヤマリンドウガ開いて中を覗かせていた。中々開くのを見るのはありません。見られてよかった。

22.向白神岳。

23.これから下山していく蟶山方面と岩崎方面です。

24.二股の急登ルートをなぞって見ました。こうやって見ると緩やかに見えますけれども実際に登って見ると凄い急登です。この急登を経験すると大概の急登は登れると思いますと私は信じています。

25.小さい秋。

26.ブナ街道のブナ林。下はブナの果実は沢山落ちていましたが豊作今年は豊作かな・。

27.ツルシキミの果実。

28.蟶山分岐付近にある私の好きな兄弟ブナ。

29.ブナ岱のブナ林。

30.ブナ岱の倒木。何百年生きてきてこのように倒れのか?。

31.ダイモンジソウ。

32.小さな小さな風穴。前回は探せなっかった。

20年09月22日 白神岳登山時間。今日の山行7時間。歩いた歩数17000歩でした。

20年09月22日 毎日新聞 季語刻々 私も今日はひっつき虫を結構衣服についていました。

09月22日 毎日新聞仲畑流万能川柳 「心配な日々も草花すくすくと」
時間はかかりましたが今日は楽しい登山でした。展望はききませんでしたがそんなにも苦しくはなく、自分では意外に早く登れたと思っています。又頂上では岩手県から来た若者といろいろなお話ができて元気を頂きました。感謝です。
又二股ルートにチャレンジします。
誤字脱字がありましたらご容赦を。