ヤブコウジ(藪柑子) (ヤブコウジ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月28日 11時26分23秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤブコウジ緒言:常緑小低木。

山地の木陰によく群生し、高さ10~20cmになる。地下茎を伸ばして増える。

常緑で厚い葉をしている。葉は単葉で、3~4個が輪生状に互生し、長さ4~13cmの長楕円形で、縁に細かい鋸歯がびっしりと並ぶ。両面無毛で両面とも光沢がある。葉先は鋭頭で、側脈は5~8対。

7~8月、葉や鱗片葉の脇から花序をだし、径5~8ミリの花を散形状に2~5個下向きに開く。花冠は白色で5裂する。花冠には小さな紫色の斑紋が点在する。雄しべは5個。雌しべは1個。花柄に短い突起のような毛がある。

果実は赤くて光沢のある核果径5~7ミリの球形で3個程度付ける。果軸も赤味を帯びる。10月頃赤く熟す。核はやや黄白色を帯びる球形。縦にうっすらと線がある。

古くから正月の縁起物としても使われている。参考:マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジ(十両)、アリドウシ(一両)

 

01.08年11月13日 ヤブコウジ 風の松原内では日陰の目立たないところに群生している。

 

02.08年11月13日 ヤブコウジ 真っ直ぐに幹と同じ太さの根を地中深く真っ直ぐに伸びている。抜こうにも抜けない位強い根です。

 

03.08年11月13日 ヤブコウジ 常緑で厚い葉をしている。葉は単葉で、3~4個が輪生状に互生し、両面無毛で両面とも光沢がある。葉先は鋭頭で、側脈は5~8対。

 

04.08年11月13日 ヤブコウジ 葉の縁の細かい鋸歯が並ぶ。

 

05.09年08月06日 ヤブコウジ 葉や鱗片葉の脇から花序をだし、径5~8ミリの花を散形状に2~5個下向きに開く。

 

06.09年08月06日 ヤブコウジ 花冠は白色で5裂する。花冠には小さな紫色の斑紋が点在する。

 

07.09年08月06日 ヤブコウジ 雄しべは5個。雌しべは1個。

 

08.09年08月06日 ヤブコウジ 花柄に短い突起のような毛がある。萼も5個。

 

09.08年11月13日 ヤブコウジ 果実は赤く熟している。果軸も同じく赤く長い。

 

10.09年11月27日 ヤブコウジ やや黄白色を帯びる球形。縦にうっすらと線がある。種子は果実に1個。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の樹木

 

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ヤブカンゾウ(藪萓草) (ユリ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月25日 04時53分55秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、ヤブカンゾウは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です

 

ヤブカンゾウ緒言:多年草。

中国から帰化したと言われている。

野原や堤、林の縁などに生える。匍匐茎を出して広がり、群生する。

根は黄色で、所々が肥厚して豆粒のようになっている。

葉は長さ40~60cm。幅2.5~4cmの広線形で、若葉は美味しい山菜の一つである。葉は多数でほとんど根元に集まり、細長い線形で主脈はへこみ、2列に並び基部が抱き合い、弓状に曲がって垂れる。質が薄く柔らかい、やや黄緑系の明るい系統の緑色の葉。中央脈は太い筋が裏に出てしっかりしているがかなり葉質が柔らかく、ぴんと立つことはない。すぐ傷む。
冬季には地上部の葉が枯れる。

葉の間から夏に花茎を伸ばし、80~100cmの花茎を出し、上部に径約8cmの黄赤色の花を数個つける。花弁は 6枚。ユリに似た橙赤色の八重咲の花を上向に付ける。独特な二分岐を繰り返す花序で、中央の開花後に側枝の花が咲いて、次にそこから出る側枝の花が咲く。枝分かれ部分や花茎の途中等に小さな苞と葉片をつけている。花数はかなり多めだが、同時には一花か二花しか咲かない。
種子は出来ない。蕾をたくさんつけ次々と開花する。花は朝開花して夕方には萎む一日花である。 八重咲きの花は雄しべの何本かが花弁化したもの。雄しべの花糸が残っている花もある。雌しべも退化し、無いものもある。花は雄しべの全部叉は一部が花びらのようになって八重咲きになるのが特徴。3倍体なので結実しない。花期7~8月。

 

01.10年07月21日 ヤブカンゾウ 風の松原内のヤブカンゾウの群生地で叉明示してあります。

 

02.10年07月21日 ヤブカンゾウ 葉の間から夏に花茎を伸ばし花茎を出し、上部に径約8cmの黄赤色の花を数個つける。

 

03.10年07月21日 ヤブカンゾウ 葉は根本からしか出ません。この個体は5枚の葉しか出ていませんでした。茎は直立して生育する。弓状に曲がって垂れる。

 

04.10年07月21日 ヤブカンゾウ 根は丈夫で抜くのに力が必要でした。文献では根は黄色で、所々が肥厚して豆粒のようになっている。とありますが私には、球根のように見えます。

 

05.10年07月21日 ヤブカンゾウ 根は黄色で、所々が肥厚して豆粒のようになっている。と文献にありますが私には球根に見えます。

 

06.10年07月21日 ヤブカンゾウ 球根を半分に切ってみた。何かデンプン質がありそうな感じです。

 

07.10年07月21日 ヤブカンゾウ 花茎の下部は稜がややはっきりし断面が膨れた三角形状になっている。茎部ですが、葉が茎を抱いているのが解ります。茎の左側に葉が3枚、右側に2枚ついています。葉の断面が中空になっているのは何でしょうか。

 

08.10年07月21日 ヤブカンゾウ 上部の茎の断面ですが五角形に見えます。芯は中空です。

 

09.10年07月21日 ヤブカンゾウ V形をした葉の断面です。上側が表で下側が裏面です。

 

10.10年07月21日 ヤブカンゾウ 葉の表側ですが、葉は広線形でV字型をしており無毛で全縁です。

 

11.10年07月21日 ヤブカンゾウ 葉の裏は表側と比較して薄緑色をしている。無毛です。表と同じく平行脈が走っている。

 

12.10年07月21日 ヤブカンゾウ 葉の先は鋭尖形。葉先は舟状に閉じている。

 

13.10年07月21日 ヤブカンゾウ 蕾をたくさんつけ次々と開花する。

 

14.10年07月21日 ヤブカンゾウ 花は朝開花して夕方には萎む一日花である。 八重咲きの花は雄しべの何本かが花弁化したもの。

 

15.09年07月18日 ヤブカンゾウ 花は雄しべの全部叉は一部が花びらのようになって八重咲きになるのが特徴。3倍体なので結実しない。

 

16.11年08月03日 ヤブカンゾウ 長い雄しべが5個、短く白いものが6個ある。これらは参考文献では雄しべの弁花となっている。

 

17.11年08月03日 ヤブカンゾウ これも雄しべ。

 

18.11年08月03日 ヤブカンゾウ これは花の後ろから見た写真で巣が、萼片は3個に見えますが、何個でしょうか?。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

 

 

 

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13年06月22日 ルーペの会 植物観察会 八峰町二ツ森周辺

2013年06月24日 13時33分49秒 | Weblog

13年06月22日 ルーペの会 植物観察会 八峰町二ツ森周辺。 

ルーペの会とは植物の観察を目的作られた会です。そして又植物を大切にしていこうという趣旨も含まれております。

今日6月22日は秋田県の一番北にある八峰町の二ツ森周辺の植物観察会でした。男鹿の部会の方が2名参加で総勢16目で開始です。

まず会長挨拶の後、朝はあいにくお天気で霧雨状態で段々お天気が回復するのでそれまで三十釜を観察後世界遺産の二つ森に行こうと言うことになりました。

前にも同じ場所で参加したときとは別物になっており、新緑と渓流のせせらぎが最高でした。花も結構咲いておりました。

お天気が段々快復してきており、ブナッコランドのふれあいセンターから二ツ森の登山道に移動です。ここからが意外と長い。行く途中に山菜採りの方々の車とすれ違います。又登山者の車もそうです。登山口に着きまずは昼食です。

ここで男鹿の植物の保護内容をお聞きしながら昼食を食べますが、男鹿の自然を守る取り組み方が凄いと感心させられます。勉強になりました。後登山開始で我々が一番最後に登る登山者のようです。

登っている内に次から次と登山者が下りてきます。我々は登山道周辺の草花を観察しながら登っていきます。ないないと言いながらもいろいろな縮物があるものです。

私はタムシバ等々を始めてみます。エゾアジサイはきれいだった。記録には残さなかったがツバメオモトもきれいです。何とか二ツ森の切さと、ここの山の成り立ちを簡単に解りやすく紙芝居風に説明してくれました。本当によくご自分で絵を描き説明も自分なりに考えて誰でにでも解りやすく説明してくれます。これはヒットです。

木村さんにはいつも感激させらます。事務局で忙しいでしょうがこれからも頑張って下さい。宜しくお願い致します。

今日は花を目に焼き付けて、お天気も回復して、岩木山白神岳も見られ怪我事故もなく無事終了しました。

男鹿から参加した関係者の方々には感謝したいと思います。

01.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 佐藤会長挨拶。総勢16名参加ですが、男鹿の関係団体の方2名参加。

 

02.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 エゴノキ。

 

03.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ジーソブの4枚の葉。初めて目にします。

 

04.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 自分の身に花を飾ったヤマボウシ。

 

05.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 エゾアジサイ。初めて目にします。

 

06.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ツガルフジ。初めて目にします。

 

07.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 クルマユリ。まだ花はついていません。

 

08.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 アオダモの花の終わった後。

 

09.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 クロモジの幼葉。

 

10.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 クマイチゴの葉。

 

11.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 フランスギク。

 

12.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ミツバカエデ。初めて目にします。

 

13.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ミツバウツギ。果実がついている。初めて目にします。

 

14.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 エゾアジサイ。きれいな花でした。

ここまでは三十釜周辺の花でした。

 

14-2.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ヒメモチノキの花です。初めて目のします。

 

ここから二ツ森の花になります。

 

 

14-3.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ミネカエデの花。

 

15.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 タムシバ満開。初めて目にします。

 

16.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 タムシバの花。ボケ写真です。

 

17.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 タムシバの雄しべと雌しべ。

 

18.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ハリブキの花。

 

 

19.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ミネカエデ。

 

20.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 ノウゴウイチゴ。

 

21.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 アカミノイヌツゲ果実。

 

22.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 三十釜の渓流と新緑。

 

23.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 二ツ森の残雪。

 

24.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 岩木山ですが後僅かで頂上が見える。

 

25.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 白神岳。

 

26.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 頂上を目指してくる参加者の皆さん。

 

27.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺 二ツ森頂上の三角点。

 

28.13年06月23日 ルーペの会 二ツ森周辺の観察会 頂上で事務局の木村さんからブナの効用から、山のできるまでを紙芝居風に作って解りやすく説明してくれました。よく作ってくれました。感謝です。

 

事故もなく終了しました。ありがとう御座いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヤブガラシ(藪枯らし) (ブドウ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月21日 07時35分11秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤブガラシ緒言:多年草。

つるの長さは2 - 3m。葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせる。

葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉が互生する。それぞれの小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。

花は葉と対生する散房状の集散花序につき6-8月ごろ徐々に開花する。花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。4枚の花弁は淡緑色で、平たく開き、やがて反転する。咲きはじめは花盤((かばん)(花柄の先端である花床の一部が肥大し、突き出たもの。雌しべの子房は花盤の中に埋まっている。))の周囲に雄しべが4個あり、中心に短い雌しべがある。

萼は退化して小さい。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。

多くは3倍体で実をつけないが、一部の2倍体株は花後に球状の液果をつけ、最初薄緑色のものが熟すとつやのある黒色になる。

和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る。あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。

 

01.08年10月19日 ヤブガラシ 風の松原内の道路端に沢山ある。藪の他の植物に覆い被さるようにして生育している。これは杉の木に絡んでいました。

 

02.10年09月25日 ヤブガラシ 根は太く他のヤブガラシとつながっている生育している。

 

03.10年09月25日 ヤブガラシ ヤブガラシの根を見るといかに繁殖力が強いか解る。名前のとおり、藪を枯らしてしまうほど繁茂して覆ってしまうことから名づけられた。

 

04.10年09月24日 ヤブガラシ ツルは無毛。何か稜がある。。陵は赤色を帯び、毛が散生する。

 

05.10年09月24日 ヤブガラシ 葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせる。巻きひげはまるでバネのよう。

 

06.08年10月19日 ヤブガラシ 葉柄は無毛で緑色に多少赤みが混じる。

 

07.10年09月24日 ヤブガラシ ツルから葉柄が出ている基部。

 

08.09年08月06日 ヤブガラシ きれいに出来た水孔。

 

09.10年09月24日 ヤブガラシ 葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉が互生する。それぞれの小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。葉の表裏。

 

10.10年09月24日 ヤブガラシ 葉の表側無毛です。

 

11.10年09月24日 ヤブガラシ 葉の縁は波状の鋸歯となり、鋸歯の先端は突出して終わる。

 

12.10年09月24日 ヤブガラシ 葉の先は鋭頭。

 

13.10年09月24日 ヤブガラシ 葉の基部はくさび形。葉柄も無毛。

 

14.10年09月24日 ヤブガラシ 葉脈は裏面に突出し、通常赤色を帯びる。葉の裏は無毛です。

 

15.09年07月28日 ヤブガラシ 花は葉と対生する散房状の集散花序につきます。

 

16.09年07月28日 ヤブガラシ おしべ4本。

 

17.09年07月30日 ヤブガラシ 花弁と雄しべが落ちてしまい、雌しべが長く伸びる。花盤(かばん)と言われるオレンジ色の瑞々しい部分。(花盤とは花床(かしょう)の一部が肥大化したものらしい)。

 

18.09年07月30日 ヤブガラシ 萼は退化して小さい。萼と花柄に毛が散生しています。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:ウィキペデア

 

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白地山 1034.0m 里程15.8km(往復) 鉛山コース 単独 13年06月17日

2013年06月20日 02時02分29秒 | Weblog

13年06月17日 白地山 1034.0m 里程15.8km(往復) 鉛山コース 単独。

朝ホテルで同期の皆さんより早く朝食を食べ、みんなに別れの挨拶をして登山口に。

鉛山登山口駐車場にはこれもやはりタケノコ採りの人達の車が10台位並んでおり、又山菜採りの監視人がおり入山料金を取っているようです。

準備して8時10分出発です。ポシェットに3本の水だけを入れての軽装です。

お天気は昨日よりもよいようですが、遠くは霞んでいるようです。

まず白雲亭に着き十和田湖が一望できます。タケノコ採りの方に出会います。それにしてもエゾハルゼミの鳴き声が凄い。これを先に行くとミソナゲ峠で、前に大川岱~登り苦労したことがよみがえってきます。

時々涼風が吹いてきて気持ちがいい。新緑も目に優しい。

ここらあたりから少し急になりこれを越えると登り降りをを繰り返し、997m地点大川岱分岐の手前がちょっと急なだけで頑張って登ると最高の眺望です。

後これからは湿原地帯の平坦な木道を歩くだけですがお花が結構咲いています。

沢山の鶯がよくきてくれたと大歓迎で迎えてくれました。

白地山頂上では八甲田十和利山と三石岳が見えましたが、岩木山は見えませんでした。

ここはやはり一等三角点があります。縁が欠けていて紐で結んであります。帰りタケシマランを見つけ最高でした。

 

登り時間(括弧内累計時間):登山口~白雲亭20分~ミソナゲ峠分岐迄30分(50分)~大川岱分岐997m地点迄40分(1時間30分)~白地山頂上迄20分(1時間50分)。

頂上休憩10分。 

下山時間:白地山頂上~大川岱分岐997m地点迄16分~ミソナゲ峠分岐迄35分(51分)~白雲亭迄30分(1時間21分)~登山口迄20分(1時間41分)。

今日の白地山の山行3時間41分でした。

 

写真は時系列で掲載致します。

01.13年06月17日 白地山 鉛山駐車場にある登山口ポール。

 

02.13年06月17日 白地山 登山口から見る駐車場。沢山のタケノコ採りの車。

 

03.13年06月17日 白地山 オオバキスミレ。

 

04.13年06月17日 白地山 白雲亭から見る十和田湖。

 

05.13年06月17日 白地山 途中でご夫婦でタケノコの皮むきをしていました。立派なタケノコで大漁のようです。

 

06.13年06月17日 白地山 シラネアオイ。

 

07.13年06月17日 白地山 時にはこのような残雪がありました。

 

08.13年06月17日 白地山 新緑のブナとダケカンバ。

 

09.13年06月17日 白地山 ミソナゲ峠分岐ポール。前の大川岱から苦労したのが思い出される。

 

10.13年06月17日 白地山 ノウゴウイチゴ。

 

11.13年06月17日 白地山 大川岱分岐997m地点。ビューポイントの場所です。

 

12.13年06月17日 白地山 はてなんでしょうか1。

 

13.13年06月17日 白地山 イワイチョウ。

 

14.13年06月17日 白地山 ハクサンイチゲ。

 

15.13年06月17日 白地山 ワタスゲ。

 

16.13年06月17日 白地山 大川岱分岐997m地点から見る十和田湖。

 

17.13年06月17日 白地山 ベニバナイチゴ。

 

18.13年06月17日 白地山 ゴゼンタチバナ。

 

19.13年06月17日 白地山 山頂到着です。

 

20.13年06月17日 白地山 一等三角点ですが周囲がかけて紐で結んでいます。残念。

 

21.13年06月17日 白地山 山頂ポールと一緒にパチリです。

 

22.13年06月17日 白地山 きれいな花です。サンカヨウ。

 

23.13年06月17日 白地山 コケイランの全草。

 

24.01.13年06月17日 白地山 コケイランの花アップ。

 

25.13年06月17日 白地山 正面山が八甲田山でまだ雪が残っていました。

 

26..13年06月17日 白地山 手前が湿地帯で奥に尖っている山が十和利山で、左側が三石岳です。

 

事故もなく今回の登山が終了しました。よかったです。

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皮投岳1122.4m~五の宮嶽1115.0m 里程12.6km(往復) 花輪越コース 単独 13年06月16日

2013年06月19日 05時38分39秒 | Weblog

13年06月16日 皮投岳1122.4m~五の宮嶽1115.0m 里程12.6km(往復) 花輪越コース 単独。

今日は十和田湖で同期生の集まりがあって、私だけ単独行動で登山です。

朝5時半に花輪越登山道に到着したら、お天気は曇で今にも雨が降りそうなお天気でした。駐車場にタケノコ採りの人たちが多くいて、何とか駐車して準備している間に小雨がぱらついてきて合羽を着こんでの登山になりました。今日の登山者は私一人のようです。

10分位歩いていろ何とか雨も上がり合羽を脱ぎ、タケノコ採りの人たちと一緒に登っていきます。

いっぷく峠迄に行くのにもう汗がダラダラです。ここで地元の人と話をして別れて皮投岳を目指して行きますが、笹に雨がついていて下半身が、汗と水滴でずぶ濡れ。靴に水が入らないといいがと心配しながら登る。

そうこうしている内に皮投岳の頂上に着きます。ここまで殆ど登り一方です。相変わらずガスがかかり周囲は何も見えず。ここまでくるとタケノコ採りの人たちもいませんでした。ここの皮投岳まで2.6kmです。

これから五の宮嶽迄3.7kmを目指して行きますが急に下っていきます。850m地点まで下りますが帰りのこの登りがいやだなと思いながら、鞍部を歩いていると、いよいよ最後の五の宮岳の急登になり、何とか登り切り奥の宮にたどり着きました。ここまで誰ともあいませんし頂上でにも誰もいませんでした。

五の宮嶽頂上でも皮投岳の頂上すら見えませんでした。がっかりでした。多少休憩して、ここから又戻ります。

帰りの皮投岳の登り返しは苦しかった。登りの所にタケノコがあったけれども採ったけれど袋がすぐに破けてしまいあきらめました。

何とか又皮投岳に戻り登山口に下山しましたが衣類が汗と笹等についた水滴でずぶ濡れ状態でした。ただ登っただけの感じの登山でしたが、ホトトギス、鶯に励まされたのと、花がいろいろ咲いておりこれが楽しませて頂きました。

登り:(区間時間で表示(カッコ内累計時間)):いっぷく峠迄42分~皮投岳頂上28分(1時間10分)~五の宮嶽頂上1時間25分(2時間35分)→ここまで休憩20分(実質登山時間2時間15分)。

五の宮岳食事休憩20分。

折り返し:五の宮岳頂上~皮投岳頂上迄1時間25分~いっぷく峠22分(1時間47分)~登山口迄28分(2時間15分)。総時間5時間10分の山行でした。

注:皮投岳から五の宮嶽迄は表示類は一切ありません。登山道はきちんとしておりますので迷うことはありません。

ここは縦走するにしても水は一切ありませんの注意してください。

写真は時系列で掲載致します。尚花の名前が間違っているかもしれませんので、間違っていたらご連絡をしてくださるように御願いいたします。

 

01.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 花輪越登山口。

 

02.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 花輪越登山口。皮投岳2.6km、五の宮嶽6.3km標柱。

 

03.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 花輪越登山口駐車場は早朝から満車状態。

 

04.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 テツカエデ 初めて聞く名前です。

 

05.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 マイズルソウ。

 

06.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ズダヤクシュの全草です。

 

07.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ズダヤクシュの花アップです。

 

08.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 サワハコベ。

 

09.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ユキザサ。

 

10.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ヤマツツジ。

 

11.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 いっぷく峠。

 

12.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ツバメオモト。

 

13.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 皮投岳の頂上手前の祠。ここで安全祈願。

 

14.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ブナの新しい実。

 

15.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 皮投岳頂上。

 

16.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 皮投岳の三等三角点。

 

17.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 皮投岳の蝶から付近の山々を見るがガスで何も見えず。

 

18.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 皮投岳頂上で記念写真。

 

19.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 クルマムグラ。

 

20.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 新緑だがガスがもやっている。

 

21.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 クロモジの花。

 

22.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 五の宮嶽山頂にようやく到着。

 

23.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 五の宮嶽の奥宮。

 

24.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 五の宮岳頂上から下界を見るがガスで残念。

 

25.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 五の宮嶽頂上でセルフタイマーでパチリ。一人で何とも寂しい限りです。

 

26.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ヤマニガナでしょうか?。頂上に一輪だけひっそり咲いていました。

 

27.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 どういう訳かカキドウシが咲いていました。非常に珍しい。

 

28.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ギンリョウソウ。

 

29.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ヒメアオキ。

 

30.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 ウゴツクバネウツギ。体中が濡れて又カメラケースも濡れてこのような写真しか撮れませんでした。

 

31.13年06月16日 皮投岳~五の宮嶽 サワフタギの蕾と葉。シダの会でも前回の留山で見ました。

 

これから中岳、四角岳へ行きました。こちらも見てください。

 

 

 

 

 

 

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中岳1024.2.4m~四角岳1003.0m 里程10.5km(往復) 不老倉林道コース 単独 13年06月16日

2013年06月19日 05時35分19秒 | Weblog

13年06月16日 中岳1024.2.4m~四角岳1003.0m 里程10.5km(ガイド本参考現場には明示がありません。往復) 不老倉林道コース 単独

皮投岳~五の宮岳の登山が早く終わりましたので、同期生との待ち合わせ時間にも十分にゆとりがあるので、急遽中岳、四角岳に登ることにしました。

鹿角市花輪越登山口を後にして、十和田大湯の不老倉林道コースに向かい、運転しながら昼食を頂き大湯に着きました。

ここの町外れの所から右に折れ安久谷川と並行して何処迄までも直進して20分位(遠く感じます)行くと大きな堰堤が見えここで道路が途絶えております。ここが登山口になります。

ポシェットに3本の水だけを入れて準備をして12時55分アタック開始。

ずっと緩い登りです。ここは非常に熊が多いところです。ポールが殆どかみ砕かれ表示の字がまるっきり見えません。熊よけ対策を万全に。

尾根に出ると中岳四角岳の分岐があり、直進すると下りになって田山に行きます。これを右に行って先に中岳に向かいます。すぐに最後の急登になり、これを登り切ると頂上です。私は1時間で登れると思って出かけましたが、とても登り切れるものではありませんでした。結局1時間25分かかり登りました。

ここでも途中沢山のタケノコ採りの人たちと出会い、大きなザックに沢山のタケノコ入り満杯状態で豊作のようでした。

中岳は一等三角点で有名です。お天気も回復はしてきましたが合い変わらず見通しは聞かず。

これから四角岳に向いますが、四角岳の頂上は広いが灌木に遮られ眺望は無理です。

約束の時間も迫っておりますので休み無しで下山です。

ここでは五の宮岳岳で見られなかった、アカモノ、イワカガミが見られました。ほっとする一瞬でした。

何とか時間に間に合いホテルで風呂に入った後のキンキンに冷えたビールは最高でした。又友との語らいに花が咲き楽しい一日でした。

登山時間(カッコ内は累計時間):登山口~中岳四角岳分岐1時間15分~中岳頂上迄15分(1時間25分)~四角岳頂上迄15分(1時間40分)。

下山時間:四角岳頂上~中岳四角岳分岐11分~登山口迄50分(1時間01分)。

休憩はありません。大変はしょった登山になってしました。笑われます。2時間41分の山行でした。

 

01.13年06月16日 中岳・四角岳 国道103号線沿いにある、よく気おつけて見ないと解らないポール。四角岳と小衣(おぼろ)の滝の明示。これを十和田湖方面に向かって右側に入っていく後は真っ直ぐに林道を行く。

 

02.13年06月16日 中岳・四角岳 ここで行き止まりです。駐車場で登山口です。

 

03.13年06月16日 中岳・四角岳 駐車場付近にあるポール。

 

04.13年06月16日 中岳・四角岳 登山口方面を印したポール。ここの登山口のポールでさえも熊にかじられている。相当低い所まで下りてきているのが解る。

 

05.13年06月16日 中岳・四角岳 ようやく木々の合間から中岳が見てくる。

 

06.13年06月16日 中岳・四角岳 中岳四角岳分岐。先に中岳に登りますので右側に。左側は四角岳方面です。真っ直ぐ行くと田山行きますので間違いのないように。ポールが熊にかじられて何も解らない状態になっています。

 

07.13年06月16日 中岳・四角岳 イワカガミ。

 

08.13年06月16日 中岳・四角岳 ツマトリソウ。

 

09.13年06月16日 中岳・四角岳 アカモノ。

 

10.13年06月16日 中岳・四角岳 中岳頂上。

 

11.13年06月16日 中岳・四角岳 中岳の一等三角点。

 

12.13年06月16日 中岳・四角岳 セルフでパチリ。

 

13.13年06月16日 中岳・四角岳 中岳から見る四角岳。

 

14.13年06月16日 中岳・四角岳 四角岳山頂。ここは広い。

 

15.13年06月16日 中岳・四角岳 四角岳でパチリ。誰もいないので本当に寂しい。

 

16.13年06月16日 中岳・四角岳 四角岳から見る中岳。

 

17.13年06月16日 中岳・四角岳 新緑。最高ですね。

 

次の日17日は白地山登山です。見てください。

 

 

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ヤハズソウ(矢筈草) (マメ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月18日 07時18分34秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤハズソウ緒言:1年草。

日当たりのよい野原や道ばたに生える。茎は高さ10~25cmになり、茎はよく分岐し斜上する。下向きの伏毛が生える。

葉は互生し、長倒卵形の3小葉を持つ複葉で、頂小葉がやや大きい。葉はつやのない緑色で葉質は草質。葉柄は短く、小葉は長楕円形、基部は円形、先端は丸味を帯びる。平行で直線的な葉脈があり、葉先をもって引っ張ると、「V字型」にきれいに切れる。この形が、「矢羽」に似ていることが和名の由来である。秋には、茎や葉は赤みを帯びる。ヤハズソウの葉は夕方になると、就眠運動をする。葉が上向きに閉じる。

葉の脇に淡紅色の小さな蝶形花を1~2個つける。花は長さ約5㎜の蝶形花。旗弁はピンクで、翼弁と舟弁は白く、舟弁の内側の先が茶色になる。

豆果は、円形で偏平。ハギと似ている。

矢筈とは矢の弦にかける部分(矢羽)で,この草の葉の先端を摘んで引きちぎると矢羽のようになることから名前がついたということです。

 

01.09年08月29日 ヤハズソウ 多少地を這ってから立ち上がるような感じで生育しております。

 

02.10年08月25日 ヤハズソウ 株状になっていたのを1本だけ分けてみた。葉は互生です。

 

03.10年08月25日 ヤハズソウ よく分枝しています。

 

04.10年08月25日 ヤハズソウ 根は道路の採石の中に食い込んでおり非常に力強い根を持っておりなかなか引き抜けません。

 

05.10年08月25日 ヤハズソウ 茎に下向きの毛があります。

 

06.10年08月25日 ヤハズソウ 葉の表側です。長倒卵形の3小葉を持つ複葉で、頂小葉がやや大きい。葉はつやのない緑色で葉質は草質。葉柄は短く、小葉は長楕円形、基部は円形、先端は丸味を帯びる。

 

08.09年08月29日 ヤハズソウ 葉先をもって引っ張ると、「V字型」にきれいに切れる。この形が、「矢羽」に似ていることが和名の由来である。

 

09.10年08月25日 ヤハズソウ 葉柄に白い毛があります。叉小葉柄は短い。

 

10.12年09月04日 ヤハズソウ 花は蝶形花で旗弁に縦に赤紫色の文様がつく。小さい花です。新しく購入したデジカメで記録したものですがここまで写るとは思いませんでした。

 

11.10年08月25日 ヤハズソウ 葉腋から出る蝶形花の翼弁をとったら、雄しべが出てきました。叉花柄は有毛。托葉は竹の皮にています。

 

12.11年10月04日ヤハズソウ 偏平な卵形の果実にひとつの豆果が入っている。

 

13.11年10月04日ヤハズソウ やや偏平で卵形のような形をした種子。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

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13年06月14日 シダの会 八峰町留山観察会

2013年06月14日 21時27分07秒 | Weblog

今日6月14日は、いつもの風の松原内の調査を外れて、八峰町にある留山の植物の観察に行きました。私には初めて目にするものばかりです。このコースは非常に整備されており、植物の観察にはもってこいの場所です。又ブナの大木もあり、今回は新緑もあり気温は高かったようですが、森の中は適度に風が吹き湿気もなく最高の観察日でした。S、A、Oさんと私の4人での調査となりましたが、最高の調査日でした。私は素人も、ドが素人ですので他の3人にお聞きしてばかりです。これからもご指導の程を御願いして今日見た花だけのupをします。いろいろな花を見られて最高の一日でした。感謝です。このブログでは花の咲いているものだけを掲載いたします。 

01.留山 13年06月14日 留山概略図。

 

02.留山 13年06月14日 今日回った所。黄色の線で明示。

 

02-2.留山 13年06月14日 熊の爪痕。

 

03.留山 13年06月14日 ウゴツクバネウツギ。もう終わりに近づいていました。

 

04.留山 13年06月14日 ウリハダカエデ 花。

 

05.留山 13年06月14日 オウレン 果実。

 

06.留山 13年06月14日 オオサワハコベ。

 

07.留山 13年06月14日 ギンラン。花はこの程度しか開かないようです。

 

08.留山 13年06月14日 サルナシ 花。始めてみました。

 

09.留山 13年06月14日 サルメンエビネ。これも終わりのようです。

 

10.留山 13年06月14日 サワフタギ 

 

11.留山 13年06月14日 シロバナニガナ。

 

12.留山 13年06月14日 ハクウンボク。今日はハクウンボクが相当目につきました。

 

13.留山 13年06月14日 タケ タケの花も初めて見るものです。時期は逃しましたようですが私にとっては貴重なものです。

 

14.留山 13年06月14日 ヒメヘビイチゴ。

 

15.留山 13年06月14日 ミツバウツギ。花も終わっていました。

 

16.留山 13年06月14日 ネコノメソウ 全身毛だらけ。雌しべ2個。雄しべ8個。はてなんのネコノメデでしょうか。

 

真違いがありましたらお知らせして下さるように御願い致します。

これからも勉強が必要です。

 

 

 

 

 

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ヤナギタンポポ(柳蒲公英) (キク科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月14日 07時26分47秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤナギタンポポ緒言:多年草。

茎の高さは30-120cmになり、1本立ちとなり、開花時には根出葉は枯れている。茎につく葉は多数互生し、葉身は長楕円状披針形、披針状または線形となる。葉の先端はとがり基部はくさび形で、縁にはまばらから粗い鋸歯があるか、全縁になる。荒い毛があって、触るとざらつく。

花期は8-9月。鮮やかな黄色で直径が2.5-3.5cmの花を咲かせる。頭花は舌状花のみで構成されており、3-80個が円錐状または散房状につく。

総苞は長さ9-11mm、総苞片は3-4列になり、外片のほうが短く、ときに反り返る。ニガナ類に似た黄色い花である。

痩果は黒褐色で長さ2.5-3mmになる円柱形で、長さ7mmになる冠毛がつく。

 

01.09年07月26日 ヤナギタンポポ 風の松原内では結構あり息の長い植物です。1本立ちとなり、開花時には根出葉は枯れている。

 

02.09年07月26日 ヤナギタンポポ 茎に毛があります。

 

03.09年07月26日 ヤナギタンポポ 葉は互生で茎に抱きます。

 

04.09年07月26日 ヤナギタンポポ 葉は互生です。

 

05.09年07月31日 ヤナギタンポポ 葉は茎に抱きます。

 

06.09年07月26日 ヤナギタンポポ 葉の形。葉身は長楕円状披針形、披針状または線形となる。葉の先端はとがり基部はくさび形で先は鋭頭。粗い鋸歯があります。

 

07.09年07月26日 ヤナギタンポポ 葉の裏側ですが巻くは白く浮きでており毛があります。

 

08.09年07月31日 ヤナギタンポポ 表側の葉ですが表面に毛があり縁にも毛があります。鋸歯もあります。

 

09.09年07月26日 ヤナギタンポポ 頭花は舌状花のみで構成されており、3-80個が円錐状または散房状につく。

 

10.09年07月26日 ヤナギタンポポ 頭花は舌状花のみで構成されております。

 

11.9年07月26日 ヤナギタンポポ 総苞は長さ9-11mm、総苞片は3-4列になり、外片のほうが短く、ときに反り返る。

 

12.11年11月05日 ヤナギタンポポ 冠毛。

 

13.11年11月06日 ヤナギタンポポ 種子に縦溝があります。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:ウィキペデア

 

 

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ヤナギタデ(柳蓼) (科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月11日 05時33分59秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、ヤナギタデは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です

 

ヤナギタデ緒言:1年草。

北海道~九州の水田や湿地に生える。和名は葉が柳に似ていることによる。

茎は直立し、枝を分け、無毛、高さは40~60cm。

葉は互生し、葉柄は短く、葉身は披針形~長卵形、両端が尖り、毛が無いか、または中央脈と縁に短毛が生え、両面には透明な小腺点が見られる。葉身の長さは3~10cm、幅0.7~2cm、後を引く強い辛味がある。私も食べてみたが相当に辛い味がする。托葉鞘は筒状膜質で、口部には短い縁毛がある。

総状花序は頂生または腋生して、細長く、ややまばらに花をつけ、上部は下垂し、長さ4~10cm、花被は4~5裂し、白色または淡黄緑色、花序はややまばらで普通開いている花がごく少ない。

つぼみや果実期では先が赤味を帯び、腺点が密にあり、長さ2.5~4mm。雄蕊は6個。柱頭はふつう2岐。花片4-5(萼4-5深裂)紅、がく長0.3-0.3cm、花弁なし、おしべ6、子房楕円形、花柱2。 萼には透明な透明な腺点が密にある。

そう果、果卵状円形凸レンズ形(果球形レンズ形)、あるいは果3稜形。

別名マタデ、ホンタデ。よく似たボントクタデは茎や葉脈に伏毛がある。托葉鞘の縁には筒部の半分長の毛がある。葉に黒斑があることが多い。花期は7~10月。

私はとうとう花は撮れませんでした。現在ヤナギタデは風の松原内では見ることができません。絶滅したと思われます。記録できた分だけ掲載致します。

 

01.10年10月14日 ヤナギタデ 風の松原内には1ヶ所しか生育していません。それも一般道の近くです。

 

02.10年10月14日 ヤナギタデ 1本引き抜いて見ましたら全体の生育している姿が解りました。葉は互生です。節々で茎が曲がって伸びますがどちらというと自立出来なくて地を這うような感じです。

 

03.10年10月14日 ヤナギタデ 茎の下部の葉は他の草の下になり光が当たらず枯れています。

 

04.10年10月14日 ヤナギタデ 根は弱くすぐに引き抜けます。根の深さもありません。

 

05.10年10月14日 ヤナギタデ 茎の上部に花穂がついています。

 

06.10年10月14日 ヤナギタデ 托葉鞘の縁には筒部の半分長の毛がある。

 

07.10年10月14日 ヤナギタデ 葉の表裏です。葉は長さ3~10㎝の披針形。

 

08.10年10月14日 ヤナギタデ 葉の表側で無毛です。

 

09.10年10月14日 ヤナギタデ 葉の先ですが鋭頭です。

 

10.10年10月14日 ヤナギタデ 葉の基部はくさび形で葉柄は短く無毛です。基部に近い主脈状に毛があります。その毛は途中でなくなっています。

 

11.10年10月14日 ヤナギタデ 葉裏側ですが無毛です。葉の縁には毛状の鋸歯があります。

 

12.10年10月14日 ヤナギタデ 茎の上部に花穂がついて垂れています。いくら調査しても咲いた花を見ることができませんでした。残念です。これを期に絶滅してしまいました。

 

13.10年10月16日 ヤナギタデ そう果。

 

14.10年10月16日 ヤナギタデ  種子は三稜形。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

 

 

 

 

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白神岳 1232.0m 二股コース 里程13.0km 単独 13年06月09日

2013年06月09日 15時54分14秒 | Weblog

13年06月09日 白神岳 1232.0m 二股コース 里程13.0km 単独。

月に一度は白神岳へ登ろうと頑張っています。今日は白神岳は23回目の登山になります。

足のマメもしっかり治って登山もできるようになりました。お天気を調べたらよいようなの出かけることにしました。でも私が行くとどういう訳かお天気が悪くなるんですよね。

今日は早く登って早く降りようと思い、いつも見る白神川からの白神岳は見えませんでした。悪い予感。

登山口4時45分出発です。蟶山二股分岐迄行くだけで汗が噴き出してきます。果たして行けるのだろうかと思いました。二股迄行きましたが、川の水量が多いようです。けれども靴を少し濡らす程度で渡渉できました。ここで10分間の水分補給のため休憩これからの急登に備える。ガスがかかってあやふやなお天気。

1.9kmで高度差約800m登ります。ロープを使用しながら登っていきます。段々高度を上げて行きますとお天気もよくなってきました。休み無しで登りようやく展望のきく所に出て周囲を見回すと下界は雲海でした。

前月と違い新緑は頂上まで達していました。新緑の峰走りも終わりました。

頂上まであと少しです。何とか頂上にたどり着き、見回すとお天気最高ですが遠くの山々は霞んではいましたが見えました。鳥海山、太平山の南方面の視界不良。でも岩手山、岩木山、森吉山、田代岳は見えました。頂上でご飯を食べましたが蝿蚊が多くいました。これは事前にナリユキさんに情報を頂き助かりました。防虫スプレーを購入していきましたのでOKでした。助かりました。

道中の登山道に枝や、倒れた木とかあり、又笹も覆い被さってきておりこれらを町で片付けて貰うことことはできないのでしょうか。又二股は通行できるのにあの土砂崩れの標識を取り外して貰いたいと思います。

帰りは蟶山コースを下山です。まだあまり花は咲いていないように見えました。これからでしょうか。でもシラネアオイ、ツバメオモト等は咲いていました。出発4時45分~着10時45分でした。今日の山行は6時間でした。久しぶりにお天気に恵まれた登山の一日でした。これも姥石、頂上の祠に参拝した賜です。感謝です。

 

登り時間:開始4時45分~蟶山二股分岐5時11分~二股5時57分(ここまで1時間12分。ここで10分休憩)6時07分~頂上迄7時49分(急登登り1時間42分)。登り時間3時間04分でした。

頂上で休憩36分休憩。

下山開始8時25分~蟶山迄9時31分~最後の水場9時55分~蟶山二股分岐10時21分~登山口着10時45分。下山時間2時間20分でした。

今日の山行は6時間でした。

 

01.13年06月09日 白神岳 いつもの登山口。

 

02.13年06月09日 白神岳 トチの花。

 

03.13年06月09日 白神岳 ユキザサ。

 

04.13年06月09日 白神岳 ハテナ?。イチリンソウ。

 

05.13年06月09日 白神岳 二叉沢の流れは速い。ここの沢水は飲めます。冷たくて美味しい。

 

06.13年06月09日 白神岳 二股の表示ポール。これから急登が始まる。体力勝負の格闘が始まる。

 

07.13年06月09日 白神岳 ムラサキヤシオツツジ。

 

08.13年06月09日 白神岳 オオカメノキ。

 

09.13年06月09日 白神岳 ツバメオモト

 

10.13年06月09日 白神岳 シラネアオイ

 

11.13年06月09日 白神岳 白神岳頂上付近まで新緑。

 

12.13年06月09日 白神岳 蟶山方面の雲海。

 

13.13年06月09日 白神岳 南側の雲海。

 

14.13年06月09日 白神岳 岩木山。手前が向白神岳。

 

15.13年06月09日 白神岳 頂上から見る遺産地域の山々。

 

16.13年06月09日 白神岳 頂上の一等三角点。

 

17.13年06月09日 白神岳 一人でパチリ。

 

18.13年06月09日 白神岳 キジムシロ。K様から。

 

19.13年06月09日 白神岳 オオタチツボスミレ

 

20.13年06月09日 白神岳 ノウゴウイチゴ。k様から

 

21.13年06月09日 白神岳 ハテナ3

 

22.13年06月09日 白神岳 向白神岳。

 

23.13年06月09日 白神岳 オオバキスミレ

 

24.13年06月09日 白神岳 クロモジ。

 

25.13年06月09日 白神岳 ウワミズザクラ。これは初めて見ました。

 

26.13年06月09日 白神岳 新緑の葉をつけたブナ。

 

27.13年06月09日 白神岳 オドリコソウ

 

28.13年06月09日 白神岳 エゾユリワサビかユリワサビでしょうか?。

 

29.13年06月09日 白神岳 シダの真ん中にヤエムグラが咲いていました。

 

30.13年06月09日 白神岳 ウゴツクバネウツギ。K様から。花の中を見たら何も入っていません。

 

31.13年06月09日 白神岳 登山の帰りいつも気なっていたものを撮りました。大間越のある家の庭に咲いています。道路側ですので誰でも見られます。大変きれいなもです。

キングサリ(マメ科)(金鎖)別命キバナフジとも言います。

葉の脇から房のような総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下げ、黄色い蝶形の花をたくさんつける。房の長さは20センチから30センチ位にもなる。葉は3出複葉で、互生。小葉の形は楕円形である。花の後にできる実は豆果です。 

 

 

32.13年06月09日 白神岳 キングサリ2。

 

 

 

33.13年06月09日 白神岳 キングサリ3。葉は3出複葉。

 

34.13年06月09日 白神岳 キングサリ4。豆果です。 

 

花の名前が解りません。どなたか教えて下さるように御願い致します。又名前が間違っているかもしれませんので、こちらの方も宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヤツデ(八手) (ウコギ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月07日 06時51分21秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤツデ緒言:常緑低木。雌雄同株。

暖地の沿岸地に自生する。高さは3~5mで、あまり分枝しない。葉は互生し、枝先に集まってつき、長さ幅とも20~40cmで掌状に7~9裂し、裂片の縁には粗い鋸歯がある。葉柄は15~45cm。

10~11月、茎の先に径2~3cmの散形花序を円錐状に多数つける。花は白色で径約5ミリ。花弁、雄しべ、花柱は5個。雌雄同株だが、上部の花序には両性花、下部の花序には雄花がつく。花には両性花と雄花があり、雄花は花柱が短くて合着する。雌性期花弁や雄しべが落ちた後,5個の花柱が伸びてくる。

果実は球形で翌年の4~5月に黒く熟す。

 

01.08年11月01日 ヤツデ 風の松原内にどこから飛んできたのか野生化したまだ小さいヤツデを2株ほど見つけた。

 

02.13年04月06日 ヤツデ 灰色で縦長の大きな皮目がある。

 

03.08年10月28日 ヤツデ 葉は互生。枝先に集まってつく。掌状に深く7~9裂する。ふちには粗い鋸歯がある。

 

04.13年04月06日 ヤツデ 葉は互生。葉柄基部を横から見たもの。

 

05.13年04月06日 ヤツデ 葉柄基部を真上から見たものです。

 

06.13年04月06日 ヤツデ 葉柄基部を正面から見たもの。

 

07.13年04月06日 ヤツデ 標準的な八つ手の葉の表裏。葉の質は革質で暑く、裏表とも滑らかで表側は濃い緑色で裏側は淡緑色。

 

08.13年04月06日 ヤツデ 葉の形は掌状で、この個体は9深裂。

 

09.13年04月06日 ヤツデ 葉表側のの基部。

 

10.13年04月06日 ヤツデ 葉の表側の細脈は凹んでいる。

 

11.13年04月06日 ヤツデ 葉の縁に鋸歯がある。

 

12.13年04月06日 ヤツデ 葉の先は曲がって尖る。

 

13.13年04月06日 ヤツデ 葉の表側無毛。

 

14.13年04月06日 ヤツデ 葉の裏側ですが、この個体は無毛でした。

 

15.13年04月06日 ヤツデ 葉の一部の断面。葉の表裏ともやはり無毛でした。主脈の断面が鬼の顔に似ています。

 

16.13年04月06日 ヤツデ 葉柄は非常に硬く木質化しているように感じられます。葉柄は無毛で円形で芯は白い髄が詰まっております。内側は歯車のようになっており力学的になっているのでしょうか。

 

17.13年04月06日 ヤツデ 葉柄基部の断面です。V字型をしています。

 

18.13年04月06日 ヤツデ 17.の葉柄が取れればこのような、葉痕はV字形です。維管束はどの位あるのか。

 

19.08年10月28日 ヤツデ これから花をつける蕾。

 

20.08年10月28日 ヤツデ 萼片が剥がれてきた蕾。

 

21.08年11月01日 ヤツデ 花は茎の先に散形花序を円錐状に多数つけている。1つの散形花序には、多数の白い花が付く。1つの花には、雄性期と雌性期があり、初めは花弁と雄しべがある雄性期。両方が落ちると、柱頭が伸びて雌性期になる。自家受粉を避ける工夫のようです。

 

22.08年11月01日 ヤツデ 花弁、雄しべ、花柱は5個。雄性期で5個の花弁が開き,5個の雄しべが成熟している。

 

23.08年10月28日 ヤツデ 雄花は花柱が短くて合着する。

 

24.09年12月07日 ヤツデ この日風の松原を散策中に2ヶ所ヤツデの幼木を見つけました。2ヶ所目。

 

注:雌花序が記録漏れしております。記録でき次第追加投稿いたします。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の樹木

 

 

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ヤダケ(矢竹) (イネ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月04日 06時54分09秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤダケ緒言:和名は弓の矢の材料としたことから。弓矢のほか、釣りざお、筆軸などに利用される。全国各地で古くから栽培されており、原産地は不明である。

稈鞘は節間とほぼ同長、まれに節間の2/3ほどの短いものもあり、白っぽくなり粗毛がある。稈は断面がほぼ正円、節間長が長く30㎝前後、直径5~15㎜、節は平坦で、膨らまない。

芽溝部も低い。稈の中部以下では枝は無く、上部の節から枝は普通1本、稀に2~3本出る。

葉は大きく、長さ25~35㎝、幅2.5~3.5㎝、披針形、革質、両面とも無毛。葉鞘は無毛。葉耳は発達せず、肩毛は褐色~白色で直立又は無い場合が多い。
スズタケも節が平坦で、稈鞘が節間より長い。高さが1~2mと低く、稈も細い。

 

01.08年11月13日 ヤダケ 風の松原内では稲荷神社周辺に群生しています。

 

02.10年02月23日 ヤダケ 枝分かれして、上部の方に葉が沢山つく。

 

03.10年02月22日 ヤダケ 先端の葉は2~4枚ついています。

 

04.10年02月22日 ヤダケ 葉は普通の葉より細く長い。

 

05.10年02月22日 ヤダケ 葉柄は短い。

 

06.10年02月22日 ヤダケ 葉の先端は、尾状に細く長く尖る。

 

07.10年02月22日 ヤダケ 葉の基部はくさび形で葉柄は短い。

 

08.10年02月23日 ヤダケ 葉舌・葉耳葉鞘等に毛はありません。

 

08.10年02月22日 ヤダケ 主脈状に短毛があります。

 

09.10年02月22日 ヤダケ 平行脈。葉の縁に刺状のものがあり、よくこれで手を切ったりする。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

 

 

 

 

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ヤエムグラ(八重葎) (アカネ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月01日 07時03分49秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤエムグラ緒言:1~越年草。

幾重にも重なり合って生え茂るので八重葎と呼ばれる。人家近くの藪や空き地に多い。

茎には4稜があり、下向きの棘が1列に並んでいる。これを他の植物に引っかけながら、上に向かって成長する。

葉は長さ1~3㎝、幅2~4㎜の広線形~狭倒披針形で、6~8枚が輪生する、本来の葉は2枚で、他は托葉が変化したもので偽輪生と言う。葉の先端は針状にやや下向きにとがり、葉縁や裏の葉脈には逆棘が密生する。

葉の脇に1ミリほどの黄緑色のきわめて小さく、目立たない4弁花をつけ、雄しべは4個で葯は裂開前は茶褐色で、裂開後は黄色。雌しべの花柱は短く2裂し、柱頭は白い。

果実は2ミリほどの球形で、2分果からなり、カギ形の毛があって衣服などに付着する。花期5~6月。

 

01.11年05月19日 ヤエムグラ 風の松原内のどこ二であります。

 

02.11年05月19日 ヤエムグラ 引き抜いてみた全草ですが、下部の茎は地面に這い匍匐し、地面に付いた部分からは発根していている。それから急に立ち上がる。根には根張りはありません。葉はこのように段々になって生長していきます。

 

03.11年05月19日 ヤエムグラ 茎の稜には下向きの棘がある。茎に稜がある。

 

04.11年05月19日 ヤエムグラ 茎の断面ですが四角と文献にはありますが、四角には間違いありませんが、四角の星形に見えます。

 

05.11年05月19日 ヤエムグラ 8枚の葉がついた個体。葉の枚数は、最初は4枚しかない。春になると次第に茎が伸び上がって節と節の間が広がり、葉の枚数は5~6枚と増え、やがて8枚の輪生となる。葉は6~8枚あるように見えるが、実際は葉が2枚で残りは托葉が大きくなったもので、偽輪生と言う。

 

06.11年05月19日 ヤエムグラ 葉の裏側。

 

07.11年05月19日 ヤエムグラ 葉の表側ですが、葉縁や表面には逆棘が密生する。

 

08.11年05月19日 ヤエムグラ 葉の先は突形に尖る。

 

09.11年05月19日 ヤエムグラ 裏の葉脈には逆棘が密生する。

 

10.11年05月19日 ヤエムグラ 葉腋や枝先から花序を出し、小さな淡い黄緑色の花をつけるが目立たない。花柄は長いようです。

 

11.11年05月19日 ヤエムグラ 本当に目立たない小さな花をつける。雌しべの柱頭は2裂して2個あります。

 

12.11年05月19日 ヤエムグラ 花は合弁花で直径1~2mm。花冠は4裂し、雌しべは1個で、花柱は短く2裂し、柱頭は白い。雄しべは4個で、葯は裂開前は茶褐色で、裂開後は黄色。

 

13.11年06月02日 ヤエムグラ 果実は2分果からなり,表面にカギ状の毛があり,服などによくひっつく。

 

14.11年06月02日 ヤエムグラ 表皮を剥いてしまうと、芋虫がくるっと巻いているような状態の種子です。 種子は分果に1個ずつ入る。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

 

 

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