16年11月18日 白神岳1235m 蟶山コース 単独登山
今日のお天気を継続して調べていたら完全に晴れマーク。前日から登山の段取りで一生懸命です。冬山なので何を装備して行けばよいのか、又忘れ物がないかチェックです。
登山口では暗くて靴も履けない状態であるから、自宅で靴を履きスパッツを取り付けて家を出る(ザックからヘッドライトの出し入れが面倒)。前のように運転操作を間違えないように何度も登山靴でアクセル、ブレーキを踏んで感触を確認してから走らせる。
お天気は曇から段々雲間から月も出てきて天気予報が当たりそうな感じ。道路の温度計は7℃を表示しており暖かい。駐車場着5時40分着。登山口駐車場はまだ暗く、登山届けを車のヘッドライトを利用して提出して暗い中を出発。紅葉はすっかり終わり木々は葉を落とし丸裸。
ベースレイヤーにフリースで出かけるがすぐに汗が出始める。それにしても体調が悪い。マテ山・二股分岐でフリースを脱ぎベースレイヤー1枚又バラクラバも取り外す最後の水場を目指す。丁度いい体感温度で歩きやすいが足が進まない。ちらほら雪がある。最後の水場からマテ山分岐までの急登に挑戦ですがあまりの足の重さにこの急登を登り切れるかどうか心配になってくる。マテ山でリタイヤが頭をよぎる。それどもいつもの時間より10分遅れでなんとかマテ山分岐につく。
今度は最後の急登迄行ければ頂上まで行こうと思い頑張ることにする。ブナ街道の尾根を歩くのでヘ風が段々強くなってくるので、ベ゙ースレイヤーの上にジャケットを着てバラクラバ、ニット帽とジャケットのフードを被り寒さ対策をしてブナ街道を進むが、蟶山分岐から道路に薄っすらと頂上まで雪がある。
それにしてもお天気が心配であるお日様がでたりすぐに隠れたりで頂上が一回だけ一瞬見えたが後は駄目です。何とか頂上まで行くうちに晴れてほしいと願う。いつもは楽しいはずのブナ街道の歩きも牛歩のようです。
2.3km地点に迄くるとこれから小ピークが4回繰り返しこれが又急登である。何とか最後の急登が始まる標柱にようやくたどり着く。ここで私の行動食大福を頂いて水分補給して急登にアタック。
これからは低灌木に樹氷がついておりきれいであるがそんなに発達していない。9時前大峰分岐の急登を登っているとナリユキさんから今から登山開始します、それとショウスケさんも登っていると連絡がはいる。
ようやく大峰分岐にたどり着く。ガスが段々濃くなり向白神岳も見えない。後は頂上を目指すのみだが尾根の吹きさらしの所は風が強く寒い。頂上たどり着くが、周囲の景色がガスで全く見えない。少し待っていると一瞬ちょっとだけ薄く一部分だけ見えました。後は全く駄目で早々に避難小屋に入り熱い抹茶オレを飲み軽食のパンを食べながらショウスケさんを待つがなかなか来ない。段々寒くなってきて遂に堪えきれなくて下山開始。頂上に40分位いたが遂にガスが晴れることはなかった。残念。
下山開始して大峰分岐を過ぎて急登を下山しているときにショースケさんが登ってきました。ナリユキさんものっぼってきていると報告し、ガスが晴れないかもしれないと言って別れました。
下山していくと最後の急登標識辺でもナリユキさんにあわない。これは二股を登ったなと思いました。でも頂上直下の藪についている樹氷が大丈夫かな思いながら下山していく。
2.3km地点にかかると所沢から来た単独の女性登山客に会いました(車のNOから推測)。後1時間半で頂上なので頑張って下さいと励ましておくる。
登山道の雪も気温の上昇により融けて来ている。でも枯れ葉の下が滑るの注意して下山。最後の水場で地元の茸採りのご夫婦に会いナメコと聞いた事もないような茸を探しているとのことでした。
追い越して途中の水場で熱くなりジャケット、合羽ズボン、バラクラバ、ニット帽を脱いで又下着1枚で下山。下山してくると下界は晴れです。何とか無事故で今日の登山を終えることができました。山は完全に冬山登山です。頂上付近の樹氷も発達していませんがこれからでしょうか。帰り白神川河口から白神岳を見たらやはり頂上は熱いガスで覆われ見えませんでした。天気予報が恨めしい。
今日の山行6時間47分。因みに歩いた歩数26500歩(林道歩きがないためいつもより少ない)。77回の白神岳の登山になりましたが何度も挫けそうになりましたが時間にユトリがありましたので最悪4時間で行ければと思いました。又ナリユキさんの「下を向いて歩いていればいつかはつく」をいつも思い出しながら歩き続けました。でも不摂生が祟り大変な登山でした。今後健康管理に努め昨年の体調に戻したいと思っており猛反省です。果たしてできるかなぁ・・?。
ショウスケさんのブログはこちら。ナリユキさんのブログはこちら。
01.5時40分頃登山口で。スーパームーンも過ぎお月様もかけてきました。
02.風穴も落ち葉にふさがれそうになっています。
03.蟶山分岐あたりから登山道に雪がある。
04.私の好きな兄弟ブナも全部葉を落としてしまいました。
05.急登辺りの霜柱。
06.2.3km地点のお日様がでてきて期待が膨らむが・・・・?。
07.大峰分岐手前の最初の展望台から見る岩崎方面。
08.白神川源流部と二股登山道方面。
09.今登ってきたマテ山方面。
10.大峰分岐手前の急登部。
11.急登部にあるイチイの樹氷。
12.山頂部付近の登山道で見た足跡。はて何の足跡でしょうか?。意外と大きい。
13.現在の白神岳頂上。薄っすらと雪がある程度。今日は意外と風も強くなく寒さも厳しくない。→は一等三角点。
14.白神岳頂上の氷柱の裏側に長谷川恒男さんの登山記念銘がある。
15.僅かのガスが薄くなったときの世界遺産地域の広大なブナ林。そしてその奥には頂上が見えない山々の裾野。
16.白神岳頂上で動画を記録したが何も見えず。天気予報とガスの恨めしさ。残念無念。こちらをクリックして下さい。動画が見られます。
17.頂上でタイマーデパチリ。
18.かえり、尾根の花畠も樹氷が着き始めている。.
19.低灌木についた海老の尻尾。
20.帰りの登山道も雪も融け始めている。
21.落ち葉のモザイク模様。沢山の種の落ち葉が降り積もっている。
22.写真上は登山口の駐車場で右端が茸採りの方の車。後は登山者の車です。今日の登山者は4名です。
23.いつもの白神川河口から見る白神岳ですが頂上は厚いいガスに覆われれて見えません。
24.16年11月18日 今日の登山時間。登り3時間40分。休憩1時間。下り2時間半。今日の山行6時間47分でした。