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風の松原通信 常盤林道散策 13年03月31日

2013年03月31日 14時04分49秒 | Weblog

常盤林道散策 13年03月31日

今日は市内にある常盤林道を散策してきました。

林道は、林道起点から除雪がされていなくてスノーシューを履いての散策となります。この林道は総延長約10km弱翅果ありません。

朝は硬雪で締まっておりスノーシューがサクサクと音を立て気持ちがいい。カモシカの足跡があり、他の小動物の足跡は雪が硬くてついていませんでした。

後冬芽等を見ながら、能代市で一番高い山である、焼山の登山口まで行ってみる。丁度2時間かかりました。万歩計は11000歩でした。帰りも同じで2時間かかり計4時間で22000歩歩きました。

いささか疲れてしまいました。

でも冬芽を見ていると段々膨らんできているのが解ります。

春が足音を立てて近付いて来ているようです。

今日記録した写真のなかから。

 

01.13年03月31日 常磐林道 カモシカの足跡。

 

02.13年03月31日 常盤林道 サワシバ 果実をまだつけていた。

 

03.13年03月31日 常盤林道 シシガシラも雪の間から。

 

04.13年03月31日 常盤林道 ツララのカーテン。

 

05.13年03月31日 常盤林道 トチの冬芽も膨らんできました。

 

06.13年03月31日 常盤林道 トチの葉痕。

 

07.13年03月31日 常盤林道 ブナの巨樹。

 

08.13年03月31日 常盤林道 マンサク。

 

09.13年03月31日 常盤林道 マンサク2

 

10.13年03月31日 常盤林道 ヤシャブシの雄花。もの凄い量。

 

11.13年03月31日 常盤林道 ヤナギの芽も出てきました。

 

12.13年03月31日 常盤林道 何の繭でしょうか。

 

 

 

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ミチタネツケバナ(道種浸け花) (アブラナ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月29日 07時01分49秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、ミチタネツケバナは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た新種です

 

ミチタネツケバナ緒言:越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物。 茎は普通、直立し、下部には下向きの毛があるが、上部ではないのが普通。茎の上部には葉が少なく、下部に集まってつく。葉は羽状複生葉、小片は広楕円形で頂小片が大きく、頂小片は卵円形。果期にも根生葉が枯れない。茎、葉は無毛。総状花序を出し、白色で小形の花弁4枚の十字状花を開く。花弁の長さ2~3mm、雄しべが4個のものが多い。花柱は長さ0.3~1㎜。長角果は花茎に寄り添うように上向きにつく。花期は4~6月。同じ仲間のタネツケバナは果期には根生葉がなく、小葉は細長く、花弁が3~4㎜と大きい。

 

01.11年4月29日 ミチタネツケバナ 茎は普通、直立して成長する。果期にも根生葉が枯れない。

 

02.11年4月29日 ミチタネツケバナ 抜いてみた全体像です。茎の上部には葉が少なく、下部に集まってつく。

 

03.11年4月29日 ミチタネツケバナ 上部には葉が殆ど着かない。

 

04.11年4月29日 ミチタネツケバナ 根は分枝していないが根張りは非常に力強い。

 

05.11年4月29日 ミチタネツケバナ 茎は下部で赤褐色。上部で緑色をしている。茎は無毛。葉腋の所に白い毛が見えます。

 

06.11年4月29日 ミチタネツケバナ 茎の断面ですが何と表現すればいいのでしょうか。三角形の形をしています。

 

07.11年4月29日 ミチタネツケバナ 葉は羽状複生葉、小片は広楕円形で頂小片が大きく、頂小片は卵円形。

 

08.11年4月29日 ミチタネツケバナ 小葉は広惰円形、柄があり、頂葉が最も大きい。これは葉の表側ですが毛があるのが判ります。

 

09.11年4月29日 ミチタネツケバナ 葉の表面に白い針のような毛が散生しています。まるでサボテンのようです。

 

10.11年4月29日 ミチタネツケバナ 葉の裏面ですが無毛です。

 

11.11年4月29日 ミチタネツケバナ 長角果。

 

12.11年4月29日 ミチタネツケバナ 長角果の拡大ですが毛が散生しています。角果は2心皮。2室よりなる果実で、熟すと果皮が下方から縦に裂け中央に薄い隔膜を残す。ゲンノショウコの御輿みたいになることです。

 

13.11年4月29日 ミチタネツケバナ 花弁4個。雄しべ4個で花糸は白色です。雌しべが中央にあり花柱は緑色をしています。

 

14.11年4月29日 ミチタネツケバナ 花の裏側ですが萼片4個です。萼片の縁がやや白っぽく見えます。

 

15.12年06月21日 ミチタネツケバナ 種子。カタツムリのように見えます。楕円形で薄平たいものです。

 

16.12年02月10日 ミチタネツケバナ比較

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:原色野草図鑑 保育社 長田武正。松江の花図鑑・三河の野草HP

 

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ミヤコワスレ(都忘れ) (キク科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月26日 13時01分36秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、ミヤコワスレは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た新種です

 

ミヤコワスレ緒言:多年草又は一、二年草の種もあるようです(栽培品種です)。

耐寒性がある。

山地の陰地に育ち、20~50cm花の色は青紫、青、淡紅、白など多くの改良品種がある。ミヤマヨメナより舌状花の花冠が幅広い。5~6月。

根出葉は長楕円形で葉柄があり、上部の葉も長楕円形で葉柄が短くなっていきます。いずれも鋸歯があり、葉は互生しています。

花は散房花序に花を咲かせ、側枝の先端に単生する。筒状花は両性。舌状花の花色は、野生種のミヤマヨメナは白~青紫色等があるようですが、園芸品種のミヤコワスレは、白・紫・桃・青紫色等があるようです。

筒状花ともに稔性《稔性とは:受粉して種子ができることを、「稔性がある」といいます。また、種のできやすさを相対的に表わす表現として使われることもあり、「高い」「低い」と表わされることもあります。「稔性が高い」と種がたくさんとれるということになります。「不稔性」はその逆で、種ができないこと。》がます。

花が終わった後に根出葉の葉腋から吸枝《吸枝とは:匍匐枝の一種。直立する茎の基部に生じ、地中を横に伸びて各所から根が出、先端の芽は普通は休眠芽にならずに生長する。キクの地中に発生する枝は吸枝である。》と呼ばれるロゼット状の側枝《側枝とは:植物の中心となる主幹や主枝(しゅし)から、側方に出る枝のこと。》が発生します。

種間交雑しやすく分類や同定が難しいと言われています。日本で昔から栽培され、親しまれてきた。基部が木状の種もあるようです。

和名の由来は、承久の乱にて佐渡に流された順徳天皇がこの花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとされ、この由来によって花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」などといわれる。

 

01.11年06月10日 ミヤコワスレ 風の松原内では始めてみますが、調べてみると園芸種とのことでどこから逃げてきたものやら。風の松原内では松の脇でやや湿った一日中日があたらない日陰地で咲いています。よくこんなところで生育していると思います。花は(頭状花序)側枝の先端に単生する。

 

02.11年06月10日 ミヤコワスレ 株状になっているものを1本だけ株分けてしたものです。葉は互生しています。

 

03.11年06月10日 ミヤコワスレ 茎は緑色で無毛です。茎の最下部は木質化しています。

 

04.11年06月10日 ミヤコワスレ 茎の断面ですが、茎は硬く稜があり楕円形に見えいます。

 

05.11年06月10日 ミヤコワスレ 根ですが大きくて相当に強い根張りがあります。

 

06.11年06月10日 ミヤコワスレ 茎は多少曲がりながら伸びているようです。葉は互生。

 

07.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉の形ですが、長楕円形です。左側から下部の葉で右側にいけば上部の葉になります。下部の葉の葉柄は長く翼があり、上に行くほど丙が短くなります。

 

08.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉の表側に毛があります。

 

09.11年06月10日 ミヤコワスレ 鋭い鋸歯があります。

 

10.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉先は漸鋭尖形。

 

11.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉柄ですが翼があります。基部は楔形です。

 

12.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉の裏側は無毛です。

 

13.11年06月10日 ミヤコワスレ 花(頭状花序)は側枝の先端に単生してつけます。

 

14.11年06月10日 ミヤコワスレ この個体の花の色は紫色でした。舌状花は13個のようです。

 

15.11年06月10日 ミヤコワスレ 花を横から。

 

16.11年06月10日 ミヤコワスレ 萼筒部。

 

17.11年06月10日 ミヤコワスレ 総苞片。

 

18.11年06月10日 ミヤコワスレ 舌状花は長楕円形で先は鈍頭。

 

19.11年06月10日 ミヤコワスレ 筒状花。

 

20.11年06月10日 ミヤコワスレ 筒状花から柱頭が出ている。

 

21.11年06月10日 ミヤコワスレ 筒状花を半分に切断したものです。

 

22.11年06月10日 ミヤコワスレ 1個の筒状花。

 

23.11年09月12日 ミヤコワスレ 冠毛はとうとう見られなかった。種子と思われます。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します

 

 

 

 

 

 

 

 

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風の松原通信 13年03月24日 マンサク観察会

2013年03月24日 20時32分04秒 | Weblog

13年03月24日 ルーペの会 八森御所の台 マンサクの観察会参加

今日はルーペの会 八森御所の台マンサクの観察会に参加しました。観察会は会員の方も含めて25名の参加者でした。大変盛況でした。観桜会の時に一来ていますが上にまで上がったのは初めてです。中々いいところです。今日はお天気もまずまずで、寒くもなく穏やかな観察日でした。マンサクの花を観察する会ですが、木々の冬芽とか熊の爪痕も見られて最高でした。観察するところはまだ残雪も残っており、足も雪に埋まってしまい難儀するところもありましたが本当にマンサクが満開で最高でした。やはり北国にも春が確実に来ている感じを受けました。会の皆さんに感謝です。

 

00.25日地元紙である北羽新聞に昨日のルーペの会、マンサク他の自然観察会 の記事が掲載されましたので追加投稿いたします。

 

01.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 ハタハタ館駐車場で開会式。総勢25名。

 

02.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 熊の爪痕。

 

03.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 エゾイタヤの樹液。なめてみたが甘くはなかった。

 

04.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 指導員の方からお話を伺う。

 

05.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 残雪の中を歩く。

 

06.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 ツノハシバミの雄しべです。雌しべはまだ咲いておりませんでした。

 

07.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 ツルアジサイの冬芽。

 

08.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 ツルアジサイ葉痕はV字形をしており維管束5個が見えます。

 

09.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 ブナの芽。大分大きくなってきた。

 

10.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 どういう訳かこのような鐘が3ヶ所ありました。

 

11.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 ミズナラの殻斗ですが、下に沢山落ちており発芽をしていました。

 

12.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 いよいよマンサクが見えてきました。満開です。

 

13.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 シナマンサク どれもこれもきれい。

 

14.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 ニシキマンサク。

 

15.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 アカバナマンサク。始めてみましたきれい。

 

16.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 マンサクを観察する方です。大変嬉しそう。

 

17.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 アブラチャンの花芽。

 

18.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 リョウブの果実でしょうか?。

 

19.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 シナノキ冬芽。

 

20.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 クロサンショウウオの卵。

 

21.13年03月24日 御所の台マンサク観察会 閉架式。

 

今日はありがとう御座いました。感謝です。

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ミヤコグサ(都草) (マメ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月22日 07時11分32秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ミヤコグサ緒言:多年草。

名前の由来は京都の多かった事によるようです。花の形が烏帽子に似ているので烏帽子草とも言う。

道ばたや芝地などに生え、茎は地面を這って広がり、長さ15~35cmにになる。葉とともにほとんど毛がない。

葉は三出複葉。5個の小葉があるようにも見えるが、基部の2枚は托葉。小葉は倒卵状楕円形で、長さ0.6~1.3cmで幅3~8mmです。

ミヤコグサの花は散状につく。葉の脇(葉腋)に花柄をだし、鮮やかな黄色の花が、長さ1~1.6cmの蝶形の花を1~3個つける。

花序の基部には3個の総苞がある。蝶形花では、2枚の竜骨弁は合着して筒状になり、ここに雄しべや雌しべが収納され花粉が溜まる仕組みになっている。このままでは花粉を昆虫に委ねることができないが、竜骨弁の先端に穴があり、昆虫の動きが刺激となり、この穴から花粉が押し出されてくる仕組みになっている。この時期の雌しべは受粉能力がなく、花粉がでたあと筒の外に伸びて、柱頭がこすられると受精できるようになるという。

豆果は、2~3.5㎝で熟すと捻れて2裂し、はじけて黒い種子を散布する。

 

01.10年06月02日 ミヤコグサ 一つの株から何本もの茎が放射状に広がる。茎はふつう地表をはい、裸地状の場所ではそれが顕著になる。 草ヤブでは他種と競合するため、茎は斜上し、より高く伸びようとする。茎は地面を這い、葉とともにほとんど毛がない。

 

02.10年06月02日 ミヤコグサ 1本の茎を引き抜いてみましたが地を這ってそれから伸び上がります。根は相当の力を持っておりなかなか引き抜けない。葉は茎に互生し、葉腋から分枝する。

 

03.10年06月02日 ミヤコグサ 下部の茎は赤褐色で無毛。

 

04.10年06月02日 ミヤコグサ 上部の茎は緑色で無毛。 茎は稜があり、葉とともにほとんど無毛、粉白色を帯びる。

 

05.10年06月02日 ミヤコグサ 葉は奇数羽状複葉で無柄、基部に微小な托葉がある。

 

06.10年06月02日 葉は3出複葉で、葉の表がですが無毛で全縁です。

 

07.10年06月02日 葉の裏側ですが無毛です。葉柄も無毛です。

 

08.10年06月02日 ミヤコグサ 茎頂のごく短い総状花序に1~4花が螺旋状につき、見た目には輪生しているように見える。花は1~3個つきます。

 

09.09年06月12日 ミヤコグサ 黄色の蝶形花。

 

10.10年06月02日 ミヤコグサ 萼は5個。文献よると軟毛があるとの事ですがよく見ると僅かですがあるようです。

 

11.10年06月02日 ミヤコグサ 翼弁とってみた写真です。雄しべが8個ぐらいです。雌しべは緑色で葯の無いのがそうだと思います。

 

12.11年08月04日 ミヤコグサ 沢山の豆果をつけていました。豆果は線形で、長さ2~3.5cm、熟すと2片に裂け、20個内外の種子を入れる。

 

13.11年08月13日 ミヤコグサ 豆果。

 

14.11年08月13日 ミヤコグサ 豆果の中に入っていた種子。種子は茶色でダンシャクイモの形に似ている。

 

15.10年06月21日 ミヤコグサ ミヤコグサとセイヨウミヤコグサの葉の大きさの違い。セイヨウミヤキグサの葉が小さい。

 

16.10年06月25日 ミヤコグサ ミヤコグサは1~3個の花をつける。セイヨウミヤコグサは5個位の花をつける。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花 著者 林弥栄 山と渓谷社

 

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ミミナグサ(耳菜草) (ナデシコ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月19日 06時12分44秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ミミナグサ緒言:越年草。

茎は下部から枝分かれし高さ15~30cm。しばしば暗紫色に染まり毛が多く、上部には腺毛が少し混じる。

葉は長さ1~4cmで対生し、卵形~長楕円状披針形で、暗緑色で両面とも毛がある。

花は白色で花柄5~14mmで萼より長く、萼片5、花弁5個。雄しべ10個で、雌しべは5花柱を持つ雌しべ1個からなる。

萼片は長さ4~5mmで花弁はほぼ同長で先が2裂する。

果実は8mmで熟すと10裂し多くの種合いを吐く。花期は春。

よく似たオランダミミナグサは小花柄が短く、ほとんど茎に接して咲く。

 

01.11年05月23日 ミミナグサ 風の松原内で生育している立ち姿です。高さは13cm位で株状に茎が伸びています。花は比較的大きな集散花序につく。

 

02.11年05月23日 ミミナグサ 生育状況がちょっと解らないので下に方眼紙を敷き写真を撮ってみました。

 

03.11年05月23日 ミミナグサ 株状に生育しており5本の茎が立ち上がっている。茎の真ん中より下側が赤みを帯びる。上部茎も多少赤みを帯びる緑色。葉は対生です。花柄が長くオランダミミナグサは花柄がほとんど無い。

 

04.11年05月23日 ミミナグサ 根は細く深く入っているようには感じられませんでしたが、意外と根張りがあります。

 

05.11年05月23日 ミミナグサ 下部の茎は赤みを帯びていて毛が密生している。

 

07.10年05月06日 ミミナグサ 下部の茎は暗紫色で毛があります。文献には腺毛も少し混じっているようです。

 

08.11年05月23日 ミミナグサ 茎の芯は中空で少し楕円形の形をしています。白い線の様なものは維管束でしょうか?。

 

09.10年05月06日 ミミナグサ 葉は対生で葉は茎に抱いています。

 

10.11年05月23日 ミミナグサ 葉は卵形~長楕円形です。葉の表側です。左から右に、下から上につく葉の状態です。

 

11.12年06月14日 ミミナグサ 標準的な葉。

 

12.11年05月23日 ミミナグサ 葉の表側表面に毛があります。

 

13.11年05月23日 ミミナグサ 葉の縁には鋸歯はないが、縁にまで毛がある。

 

14.11年05月23日 ミミナグサ 葉の基部は柄が無く茎に抱いているようです。基部は円形。

 

15.11年05月23日 ミミナグサ 葉の先は鋭頭。

 

16.11年05月23日 ミミナグサ 葉の裏側にも毛があります。

 

17.11年05月23日 ミミナグサ 花は集散花序につく。花柄が長いのが解ります。

 

18.10年05月06日 ミミナグサ ミミナグサは萼辺と花弁の長さがほとんど同じで花が閉じたとき花弁が隠れる。オランダミミナグサは萼片が短いので花弁がはみ出る。矢印は若い果実です。

 

19.12年06月14日 ミミナグサ 果柄や萼に腺毛が多い。

 

20.10年05月06日 ミミナグサ 花弁は5個で、倒披針形で先端は2浅裂する。萼片も5個。2浅裂が同定のカギとなりました。雌しべ5個。開花直前には粘液球をたっぷり付けた腺毛があり粘液を出して糸を引いています

 

21.12年06月14日 ミミナグサ 花弁は萼片と大体同長。

 

22.12年06月14日 ミミナグサ オランダミミナグサは花弁の基部に毛があるようですが、ミミナグサの花弁基部には毛がありません。花弁の先は深裂しています。

 

23.11年05月23日 ミミナグサ 雄しべ花糸白く少し毛があるように見えます。

 

24.11年05月23日 ミミナグサ 上から見たものです。雄しべ10個。雌しべ花柱5個です。

 

25.11年05月23日 ミミナグサ 子房は緑色で無毛です。雄しべ花糸の下部に毛があるように見えます?。

 

26.12年06月14日 ミミナグサ 花の作りです。子房に種子のようなブツブツがありますが、これが種子になるのでしょうか?。

 

27.12年06月14日 ミミナグサ 萼片5個で腺毛が混じる。

 

28.12年06月14日 ミミナグサ 萼片の長さは4~5mm位で披針形。

 

29.12年06月14日 ミミナグサ 果実は先端が10裂、裂ける頃には萼の2倍程度に長くなる。

 

30.12年06月14日 ミミナグサ オランダミミナグサに比較して種子が明らかに大きいようです。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・原色野草図鑑 著者 長田武政  保育社

 

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白神山地自然観察会 藤里町真名子 13年03月17日

2013年03月18日 08時04分55秒 | Weblog

13年03月17日 白神山地自然観察会 開催地 藤里町真名子水沼周辺 「早春雪上トレッキング」。 白神遺産センター活動協議会主催に参加して。

 

今日は昨夜からの荒れ模様様のお天気がウソのように晴れ渡り最高。でも風は冷たかった。

8時半白神遺産センターに集合し今日のメーンガイドである斉藤さんからいろいろ説明を受ける。私はカンジキ体験で散策することは知りませんでしたが、車には恒に積んでありますので私はマイカンジキで。他の人たちはセンターのワカンを借りて散策することになりました。

参加者は14名です。東京方面から2名の方と秋田市から結構きていました。

車で移動して真名子までいき、ここからいよいよトレッキングの開始です。最初に雪の中の棚田を散策して、今回初めてサワラとクロベの違いが解りました。サワラは地元の人が山から採取して植えたようです。今では凄い大木になっています。こんな大きなサワラを見たのは初めてです。

棚田を回って林道を歩き、斉藤さんのお話では昨年の日照りでも、又過去に水が枯れたことの無い沢、「水無の水」の沢で休憩です。この水を湧かしてティータイムです。この寒いときでも水温9℃で今の時期にしては暖かく感じられました。夏だと相当に冷たくて気持ちのよい水だろうと思います。又まろやかさが感じられまれした。非常に美味しい水でした。

これから一寸行くとハウチワ等がもう少しで咲きそうです。

水沼の一寸手前から山歩きです。他の人は一寸きついかもしれない。熊の爪痕とかた、熊の棚田、キツツキの補虫の後とか兎、猿、カモシカに食べられた木などを観察しながら、途中の風の当たらない所で三々五々楽しい昼食。

後又登ります。一番高いところで田代岳烏帽子岳が見ますが、皆さんには田代岳の社が見える様ですが私の目では見えませんでした。これからは水沼に向かって下り一方です。

水沼周辺にがあったようですが、そこの社に参拝して、管江真澄の歩いたと思われる道を辿りながら又林道に降りて駐車場まで無事たどり着きました。

やはり今年は雪が多いです水沼も白一色でした。帰りは 峨瓏(がろう)の滝を見て帰りました。今日一日山と又違った楽しみ方ができました。斉藤さん又役場の若い方に感謝です。ありがとう御座います。

 

01.13年03月18日 北羽新聞掲載 「カンジキ自然観察会」

 

02.白神遺産センター。集合場所。

 

03.白神遺産センター内にあるツキノワグマの展示。

 

04.白神山地自然観察会 斉藤ガイドの説明。

 

05.白神山地自然観察会 棚田の説明。ボランテア募集中とのこと。藤里町にお聞きしてください。

 

06.白神山地自然観察会 山鳥の足跡。矢印の方向に進むようです。

 

07.白神山地自然観察会 木の表皮が、いろいろな動物に食べられた被害を受けた木のあとです。

 

08.白神山地自然観察会 何のキツツキが開けた穴でしょうか。よく虫を見つけるものです。

 

09.白神山地自然観察会 林道脇にある水無の水」の沢です。

 

10.白神山地自然観察会 この水でお湯を沸かしてティータイムです。水も最高まろやかで美味しかった。もちろんティーも。

 

11.白神山地自然観察会 雪崩れた所を行きます。

 

12.白神山地自然観察会 ハウチワの花芽。 

 

13.白神山地自然観察会 逆さつらら。

 

14.白神山地自然観察会 つららの表面。

 

15.白神山地自然観察会 ブナに登ったときの熊の爪痕。

 

16.白神山地自然観察会 熊棚。私は初めて見ました。

 

17.白神山地自然観察会 山の中腹の風の当たらない所で昼食風景。ここでもさっきくんできた水でみんなにお茶を配る。美味しい。

 

18.白神山地自然観察会 神社も深い雪の中。

 

19.白神山地自然観察会 水沼のほとりにある管江真澄の歌碑がこの標識の隣にあるんですが雪で見えませんでした。

 

20.白神山地自然観察会 水沼はまだまだ深い雪に覆われていました。

 

21.白神山地自然観察会 峨瓏の滝。

 

今日はゆっくりとトレッキングでした。感謝。

 

 

 

 

 

 

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ミドリハコベ(緑繁縷) (ナデシコ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月15日 07時27分33秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

ミドリハコベ=ハコベ(先人調査ではミドリハコベの名前で掲載しているのでこれで掲載致します)。

 

ミドリハコベ緒言:越年草。

北海道~九州の道ばたなどに生える。高さは10~30cm。

茎には片側に1列に並んで毛が生える。

葉は対生し、卵円形又は卵形で長さ1~2cm、全縁で両面とも無毛。上部の葉は無柄。

花は白色、花弁は10弁花のように見えるが、実は5個で2深裂する。雄しべは4~10個。花柱が3本。萼片には腺毛があり、其の萼片より花弁が短い。

さく果は卵形で6裂する。種子にはとがった突起がある。別名ハコベ。ミドリハコベの同定のカギは、雌しべの先端が3分岐している。茎が緑色(茶色っぽくない)、雄しべが6本以上ある、この3点からミドリハコベと思われます。花期は3~9月。

よく似たものにコハコベがあり、茎が暗紫色を帯びる。雄しべは1~7個のものが多く、種子の突起は低くてとがらない。

また、ウシハコベは花柱が5本ある。果の果皮は先が6裂する。種子は円盤形で、周囲に三角状のとがった突起がある。

 

01.11年05月07日 ミドリハコベ 日当たりのいい、道路端に群生しています。

 

02.11年05月05日 ミドリハコベ  ミドリハコベを真上から記録。

 

03.11年05月05日 ミドリハコベ 丈は15cm位です。根は横に這い次から次と生育していっているようです。葉は対生です。

 

04.11年05月05日 ミドリハコベ 根は横にも這い生育している。

 

05.11年05月05日 ミドリハコベ 根は意外と長く13cm位あり上背そんなに変わりません。根張り根が細いようですが意外に相当にあります。

 

06.11年05月05日 ミドリハコベ 茎に毛があります。薄緑色~多少赤みがかっています。

 

07.11年05月05日 ミドリハコベ 茎の切断面ですが、大体真円です。芯は中空です。

 

08.11年05月05日 ミドリハコベ 葉の表側です。左から、右に、下の葉から上の葉に行きます。下の葉は葉柄があり上に行けば葉は茎に抱きます。先は尖り、縁は波を打ち、基部は鈍形からくさび形まで様々です。

 

09.11年05月05日 ミドリハコベ 葉の裏側です。左から、下の葉から上の葉に行きます。これは裏側の葉です。

 

10.11年05月05日 ミドリハコベ 葉の表面ですが無毛です。

 

11.11年05月05日 ミドリハコベ 表側の葉の縁ですが鋸歯はありませんが、葉が波を打っています。

 

12.11年05月05日 ミドリハコベ 葉柄に僅かであるが毛がある。

 

13.11年05月05日 ミドリハコベ 葉の裏側です。主脈は浮きでており基部付近の主脈に僅かですが毛があります。他は毛がありません。基部は円形です。

 

14.11年05月07日 ミドリハコベ 花の全体像。

 

15.11年05月07日 ミドリハコベ 雄しべ10個ある。雌しべ1個、雌しべの先端が3分岐している。花の全体像。

 

16.11年05月05日 ミドリハコベ 花柄に毛があります。

 

17.11年05月05日 ミドリハコベ 萼5個で毛が多くあります。

 

18.11年05月05日 ミドリハコベ 萼の縁の毛ですが意外と長いです。

 

19.11年05月05日 ミドリハコベ 花弁を取り除いてみた花の造りですが、子房が非常に大きいのが特徴と思います。雄しべ6本位に見えます。花糸は無毛です。雌しべ花柱は毛がありそうですが私のカメラではここまでです。

 

20.11年05月31日 ミドリハコベ 種子は円盤形で、周囲に三角状のとがった突起がある。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花 著者 林弥栄 山と渓谷社

 

 

 

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風の松原通信 風の松原の植物調査 北羽新聞に掲載 13年3月11日

2013年03月13日 07時40分53秒 | Weblog

13年3月11日 風の松原通信 風の松原の植物調査 北羽新聞に掲載

風の松原内の植物調査記録を散り上げていただきました。本当に新聞社の方にはお礼申し上げます。

新聞の記事の通りですが、私のブログにはまだまだ間違いとか、不足の調査があります。これかも加筆を加えて行きますが、何せ植物と写真に関してはドシロウトですので勘弁してください。又記録写真も年で目が悪く、ボケ写真ばかりで申し訳ありません。

今回の記事に関しては「風の松原通信 標本作り 13年02月09日にアップしているように、『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』調査にたずさわった、ルーペの会長でもある佐藤さんがそのときの標本を持っていたからです。

でもその標本が、新聞紙に整理されただけで、きちんと整理しようと言うことで始めたのが新聞に取り上げられました。そのときの話の中でいろいろ話をしている内に記者さんが興味を示してくれたのだろうと思います。北羽新聞さんも自然環境に力を入れ、風の松原内の事、白神遺産地域の事等にいろいろ力を入れています。

我々「風の松原に守られる人々の会の人々」も感謝です。これからもブログからホームページにして見やすくしたいと思っていますがいつの事になるでしょうか。何とか頑張ってやり遂げたい気持ちです。

能代は風の街です。このクロマツがなかったらどうなるのか心配です。風と飛砂からと津波からも守ってくれる大切なマツです。

私としては小さい頃の思い出として残っている純林がふさわしいと思っていますが、いろいろ意見が分かれる所ですが、でも何としてクロマツだけは残していきたいと思っております。

昨年はクロマツが植林されて300年を向かえていろいろ行事が行われました。皆さんも今後ともご協力下さるように御願い致します。

まず風の松原のなかをゴミだけはまず無くそうではありませんか。

又風の松原内で私を見たら気軽に声をかけていただければと思います。でも何としても守りたいのはクロマツです。

追「風の松原に守られる人々の会」では会員を募集しています。できるだけ多くの人に参加していただきたいと思っておりますので宜しく御願い致します。風の松原に守られる人々の会事務局  能代市大手町3-38 成田憲太郎方 TEL0185-52-6313 ですので宜しく御願い致します。

 

01.13年03月11日 北羽新聞記事  

 

02.13年03月01日 入会案内

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

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ミツバアケビ (三葉木通) (アケビ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月12日 07時21分30秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ミツバアケビ緒言:雌雄同株。落葉ツル性。

山野に生え、ツルは他の木などに巻き付く。ツルは右巻き。古いツルには短枝が発達する。樹皮は灰黒褐色。円形の皮目がある。

葉は互生で、古いツルでは短枝に集まってつく。3出複葉で長い葉柄がある。葉柄の長さは2~14cm。小葉は長さ2~6cm、幅1.5~4cmの卵形叉は広卵形で、縁に波状の大きな鋸歯ある。基部は心形または円形、先端は凹形。葉は両面とも無毛で、質は硬く、しっかりとしている。時に葉は越冬する。

4~5月、葉の間から総状花序が斜めに垂れ下がり、濃紫色の花を開く。花には花弁がなく、花弁状の萼片が3個ある。花序の先端には雄花が10数個つき、径4~5ミリと小さい。

雄しべはふつう6個ずつ。雄しべの基部には、やはり3個の萼片がある。基部側に大型の雌花が1~3個つく。

雌花は径約1.5cm、花柄は長さ2~4cm、円柱形の雌しべが3~6個とばらつきがある。花弁はなく、3個の萼片が花弁状に平開する。柱頭はかなり粘つく。

果実は液果で、長さ約10cmの長楕円形で、10月頃熟すと紫色を帯び、縦に裂ける。種子は黒褐色。

冬芽は長さ2~4mmの卵形。芽鱗は12~16個ある。葉痕は半円形。

 

01.08年10月19日 ミツバアケビ 葉は互生で、枝先に束生状につく。マツに絡んで生長しているミツバアケビ。

 

02.11年05月12日 ミツバアケビ 樹皮は茶色に見える。縦に筋が入っているように見えるが、これが皮目のためだと思います。円形の皮目があると文献にありますがこの個体は楕円形の皮目。

 

03.11年05月12日 ミツバアケビ ツルは真円。

 

04.11年05月12日 ミツバアケビ この個体のツルは左巻きです。

 

05.11年05月12日 ミツバアケビ 3出複葉。

 

06.08年10月19日 ミツバアケビ 葉は3出複葉で、縁に波状の不規則な鋸歯がある。小葉は卵形叉は広卵形で、葉表無毛。長い柄がある。質は硬く、しっかりとしている。

 

07.08年10月19日 ミツバアケビ 葉の裏無毛で脈が浮きでる。

 

08.11年05月12日 ミツバアケビ 包葉。

 

09.09年05月06日 ミツバアケビ 沢山の花をつけたミツバアケビ。葉腋から総状花序を垂れ下げる。花軸は長い。基部に近い方に1~3個の雌花、先端に多数の雄花をつける。

 

10.11年05月12日 ミツバアケビ 葉腋から花芽を出す。

 

11.09年10月19日 ミツバアケビ 基部に近い方に1~3個の雌花、先端に多数の雄花をつける。

 

12.11年05月11日 ミツバアケビ 雌花。花弁はなく、3個の萼片が花弁状に平開する。雌しべの数は3~6個とばらつきがある。この個体は4個。柱頭はかなり粘つく。

 

13.11年05月11日 ミツバアケビ 雌花序の裏側。萼片はなし。

 

14.11年05月11日 ミツバアケビ 雄花。球状に集まる。雄しべはふつう6個ずつ。雄しべの基部には、やはり3個の萼片がある。

 

15.11年05月11日 ミツバアケビ 雄花ですが、雄しべはふつう6個あります。雄しべを取り除いてみますと、雄花の中央部に雌しべの痕跡のようなものらしい突起物があります。それと雄花のは3個の萼片があります。木々@岸和田HP参考

 

16.11年10月12日 ミツバアケビ 大きな口を開けた熟した果実。

 

17.11年09月29日 熟した果実の果肉から種子が見える。

 

18.11年10月04日 ミツバアケビ 種子。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花離弁② 著者 太田和夫・勝山輝男・高橋秀男  山と渓谷社

 

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白神岳 1232.0m 冬山コース 里程約19km 単独 13年03月08日

2013年03月08日 19時40分17秒 | Weblog

13年03月08日 白神岳 1232.0m 冬山コース 里程約19km 単独。

月に一度は登ろうと頑張っています。

今日は白神岳は20回目の登山になります。

今回は月末になると何やかんやで忙しくなりそうなのでお天気を見計らって出かけました。

5時45分頃前回よりやや上にある白神山荘の所まで行けました。そうしたら前にも何回かお会いした、埼玉のプロカメラマンの布施川さんがおりまして写真の器材とか、食料とか寝泊まりするものの荷揚げの準備をしていました。この方は白神山地の写真を撮っている方です。

それで私の車を前に停めていただき、私が先に行きます。まず林道歩きです。新雪は積もっておらず朝まだ早いため硬雪でサクサク感があり最高です。

前回と違い意外と早く登山口に到着です。ここで記帳をすませいよいよ登山開始です。

お天気もいいようです。冬山コース分岐~蟶山迄の急登です。前回と違って硬雪で締まっており滑ることもなく登りやすい。何とかマテ山頂上着。ここら辺りからお天気がなんか怪しくなってきた。

頂上を目指して進むが段々風が強くなってきて、着替えて歩きます。少しずつ春の兆しである根回り雪とかが見えてきています。又木々の芽も膨らんできております。でも今年の積雪は多い。

最後の急登から段々風が強くなってくる。この急登を乗り越え大峰分岐にたどり着く。

ここからはもの凄い風が吹き荒れて吹き飛ばされそう。又鼻水も風で持って行かれてしまう。

何とか頂上に向かうが、その途中でクレバスに片足を落としてしたたか急所を打ち息もできない位でした。両足でなくて良かった。両足で落ちていたら助からなかった。幸い落ちたところ狭い所で良かった。もっと広いところがあり、ここ二に落ちたらヤバイ。

そうこうしている内に頂上にたどり着いたが、あまりの強風とガスが出てきて辺り一面何も見えず。ホワイトアウトの状態。すぐに下山。トレースを辿り又クレバスに落ちないように注意しながら下山するが、大峰分岐からの急坂は幸いにマーキングもしたし前のマーキングもあり、これを頼りに急登を下山。何とかガスの晴れ間が出てきて助かった。本当に焦って怖かった。このような経験は過去に2度ありました。

後は一目さんにマテ山を目指していたら、マテ山の一寸手前で布施川さんと合いクレバスに要注意を申し送り別れた。

後マテ山に着き着替えをして昼食のパンを食べながら下山。雪も腐れかけておりスノーシューが重い。

登山口についたら白神岳の登山案内板を直していました。この人達が重機を持ってきているので道路の除雪してくれるように頼んだらNGでした。

今日も27000歩強歩きましたが02月27日のようには疲れませんでした。やはり雪のあるなしと、雪質のせいでしょうか。

でも怪我もなく3月の月一の登山も終了することができました。感謝です。

登山時間:林道歩き37分。登山口から頂上まで3時間38分。登り時間合計4時間15分。

下り時間:2時間44分。

登山時間総計7時間丁度でした。

前月2月27日は10時間でしたが雪の関係で3時間も違ってくるんですね。自分でもびっくりです。

 

01.13年03月08日 白神岳 白神山荘に駐車。ここが今日の出発点。

 

02.13年03月08日 白神岳 白神山荘に駐車。写真家の布施川さんと私の車だけです。今日の登山者2名だけ。

 

03.13年03月08日 白神岳 林道から見えるいつもの白神岳とトイレ。

 

04.13年03月08日 白神岳 登山口の記帳所。

 

05.13年03月08日 白神岳 登山口。

 

06.13年03月08日 白神岳 夫婦ダケカンバ。

 

07.13年03月08日 白神岳 ブナの果実は沢山落ちています。

 

08.13年03月08日 白神岳 ブナの種子。果実を割ってみた。

 

09.13年03月08日 白神岳 ブナの芽も膨らんできました。春が待ち遠しい。

 

0.13年03月08日 白神岳 ブナの巨木。

 

11.13年03月08日 白神岳 大峰分岐から見た向白神岳。この後に大変な事が起きてしまいます。

 

12.13年03月08日 白神岳 頂上手前のシュカブラ。

 

13.13年03月08日 白神岳 大峰分岐~トイレの間にあるクレバス。長くて大きい。写真で見ると小さいように見えますが意外と長く深く幅が広い。皆さん注意してください。

 

14.13年03月08日 白神岳 トイレ付近の雪庇。

 

15.13年03月08日 白神岳 トイレ。雪帽子をかぶっています。

 

16.13年03月08日 白神岳 頂上手前のシュカブラ。

 

17.13年03月08日 白神岳 山小屋も雪の中。

 

18.13年03月08日 白神岳 白神岳頂上。

 

19.13年03月08日 白神岳 頂上の標識。ようやく表示板が見えるようになりました。

 

20.13年03月08日 白神岳 帰り見たプロカメラマン布施川さん。まるで強力のようでした。

 

21.13年03月08日 白神岳 帰り変なブナに合いました。枝が自分の主幹に巻き付いて枝が伸びています。

 

又4月に挑戦。

 

 

 

 

 

 

 

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ミツバ(三つ葉) (セリ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月08日 03時32分12秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ミツバ緒言:多年草。

山地の木陰などに生える多年草。野菜として広く栽培され、叉薬用にも利用される。

高さ30~80cmになる。根から出る根生葉の葉柄は、長く基は茎を抱いています。葉は3出複葉で互生。小葉は卵形で尖り(3全裂して羽片は菱形で、欠刻状)重鋸歯がある。

小枝の先に小型の複散形花序をつけ、さらに円錐状に白色の小さな5弁花を開く。

花後、小さな円柱形の種子が2個入った白い果実をつけます。果実は長楕円形で、隆起線は低い。花期6~8月。

 

01.09年05月15日 ミツバ 風の松原内で、皆さんが若いミツバを採取しています。

 

02.10年07月17日 ミツバ 茎は直立し、上部で枝を分ける。葉は互生。根の張りはありません。茎に付く葉の葉柄基部は茎を抱き、葉腋から側枝を出す。

 

03.11年07月26日 ミツバ 茎は緑色で真円に近いです。無毛です。

 

04.11年07月26日 ミツバ 茎の芯は中空です。中に年輪のようなものがあります。

 

05.11年07月26日 ミツバ 根は太く白く長く根張りはありません。

 

06.11年07月26日 ミツバ 葉腋に托葉がある。

 

07.10年07月17日 ミツバ 3出複葉。小葉は菱形。左表側。右裏側。葉柄基部は茎に抱く。

 

08.10年07月17日 ミツバ 葉の表側表面無毛。

 

09.10年07月17日 ミツバ 葉の縁は重鋸歯がある。

 

10.10年07月17日 ミツバ 葉の先は尖る。

 

11.10年07月17日 ミツバ 葉裏は無毛。

 

12.11年07月26日 ミツバ 小葉基部は楔形。

 

13.11年07月26日 ミツバ 葉柄は長く無毛です。

 

14.11年08月20日 ミツバ 花は複散形花序をつける。

 

15.10年07月17日 ミツバ 萼は発達せず無毛。

 

16.11年08月20日 ミツバ 円錐状に白色の小さな5弁花を開く。

 

17.11年08月20日 ミツバ 5弁花で白色、倒披針形で鋭頭。雄しべ5個。雌しべ2個。

 

18.11年08月20日 ミツバ 円錐状の雌しべ。

 

19.11年08月20日 ミツバ 稔った果実。

 

20.11年08月20日 ミツバ 熟した果実とまだ若い果実がついています。

 

21.11年08月20日 ミツバ 果実は2分果であり、それぞれ1種子が入る。隆条はほとんど隆起しない。

 

22.11年08月20日 ミツバ 種子を縦に半分にしたものですが白い胚乳が詰まっております。

 

23.09年08月01日 ミツバ ミツバの水孔(葉のへりにある葉脈の末端にあいている穴。空中湿度が高くて蒸散がおさえられているとき,根からの吸水量が多ければ,水は水蒸気にならず水滴の状態で,水孔からからおしだされる。風のない夏の朝などに生じる,いわゆる草の露はこれである。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

 

 

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ミツデカエデ(三手楓) (カエデ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月05日 04時12分03秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ミツデカエデ緒言:落葉高木。雌雄異株。

山地の湿り気のある肥沃な谷間や山腹の斜面。比較的明るいところをこのみ、渓流沿いや、林道の脇などに生えよく見かける。関東地方では標高200~1300mに生える。高さ8~20mになる。径はは10~20cmになる。

樹皮は帯灰褐色でなめらか。枝は紫褐色又は赤褐色で、若い枝は上向きの白い短毛がある。

冬芽は枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。側芽は対生する。芽鱗は2対で軟毛が生える。頂芽は長さ約5mm。葉痕はV字形又はU字形で小さい。

葉は3出複葉で対生する。小葉は長さ4~8cmの卵状楕円形で、先端は尾状に尖る。葉柄は長さ3~8cmで紅色。白色の毛がある。縁には欠刻状の粗い不揃いな、粗い鋸歯がある。基部は楔形。葉の両面ともまばらに白い毛がある。葉の裏面の脈腋には毛が密生する。頂小葉の柄は長さ1~2cmで側小葉の柄は少し短い。

4~5月、葉の展開後に長さ4~15cmの総状花序を垂らし、黄色の小さな花を20~50個つける。花序には白色の短毛ある。花弁は4個で長さ約2.5mmの線形。萼片は4個。雄花の雄しべは普通4個で花糸の下部がふくらむ。子房は無毛又は毛が散生する。雌花には雄しべがない。

翼果は長さ2.5~3cmで短毛がある。翼は平行又は鋭角に開く。7~10月に熟す。あまり開かない。

 

01.09年11月01日 ミツデカエデ 風の松原内で私が解っているのはこれ1本だけです。雌雄異株とありますがこの木は雌木のようです。でも雄木が無いのにどうして受粉して種子ができるのでしょうか?。

 

02.09年11月01日 ミツデカエデ 樹皮は帯灰褐色でなめらか。

 

03.10年05月15日 ミツデカエデ 枝は紫褐色又は赤褐色で、若い枝は上向きの白い短毛がある。

 

 04.09年11月01日 ミツデカエデ 葉は3出複葉で対生する。葉柄は長くて赤い。

 

05.09年06月01日 ミツデカエデ 小葉は長さ4~8cmの卵状楕円形で、先端は尾状に尖る。葉の縁は不揃いな荒い欠刻状の鋸歯があります。頂小葉の柄は長さ1~2cmで側小葉の柄は少し短い。

 

06.10年05月15日 ミツデカエデ この個体の、葉の表側に毛があります。

 

07.10年05月15日 ミツデカエデ 縁には欠刻状の粗い不揃いな、粗い鋸歯がある。

 

08.10年05月15日 ミツデカエデ 先端は尾状に尖る。叉縁に毛があるのが解ります。

 

09.10年05月15日 ミツデカエデ 葉の基部はくさび形。葉柄は赤い。

 

10.10年05月15日 ミツデカエデ 文献に脈状に毛が密生するとありますが、この個体の葉の裏面の脈状にはまばらに白い毛がある。

 

11.10年05月15日 ミツデカエデ 雌花は総状花序を垂らし、黄色の小さな花を多数開く。

 

12.10年05月15日 ミツデカエデ 総状につけた先端部の黄色の雌花。

 

13.10年05月15日 ミツデカエデ 雌花。

 

14.10年05月15日 ミツデカエデ 雌花と思います。柱頭が2裂しています。雄しべは無い。花弁4個です。

 

15.10年05月15日 ミツデカエデ 花の裏側の写真ですが、萼片4個で、萼片の先が毛状になっています。花柄に毛がある。

 

16.10年06月20日 ミツデカエデ 翼果は下垂する。

 

17.10年06月20日 ミツデカエデ 翅果《(シカ)果皮の一部が羽のように発達しており、風により飛散する果実。と呼ばれているものです。この羽の部分を翼という。》翼果でもいいような感じが致しますが?。なかなか落ちなくて越冬するものもあります。この個体の翅果は鋭角です。

 

18.12年03月06日 ミツデカエデ 熟した翼果。

 

19.12年03月06日 ミツデカエデ 1個の翼果。

 

20.12年03月06日 ミツデカエデ 翼を取り除いて見たものです。種子は平たく楕円形で薄く中央部が凹んでいます。

 

21.11年04月04日 ミツデカエデ 冬芽は枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。側芽は対生する。芽鱗は2対で軟毛が生える。頂芽は長さ約5mm。

 

22.11年04月04日 ミツデカエデ 葉痕ですが、枝をほぼ半周していて三日月型をしている。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓ハンディ図鑑4樹に咲く花離弁花4

 

 

 

 

 

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ミチタネツケバナ(種漬花) (アブラナ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月03日 08時09分40秒 | Weblog

このブログは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録に基づいて、能代市「風の松原」内の植物を、調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。

 

 

12年02月26日 訂正 タネツケバナとして投稿しましたが 「ミチタネツケバナ」 と訂正させていただきます。お詫びもうしあげます。

 

  

ミチタネツケバナ緒言:越年草。

ミチタネツケバナ緒言:越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物。 茎は普通、直立し、下部には下向きの毛があるが、上部ではないのが普通。茎の上部には葉が少なく、下部に集まってつく。

葉は羽状複生葉、小片は広楕円形で頂小片が大きく、頂小片は卵円形。果期にも根生葉が枯れない。茎、葉は無毛。

総状花序を出し、白色で小形の花弁4枚の十字状花を開く。花弁の長さ2~3mm、雄しべが4個のものが多い。花柱は長さ0.3~1㎜。

長角果は花茎に寄り添うように上向きにつく。花期は4~6月。同じ仲間のタネツケバナは果期には根生葉がなく、小葉は細長く、花弁が3~4㎜と大きい。

 

 

 

 

 

01.11年05月09日 ミチタネツケバナ 生育状況。上から見た写真です。

 

 

02. 10年04月06日 ミチタネツケバナ 横から全体をみたタネツケバナです。

 

03. 10年04月06日 ミチタネツケバナ 茎は緑色と赤褐色と混合している。葉腋のところ→カ所に毛があります。気がつきませんでした。

 

04.10年04月13日 ミチタネツケバナ 茎には稜があり、無毛です。

 

04-2.11年04月13日 ミチタネツケバナ 茎の断面ですがこんなきれいな茎の5角形を見たことがありません。本当にきれな五角形をしています。

 

05.11年04月12日 ミチタネツケバナ 根は白くて結構長くそれなりに根の力はあります。

 

06. 10年04月13日 ミチタネツケバナ 表葉に微細な毛がある。

 

07. 10年04月13日 ミチタネツケバナ 葉裏に脈状に毛があるように感じられる。

 

08. 10年04月06日 ミチタネツケバナ 葉は互生し、頭大羽状に分裂する。葉は左より、下から上に上がる程小さくなる。

 

09. 10年04月06日 ミチタネツケバナ この個体は葉柄は無毛。

 

10. 09年03月29日 ミチタネツケバナ 白色で小形の十字状花。雄しべ4個と雌しべ柱頭は丸いようです。

 

11. 09年03月29日 ミチタネツケバナ 雌しべ柱頭は丸くギザギザ状になっている。

 

12. 09年04月06日 ミチタネツケバナ 萼は4個で無毛。花柄も無毛です。

 

13. 11年05月09日 ミチタネツケバナ 雌しべ花柱緑色で、雄しべ花糸は白色でどちらも無毛です。子房は緑色で長いようです。

 

14.10年05月08日 ミチタネツケバナ 長角果。

 

15.11年05月07日 ミチタネツケバナ 種子。鞘に整然と並んでいる。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。

間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

 

 

参考文献:原色野草図鑑 保育社 長田武正。

 

 

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風の松原に守られる人々の会 マツクイムシ防除樹幹注入作業

2013年03月02日 08時07分48秒 | Weblog

13年03月01日 風の松原に守られる人々の会 マツクイムシ防除樹幹注入作業。

今日は3月1日マツクイムシ防除樹幹注入作業が行われました。

現在風の松原内ではマツクイムシ被害木の伐倒が盛んに行われています。例年の事です。

我々はマツクイムシの被害を少しでも少なくしようして頑張っています。せっかく先人が大切に守ってきたもを我々も引き継いで行かなければと思っています。

それで風の松原内のマツを全部はとてもできませんので、特に大きな木を選んで防除作業をやっています。今年は4本行いました。これからも続けて行きたいと思っております。

それで皆様に御願いなのですが、風の松原に守られる人々の会に入会してボランテアに参加していただきたいと思っています。

事務局は10にも掲載してありますが見えないかもしれませんので掲載致します。

風の松原に守られる人々の会事務局  

能代市大手町3-38 成田憲太郎方 

TEL0185-52-6313 

ですので宜しく御願い致します。

 

01.13年03月01日 風の松原に守られる人々の会 もう皆さん集合しているようです。

 

02.13年03月01日 樹幹注入 メーカーの方から、樹幹注入剤の説明がありました。

 

03.13年03月01日 樹幹注入剤。

 

04.13年03月01日 樹幹注入作業。ドリルで孔を開け、後薬剤を注入します。

 

05.13年03月01日 樹幹注入作業風景。

 

06.13年03月01日 樹幹注入の終わったマツ。

 

07.13年03月01日 樹幹注入終了の明示版と注入剤1本のマツに10本の薬剤。

 

08.13年03月01日 青いカビのようなものが見えますがこれがマツクイムシにやられて枯れた松だそうです。

 

09.13年03月01日 松枯れしたあと、マツヤニがでなくなるとこのように、外周にある白い線の模様が害虫に食い荒らされようです。

 

10.13年03月01日 入会案内。皆様是非入会してくださるように御願いいたします。

これからも活動を続けて行きます。

 

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