ママコノシリヌグイ(継子の尻拭) (タデ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年01月29日 07時35分04秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、ママコノシリヌグイは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です

 

ママコノシリヌグイ緒言:1年草。

道ばたの野原などに生える蔓性の1年草。和名は下向きの棘がある茎で継子の尻を拭く草という意味。

茎はよく枝を分けてツルを伸ばし、棘で周りのものに絡む。不用意に手を出すとケガをするくらいママコノシリヌグイの刺は鋭く硬い。

葉は互生。棘のある葉柄に先端に、三角形で基部が心形となる。葉先は尖る。
葉柄は、上面に溝があり、長い割には丈夫な構造になっている。硬い刺が列になって並び、腺毛も混じる。葉裏の3脈上にはかなり硬い刺がある。表面には硬い刺はなく、一面に短毛が散生している。葉柄の付け根には、短め目の托葉鞘があり、上部は葉状になっている。托葉は腎円形で茎を抱く。

10個ほどの小さな花が頭花に集まる。萼は5深裂して紅色から淡紅色を帯びる。雌蕊は1個で花柱は3裂している。オシベは8個有る。小さな花弁が蘂の基部に有る。開花後、花被は再び閉じ、そう果を包み込む。そう果を残念ながら観察していないが、3ミリほどの黒い球形らしい。花序は,ミゾソバとよく似ていて遠目には区別しにくいが、その他の特徴で容易に区別できる。 花期5~10月。

 

01.08年11月23日 ママコノシリヌグイ この時期のママコノシリヌグイの茎の残骸ですが、他の木に覆い被さって結構あるものです。茎はよく枝を分けてツルを伸ばし、棘で周りのものに絡む。不用意に手を出すとケガをするくらいママコノシリヌグイの刺は鋭く硬い。

 

02.09年07月07日 ママコノシリヌグイ 葉は互生。表面には硬い刺はなく、一面に短毛が散生している。棘のある葉柄に先端に、三角形で基部が心形となる。葉先は尖る。葉柄は、上面に溝があり、長い割には丈夫な構造になっている。硬い刺が列になって並び、腺毛も混じる。

 

03.09年07月07日 ママコノシリヌグイ 葉裏の3脈上にはかなり硬い刺がある。

 

04.09年07月07日 ママコノシリヌグイ 葉柄の付け根には、短め目の托葉鞘があり、上部は葉状になっている。托葉は腎円形で茎を抱く。

 

05.09年07月30日 ママコノシリヌグイ 茎に整然と並んでついている下向きの鋭い棘。

 

06.09年08月03日 ママコノシリヌグイ 10個ほどの小さな花が頭花に集まる。小さな花が頭状にに集まる。

 

07.09年08月11日 ママコノシリヌグイ 萼は5深裂して紅色から淡紅色を帯びる。雌蕊は1個で花柱は3裂している(この写真では2個しか見えません。オシベは8個ある。小さな花弁が蘂の基部に有る。開花後、花被は再び閉じ、そう果を包み込むようである。果実は上端がやや尖り、長さ約3㎜、黒色。がそこまで記録していませんでした。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

 

 

 

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風の松原通信 13年01月27日

2013年01月27日 16時06分48秒 | Weblog

風の松原通信 13年01月27日

25と26日の寒波は凄いものでした。震え上がりました。

玄関の戸も凍ってしまいました。今日の夜中まで風が強く朝起きたら沢山の雪が積もっておりました。やれやれ又除雪か。疲れる。もうイヤです。

でも僅かずつですが日一日と日が長くなっていくのが感じられます。

木々の芽も段々大きくなってきています。

「春よ来い、早く来い・・・・」。   待ち遠しい。

 

今日午前中に風の松原内を散歩して見つけたものです。

1.01.13年01月27日 シロヤナギ シロヤナギの芽も出てきました。

 

02.13年01月27日 ズミ ズミの果実もついていましたが、大分しぼんでいます。

 

03.13年01月27日 バッコヤナギ 大分膨らんで白いものも見えてきました。

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マツヨイグサ(待宵草) (アカバナ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年01月25日 07時12分24秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、マツヨイグサは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です

 

マツヨイグサ緒言:2年草。

私は「宵待草」とばかり思っていました。南アメリカ原産です。

秋に芽生え、ロゼットで冬越しをし、初夏から秋にかけて花を咲かせる2年生草本である。幕末の頃渡来して観賞用に栽培されていた。そのご後野生化し、昭和の初め頃には関東地方以西の海岸や川原などに広く見られたが、以後急速に減った。

茎は高さ30~90cmで赤く染まることが多い。茎には粗い毛が密生している。

葉は互生。先端が尖り、中央脈が白色を帯びるのが特徴。葉は濃い緑色です。下部の葉は線状披針形で10センチ前後ある。上部の葉は下部の葉程長くは無い上に、葉の基部は張り出し茎を抱き気味である。葉縁には波状に鋸歯がある。葉先は尖る。両面短毛がある。

花は径3cmほどで、花弁はハート型のものが4枚、雄しべは8個、雌しべの先端は4つに分かれる。しぼむと赤黄色に変わる。萼片は4個で反り返り、萼筒は細長い円筒型でその下に子房が付き、長さ2~4cmある。

果実は果。円筒形で疎らな長い毛と腺毛の様に見える毛が密生している。果実が熟すと裂片は反り返る。花期5~8月。

 

01.10年07月17日 マツヨイグサ 風の松原内では日当たりのよい散策道路脇に咲いています。

02.10年09月12日 マツヨイグサ 葉は互生。茎が真っ直ぐに伸びてそれから枝が出ています。

 

03.10年09月12日 マツヨイグサ 根は縦横に伸び、この個体はすぐに引き抜けました。

 

04.10年09月12日 マツヨイグサ 下部の茎は茶色で、有毛です。

 

05.10年09月12日 マツヨイグサ 上部の茎は緑色で白く長い毛が密生している。毛の出ているヶ所(毛穴)が赤褐色になっています。

 

06.10年09月12日 マツヨイグサ 茎は木質化しています。いつも思うのですが何か個体によっては稜があるような感じがします。

 

07.10年09月12日 マツヨイグサ 葉は濃い緑色です。下部の葉は線状披針形で。上部の葉は下部の葉程長くは無い上に、葉の基部は張り出し茎を抱き気味である。葉縁には波状に浅い鋸歯がある。葉先は尖る。両面短毛がある。

 

08.10年09月12日 マツヨイグサ 葉は中央脈が完全に白くはなっていませんがやはり特徴があります。

 

09.10年09月12日 マツヨイグサ 表側の葉に白い毛が散生。

 

10.10年09月12日 マツヨイグサ 表側の葉の縁に微細な毛があり理、葉の先は尖る。

 

11.10年09月12日 マツヨイグサ 葉の縁は浅い鋸歯があり、波を打つ。縁に毛があります。

 

12.10年09月12日 マツヨイグサ 葉の基部は張り出し茎を抱き気味である。

 

13.10年09月12日 マツヨイグサ 葉柄は茎に抱いているよう見える。

 

14.10年09月12日 マツヨイグサ 葉の裏側中央脈が白く浮き上がって、全体に白い毛が密生する。

 

15.10年07月17日 マツヨイグサ 花弁はハート型のものが4個。雌しべの先端は4つに分かれるとありますが、まだ早かったのか、この個体はまだ分かれていませんでした。

 

16.09年07月01日 マツヨイグサ  花。

 

17.10年09月12日 マツヨイグサ 花柄にも腺毛があります。

 

18.10年07月17日 マツヨイグサ 萼片は4個で反り返っている。果は円筒形で疎らな長い毛と腺毛の様に見える毛が密生している。

 

19.10年07月17日 マツヨイグサ 円筒形で疎らな長い毛と腺毛の様に見える毛が密生している。

 

20.10年09月12日 マツヨイグサ 果実は果を半分割ったものであるが、種子が沢山詰まっている。果実が熟すと裂片は反り返り種子を散布するようである。

 

21.11年10月16日 マツヨイグサ 果。

 

22.11年10月19日 マツヨイグサ 1個の果。

 

23.11年10月19日 マツヨイグサ 果を上から除くと4つの部屋に別れています。これが4裂して種子がはじき飛ばされるようです。

 

24.11年10月19日 マツヨイグサ 果を切断すると室に種子が沢山入っています。

 

25.11年10月19日 マツヨイグサ 種子の形は多種多様で三角形から台形、菱形円柱形まであります。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

 

 

 

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水沢山 822.2m 里程?  2人行 13年01月21日

2013年01月23日 08時05分25秒 | Weblog

水沢山 822.2m 里程?  2人行

今日はナリユキサンのナビで、能代市の北側にある八峰町の水沢山822.2mの登山です。私は初めて登る山です。それとこの山は現在廃道になってしまい、今は冬の雪のある時しか行けないと言うナリユキサンのお話でした。三角点はあるようです。

まず水沢ダムからちょっこと行ったところで除雪は終わりです。そこに車を停め段取りをして、林道を歩きます。約1時間程行くとブナの森へ行く道と水沢川にかかる橋がありY字路になっており右に曲がり橋を渡ってすぐの所からいよいよ登り始めます。

最初から急登が始まります。雪も多く積もっておりスノーシューを突き刺しての登りです。ナリユキさんのラッセルの後をついていきます。10~30cm位まで埋まります。この急勾配が3ヶ所あります。スノーシューを突き刺しても滑って又基に戻ったりで中々前に進むことができません。それでストックを横にして四つんばいで進んだり又特に急なところは木に捕まり又、木を踏み台にして登っていきます。とにかくきつい。汗がダラダラ流れます。お天気が段々よくなっきてお日さまが当たるせいもあります。

822.2mと言って決して馬鹿にできない侮れない山です。徐々に高度を上げますが最初はミズナラの木が多くありましたが段々ブナ林に変わってきます。最後の急登は最高にきつかった。それを過ぎると後は一旦降りて登って頂上です。頂上では北側の眺望は木々に遮れて見えませんが尾太岳が見え又岩木山も雲間から見えました。駒ヶ岳向の能代市で一番高い山である焼山、次郎左右衛門岳等がすぐ近くに見えました。

八峰町と能代市を一望でき又男鹿半島も見えました。ここで景色を見ながらゆっくりと昼飯です。下着とシャツの2枚だけでしたが寒くはありませんでした。私の着ているものから汗が発散していく蒸気が解りました。

天を仰ぐと飛行機雲も浮かんでおり、ラーメンと食後のコーヒーも大変美味しく頂けました。この時期に頂上で昼食を頂けるなんて最高に幸せでした。帰り、よく見たら木々の間から白神岳が見えました。後は急斜面を気おつけて降りるのみですが。林道に出てたらカモシカさんと猿さん達の群れが私たちを出迎えてくれました。今日はきつい登りでしたが本当に楽しい一日を過ごす事ができました。又ナリユキサンにはルートとラッセルをしていただき大変に感謝申し上げます。

 

登り時間:駐車場~登山口迄1時間~水沢山頂上迄2時間27分(登り累計3時間27分。休憩時間30分含む) 

昼食時間 1時間08分。

下山時間:水沢山頂上~登山口迄1時間12分~林道歩き(駐車場まで)41分。(下山累計時間1時間53分休憩なし)。

今日の一日の総時間は6時間28分でした。

同行者ナリユキさんのブログはこちらです。(地図あり)

 

01.13年01月21日 水沢山 全景と登山ルート。

 

02.13年01月21日 水沢山 ここまで終わり。ここに車を停めて林道を歩きます。この場所は水沢ダムから少し言ったところです。

 

03.13年01月21日 水沢山 左に行くとブナの森。右側の橋を渡ります。すすると登山口がありますがどこから登っても構いません。マーキングがついています。

 

04.13年01月21日 水沢山 捻れて成長した木です。どうしてこんなになったのでしょうか?。

 

05.13年01月21日 水沢山 大きく突き出した雪庇。

 

06.13年01月21日 水沢山 雪庇ですが、陰もいいなあ・・・と思って。

 

07.13年01月21日 水沢山 頂上が見えだしてきた。

 

08.13年01月21日 水沢山 お天気がよくなってきた。見て久しぶりの濃い青空。何ヶ月ぶりという感じです。上空に浮かぶ飛行機雲。

 

09.13年01月21日 水沢山 雪庇。

 

10.13年01月21日 水沢山 ルートとラッセルしてくれるナリユキさん。私は本当におんぶに抱っこです。

 

11.13年01月21日 水沢山 雪の造形。

 

12.13年01月21日 水沢山 頂上手前の頂から登ってきたルートの急坂です。よく登ってきたと思います。帰り気おつけなければ。

 

13.13年01月21日 水沢山 岩木山が見えました。

 

14.13年01月21日 水沢山 木々に隠れていた白神岳。

 

15.13年01月21日 水沢山 頂上から見る水沢ダムとダム湖。

 

16.13年01月21日 水沢山 頂上から見る八峰町と能代市と男鹿半島です。

 

17.13年01月21日 水沢山 頂上で昼食。あまりの暑さでレンズが曇ってしました。

 

18.13年01月21日 水沢山 頂上で記念写真。この格好でも今日はOKでした。バックのこの青空。本当に久しぶりの青空でした。バックの山の名前が間違っていたらごめんなさい。

 

19.13年01月21日 水沢山 カモシカさん。小さくて解りませんが。

 

20.13年01月21日 水沢山 お猿さんの足跡。

 

今日も無事終了いたしました。感謝です。

 

 

 

 

 

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風の松原通信 13年01月20日

2013年01月20日 15時53分34秒 | Weblog

風の松原通信 13年01月20日

1月20日に見た冬季の果実と冬芽です。

 

01.3年01月20日 カンボク 果実ですが残りがすくなってきました。果実がしぼんできています。

 

02.13年01月20日 キタコブシ キタコブシの芽はまだ小さいが少しずつ大きくなってきています。

 

 

03.13年01月20日 ツノハシバミ ツノハシバミの雄花です。これから段々大きくなってきます。

 

04.13年01月20日 ヤマハンノキ ヤマハンノキの雄花もまだ小さいがこれから成長していくと思います。

 

05.13年01月20日 ヤマハンノキ ヤマハンノキの頂芽です。紫がかっています。芽鱗はないようです。

 

今日はまずまずのお天気でした。でも曇ですよ。1月は一日一杯お日さまがでた日はまだありません。

「春よ早く来い」

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白神岳 1232.0m 冬山コース 里程不明 2人行 13年01月14日

2013年01月16日 08時10分30秒 | Weblog

今日は2日続けてまずまずのお天気模様のようなのでナリユキさんに連絡して白神岳に行きませんかというお誘いをしたところ、快諾してくれて一緒に行くことになりました。

お天気は曇で途中の海もなぎ状態でした。イカ吊りの漁り火も見え登山口につくと6時40分頃で明るくなってきました。そうしたら川崎NOの車が停まっておりました。準備して川崎の人に行かないのと言ったらスノーシューもかんじきも持ってきていないとのこと。つぼ足で登るようです。とても無理ででないかといいました。

私たちはまず登山口まで林道を歩きます。長い歩きです。登山口に着き記帳をすませましたら、昨年12月28日ナリユキさんが登ってから2名の方だけしか登っていませんでした。13日まで悪天が続いておりましたから。それでも2名の方が登っているのは凄いなと思いました。

登山口から、冬山分岐迄は急坂はありませんが、蟶山までの急登が辛かった。昨日濡れ雪が降ったようで10~20cm位新雪が積もっていました。ナリユキさんにルートとラッセルをして貰い登りますが、スノーシューが滑ったり、埋まったり、一歩ずつスノーシューを突き刺して進みます。又スノーシューに雪が乗っかり引き上げは重くて大変でした。これから最後の急坂までブナ、ダケカンバに雪が積もり一面ツリーのようでした。素晴らしい樹氷でした。

汗びっしょりになり何とか蟶山までたどり着きました。これからは緩やかな登りで写真撮りしながら徐々に高度を稼ぎますが、大峰分岐直下の最後の急坂にさしかかった所まで無風状態でした。白神岳も何か僅かガスがかかったようですが、それでもはっきり見えます。最後の急坂の途中で段々風が強く急に寒くなってきて着替えです。稜線にでたら結構な東風が吹いており、頬が冷たい。

頂上に辿りつきましたら一部の標識だけが頭を出しておりました。いつも一人の時はカメラを置いてタイマーで写真を撮るポールだけしか見えませんでした。

岩木山森吉山がはっきり見ました。

早々に降りて避難小屋の窓を開けようとしましたが凍って開きません。仕方がなく風よけをして急いでパンだけで飢えをしのぎ後は下で食べようと言うことで下山致しました。大峰分岐直下の急坂の下りは相当に注意しないと危険です。それと蟶山の急坂の下りも要注意です。

それにしてもブナ林の樹氷は何度言いますが最高にきれいでした。中々見られない光景で、この中を歩いて登った事に感謝です。それとナリユキさんにはラッセルばかりさせて申し訳ありませんでした。

苦しいときもありましたが、今日一日堪能した一日でした。これで月一の白神岳に登ることができました(累計18回)。さて2月の白神岳はどうなることでしょうか。

同行者のナリユキさんのブログはこちらです

 

01.13年01月14日 白神岳 冬山コース 登山口~頂上迄片道約6.5km位と思います。注意:林道の里程は含みません。

 

02.13年01月14日 白神岳 除雪もここまで。川崎NOの車。

 

03.13年01月14日 白神岳 林道から見える白神岳頂上とトイレ。

 

04.13年01月14日 白神岳 記帳所。

 

05.13年01月14日 白神岳 白神岳登山口。

 

06.13年01月14日 白神岳 冬山分岐の登り口にマーキングあり。

 

07.13年01月14日 白神岳 蟶山に向かって急坂をラッセルして行くナリユキさん。早いとてもついて行けない。

 

08.13年01月14日 白神岳 ブナの巨木に降り積もった雪。

 

09.13年01月14日 白神岳 ブナの枝に降り積もった雪。とてもきれい。

 

10.13年01月14日 白神岳 蟶山途中の雪庇。

 

11.13年01月14日 白神岳 ようやく蟶山頂上にたどり着く。標識もあと少しで埋まってしまう。

 

12.13年01月14日 白神岳 ブナの木に巻き付いたツルアジサイの枝にも雪。

 

13.13年01月14日 白神岳 このブナの木の下を登って行く。最高。

 

14.13年01月14日 白神岳 ブナ林の冬景色1。

 

15.13年01月14日 白神岳 風景だけ記録してもどのぐらい大きいものか理解しがたいのでナリユキさんを記録。ブナの木がどれぐらい大きいものかよく解ります。

 

16.13年01月14日 白神岳 ブナ林の冬景色2。

 

17.13年01月14日 白神岳 ブナ林の冬景色3。

 

18.13年01月14日 白神岳 私も撮って頂く。

 

19.13年01月14日 白神岳 ブナ林の冬景色4.

 

20.13年01月14日 白神岳 頂上付近のトイレ。

 

21.13年01月14日 白神岳 避難小屋は雪に殆ど埋まっているような状態。

 

22.13年01月14日 白神岳 頂上のいつもこの上に乗っけて写真を撮るポールです。

 

23.13年01月14日 白神岳 岩木山きれいでした。

 

24.13年01月14日 白神岳 遠くに見えるのが森吉山です。

 

25.13年01月14日 白神岳 岩木山をバックに記念写真。頂上はとにかく寒い。

 

26.13年01月14日 白神岳 白神遺産地域のブナ林ですが墨絵の世界です。又ブナは意外と少なく感じます。

 

怪我もなく無事終了です。ナリユキさんに感謝です。

 

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風の松原通信 13年01月13日

2013年01月13日 14時24分10秒 | Weblog

風の松原通信 13年01月13日

今日は久しぶりの暖気です。午前中に家の周囲の除雪です。これが又大変です。

大仕事です。幸いにして我が家には除雪機があり又雪の捨て場所があります。

私は腰が痛いので除雪機のおかげで大助かりです。

今日はちょっこと除雪が早く終了しましたので風の松原の入り口の果実等を記録してきました。

 

01.13年01月13日 イタチハギ イタチハギの果実をまだまだ沢山房のようにつけております。

 

02.13年01月13日 オニドコロ 果実はまだついていますが、中の種子は全部放出していました。

 

03.13年01月13日 サルトリイバラ 真っ赤に色づいたサルトリイバラの果実。幹の通りに沢山の果実がついていました。

 

04.13年01月13日 シロヤマブキ シロヤマブキの果実。果実は3~4個つきます。

 

 

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風の松原通信 13年01月10日

2013年01月12日 13時44分01秒 | Weblog

風の松原通信 13年01月10日 

風の松原内にある神社と塔のいわれを調べてみました。私も調べてみて初めて解る事だらけでした。風の松原内には3つの神社があり、塔が1個と、方角石が1個あります。これがすべてです。

 

大森稲荷神社:

祭神 住吉大神・稲荷大神・磯前大神・言代主神・豊受姫神・大名無遅大神(おおなむちのおおかみ)・琴平大神・小名彦大神  

沿革:

明治44年の神社帳によれば、元住吉と言われていたが、腐朽ののち廃社となっていた。現時元年(1864年)に藩主から再興を認められ、渡海船海上無難のため能代港町惣町で再建した。しかしその後も飛砂の被害がひどく、たびたびの修理もままならなかった。その頃八幡神社境内に里宮が仮寓していた。昭和38年に本社再建のの運動が実を結んで、里宮を現在地に移して奥宮として建てた。ところが昭和44に連続放火事件に見舞われ、消失してしまった。それを再建したのが現在の社殿である。本殿に当たる所ににはお室が安置されているが、もとは清助町の相沢家の稲荷神社にあったものという。相沢家は代々木材業に従事し、井坂直幹のもとで育てられ、後に秋木の社長にになった。現在も木材業関係者が多く氏子にとなっている。参考文献『能代市史 特別編 民俗編』より。

 

01.13年01月10日 まず一番初めには風の松原の入り口にある大森稲荷神社 の鳥居。です。この稲荷神社は風の松原内を散歩する人々が毎日参拝する場所にもなっております。親しまれた稲荷神社です。

 

02.13年01月10日 大森稲荷神社 境内。

 

03.13年01月10日 大森稲荷神社 参道脇の狛犬の頭に白い雪帽子。

 

04.13年01月10日 大森稲荷神社 社です。

 

05.13年01月10日 日和山太平山堂。

日和山太平山堂について。

太平山は秋田市の東にそびえる標高1170mのの高峰で、山頂の稜線は秋田市と南秋田、川辺町・北秋田市の境にになっている。古くから修験者達の道場として崇められてきた。太平は「おおだひら」とも「おいだら」とも言ったという。これは巨人伝説に言う「だいだら法師(ぼっち)に通じて、大力の三吉神の信仰を生み出していった。三吉は山鬼でもあり、大力もって悪鬼を亡ぼす、逆らえばとんでもない罰を受けるという。その三吉神が太平山信仰とと結んで、太平山三吉神となった。しその経緯については、いずれも伝説の域を出ないが、信仰する側の民衆は山岳の霊気と霊力を信じて、一心に祈り、登拝する事によって、疫病退散・家内安全・村内平安・五穀豊穣を求めたものといえる。その講中では太平山の石塔を立てたり、太平山神社として簡単な社堂を造って石塔や石像を納めているところもある。「太平山」という文字塔が多いのであるが、文字数が少ないこともあって、雄揮な文字が彫られている。能代八幡神社・日和山太平山堂・比八田八幡神社・鳥形熊野神社の「太平山」はとりわけ大きく彫りも深く見事である。文字も見所の一つである。参考文献『能代市史 特別編 民俗編』より。このように風の松原内にある、日和山太平山堂は秋田の太平山の三吉神と一緒のようです。現在は近くの下浜の人たちに守られています。

06.13年01月10日 日和山太平山堂明示版。

 

07.13年01月10日 日和山太平山堂ご神体。文献にあるように文字が凄い。

 

08.13年01月10日 日和山五輪塔(太平山堂のすぐ後ろにあります)。

 

12.13年01月10日 方角石説明文標識。市指定有形民族文化財。

 

10.13年01月10日 方角石。この方角石は太平山堂のすぐ目の前にあります。市指定有形民族文化財。

 

12.13年01月10日 方角石説明文標識。

 

13.13年01月10日 景林神社 参道の木々に薄っすら雪が降り積もり軽でした。この景林神社は能代公園の奥まった所にありこの周辺にはいろいろな木々があります。

景林神社:祭神 賀藤景林。 

沿革:

賀藤景林は文化2年(1805年)に木山方に任じられ、藩内の山林調査、植林の奨励に尽力した。能代ににもしばしば訪れ砂防林の造成に力を尽くした。能代浜の海岸は栗田定之丞の管轄ではなかったので、能代の木山方がその任に当たった。能代では越後屋太郎右衛門・越前屋久右衛門の砂防林造成や能代奉行配下の鈴木助七郎や白坂新九郎らの業績があったが、文化期になると、景林の指導が力となった。砂防林のみならず、藩内の秋田杉の保護育成にも功績があったので、景林没後に能代町民がはその遺徳を偲んで、嘉永3年(1850年)、樽子山(現能代北高校)に公徳碑を建てた。その後、碑の周辺に学校や住宅が建ち、不便となったので、昭和8年(1933年)、景林没後100年を記念して、碑を景林植栽の砂防林に近い現在地に移すとともに、社殿を建立した。社殿は瀟洒な趣があり松林中にあるにふさわしい。

参考文献『能代市史 特別編 民俗編』より  

 

14.13年01月10日 景林神社 社はこぢんまりしているが品格のある社である。

 

15.13年01月10日 景林神社 景林神社の扁額。

 

 

 

  

 

 

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風の松原通信 13年01月07日

2013年01月09日 08時21分40秒 | Weblog

風の松原通信 13年01月07日に記録したものです。

 

01.12年01月07日 オオバヤシャブシ 雪の上にオオバヤシャブシの種子が沢山散らばっています。凄い量です。

 

02.12年01月07日 コマユミ 赤い小さい果実がまだついています。よく見ないと解らない位です。

コマユミはこちら

 

03.12年01月07日 シンミズヒキ 冬季のシンミズヒキのそう果。

シンミズヒキはこちら

 

04.12年01月07日 ネズミモチ ネズミモチの果実です。昨年は豊作のようで殆どの木に果実が稔っていました。

ネズミモチはこちら

 

05.12年01月07日 マメガキ 実は熟していますが食べたら甘かったが、食べ終えてから口の中が渋くなってきました。

 

06.12年01月07日 兎の足跡に薄っすら雪が積もった状態です。風の松原内に沢山の兎がいるようです。足跡を結構見ます。

 

ここ2~3日は落ち着いた穏やかなお天気が続いています。

いつもこのようなお天気であればと思い願っているこのごろです。

 

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風の松原通信 13年01月02日 

2013年01月06日 08時12分06秒 | Weblog

風の松原通信 13年01月02日に記録したものです。

投稿日が昨日と日にちが逆になり間違ってしまいました。申し訳ありません。

13年01月107日:それとリンクが間違っていましたので訂正いたしました。

 

01.13年01月02日 イボタノキ イボタノキの果実がまだついていました。

 

02.13年01月02日 ガンクビソウ? ガンクビソウだと思いますが如何でしょうか。

 

03.13年01月02日 クモキリソウ クモキリソウの冬の菅です。中の種子は散布してしまいました。

クモキリソウの詳細はこちら

 

 

04.13年01月02日 スイカズラ 熟して水分が抜けてきている果実。でも雪に映えている緑の葉は鮮やかです。

スイカズラの詳細はこちら

 

05.13年01月02日 ツタウルシ ツタウルシの核果。私はどういう訳か触ってもかぶれません。

ツタウルシの詳細はこちら

 

 

06.13年01月02日 ネコヤナギ ネコヤナギの冬芽。焦点が合わないためバックは手袋です。

 

07.13年01月02日 ヒメアオキ ヒメアオキの葉の上にアオキの葉をのせて比較してみました。黄色の丸印がアオキの葉です。周囲の小さい葉がヒメアオキの葉です。

 

08.13年01月02日 ヤマウルシ 果実。春までこの果実がついていますのですぐに解ります。

 

09.13年01月02日 ハマナス ハマナスの果実もしおれてきていますが、雪に映えて赤が目立ちます。

ハマナスの詳細はこちら

 

 

10.番外編 13年01月02日 ヒイラギモチ これはいつも風の松原へ行くときに通る道の庭に真っ赤な果実がついて雪が覆いきれいなので記録しました。

 

11.番外編 13年01月02日 ヒイラギモチ ヒイラギモチの葉は長方形の形をしています。

 

 

 

 

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風の松原通信 13年01月03日

2013年01月05日 07時59分41秒 | Weblog

風の松原通信 13年01月03日に記録したものです。

 

01.13年01月03日 エゾノコリンゴ?それともヒメリンゴ? 真っ赤な果実を沢山つけています。お尻の所にヘタがあるのが特徴です。味は結構行けます。

 

02.13年01月03日 カキノキ 沢山の果実をつけています。熟してないのかまだ落ちてきません。

カキノキ詳細はこちら

 

 

3.13年01月03日 コヤブタバコ? コヤブタバコだろうと思うんですが間違いでしょうか。冬の姿です。

 

04.13年01月03日 セイヨウリンゴ? このリンゴは黄色です。これも美味しいです。エゾノコリンゴ?よりも大きいです。

 

05.13年01月03日 ミツデカエデ ミツデカエデの翼果はまだぶら下がっています。

 

06.13年01月03日 ヤマウコギ ヤマウコギの果実が沢山見られます。美味しく内のかどうか解りませんが鳥があまり食べないようです。

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風の松原通信 13年01月01日

2013年01月03日 08時05分53秒 | Weblog

風の松原通信

 

元旦に見た松原内の雪の中の植物です。これからこのような写真とか、風の松原内の記事とかを投稿いたします。今日は元旦散歩中に見たものです。

 

01、01.13年01月01日 風の松原 べースとなるサンウッドです。自転車の無料貸し出しと等を行って行っております。ガイドが必要であればこれも無料で案内してくれます。但し予約が必要と思います。サンウッド能代案内所いtel0185-52-3121です。

 

02.13年01月01日 風の松原 数々の100選ですが果たしてどうでしょうか?。皆さんのご意見を伺えればと思います。

 

03.13年01月01日 風の松原 針口ですですが、ここの他に稲荷神社と陸上競技場の3ヶ所ありますがここが通常の一般的な入り口です。

 

04.13年01月01日 風の松原内で見た植物です。ヤブコウジ 完全に雪の下になっておりましたがちゃんと赤い実はつけておりました。

 

05.13年01月01日 風の松原内で見た植物です。ガマズミに赤い実です。今の時期に沢山見られますがひときわ鮮やかですた。

ガマズミの詳細はこちら

 

06.13年01月01日 風の松原内で見た植物です。ちょっと変わっている黒松を見つけました。幹の途中から枝を伸ばしこんもりしています。こういうのは始めてみました。

 

07.13年01月01日 風の松原内で見た植物です。黒松ですが、幹の途中がこのような形になっています。ちょっと今まで見た事がありません。

 

08.13年01月01日 風の松原内で見た植物です。ムラサキシキブの果実のアップ写真です。まだついていました。きれいです。

ムサキシキブ

 

09.13年01月01日 風の松原内で見た植物です。アオツジラフジの果実ですがこの真冬にこのように果実が残っているは初めて見ました。

アオツジラフジの詳細はこちら

 

10.13年01月01日 風の松原内で見た植物です。アキグミの果実。美味しいです。

アキグミの詳細はこちら

 

 

これからも頑張って投稿いたしますので見てください。宜しくお願い致します。

 

 

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