02月13日
12日はナリユキさんに田代岳に誘われましたが事情があり行けなくてナリユキさんに申し訳なく思っておりました。お天気のいい日に登山ができるとは最高です。
私も行きたくなり13日の天気を調べて見たら晴天のマークです。それで白神岳へ行って見ようと思い立ち準備して13日3時半に起床して準備して、天を仰ぐと満天の星空で。コンビニで食料、水を購入して白神岳を目指す。
登山口駐車場迄の轍がありませんでしたが入れる所まで行こうと思い車を進めると登山口の脇にある駐車場迄私の乗用車でも行けました。これはラッキーでした。4時41分着。準備して5時2分出発です。
登山道を歩いて行くと昨日一人の方が登っていてトレースがしかっりしているし幅も十分にあり、雪も朝早いせいで堅雪で歩きやすい。でも体調が今一で冬道分岐までのアプローチだけで喘ぐ事甚だしい。そして蒸し暑く感じ汗がダラダラ流す。
冬山分岐からいよいよ蟶山への急登が始まるがこの感じが中腹まで続き、何度も止めようかと思うが休み休み何とか歩を進めて蟶山頂上に辿りつく頃には汗もひいていたが喘ぐだけ。
頂上で水分補給していると猛烈に生理現象に襲われ腹を軽くしてさっぱりとする。ここから2.3km地点迄ブナ街道が続きトレースもあり本当に歩きやすくブナ林を見ながら歩く。7時47分白神岳頂上から朝日が登り出す。
2.3km地点を過ぎるとこれからいよいよ急登になって行く。森林限界を越えて大峰分岐迄最後の急登2ヶ所が待ち受けている。この急登ヶ所に小さいけれどもクレバスがあり要注意。何とかこの急登を詰め大峰分岐へ到着。タケカンバのオブジェのオンパレードです。弘前大学の塔も森吉山のアモモリドドマツのようにゴジラに似ているような感じがします。
後ここら頂上へは尾根を歩けば少しですが、尾根は西風が強く冷たい。下界の日本海はべた凪。頂上に辿りつく9時02分着。ここまで丁度4時間掛かっての頂上です。頂上は1月25日登ったときと変わりませんでした。今年は本当に雪が多い。しばらくここで写真を撮り寒いので、トイレに隠れて水分補給で、抹茶オレと大福でカロリー補給。このお天気でトイレのに積もっていた雪も溶け出して水滴となって氷柱(タロッペ又はタロンペ)の先から落ちてきている。
頂上で景色を楽しんだ後下山ですが大峰分岐からの2ヶ所の急登で転ばないように注意するように再度注意して下山するが、雪が融け出してきており、雪が最中状になっており真横になって下りるが、スノーシューのトラクションレール(ノコギリ型の刃)が効かず10m程尻セードのように滑落して灌木で助けられる。後逆になって前爪のクランポンを効かせて下りたり、踏み込んで喰い込ませたりでようやく下りるが、今度は両足の太股の痙攣が始まり痛くて歩けない状態が何回も続きその都度5分程度休みながら下山する。芍薬甘草湯を服用してもこの状態が続きます。登るとき水分補給が不足のように思う。又私は痙攣しやすい体質である。それは分かっているんですがそれにしても痙攣が多すぎる。
何とか蟶山頂上迄辿りつ来ますが誰も登ってきません。これから冬道分岐まで急登が続きますが又滑落の危険があるので要注意と思っていても何回も滑って転ぶ。転ぶと起き上がるが一苦労です。これを繰り返してようやく冬山分岐まで辿りつく。
雪の下は凍っています。これではスノーシューも効かないと思いました。それで今日の反省点ですがこのように登山道がしっかりしている場合は壺足で埋まりませんのでスノーシューでなくアイゼンを使用して登らないと駄目と反省しました。但し新雪が積もっていた場合は別で、使い分けが必要と思います。怪我をしなくて良かったが、これが今日の反省点です。
自宅に戻って早速ザックに入れておきました。今日の山行は7時間で白神岳に登ったのは私一人で貸し切りでした。感謝の登山でした。歩いた歩数は22000歩でいつもより少ない。携帯の歩数計の誤作動のようです。帰りはいつもの所でソフトを買い喉を潤して帰る。
01.昨日12日の登山者のトレース。雪は締まって歩きやすかった。感謝です。
02.蟶山の頂上ですがまだ標識が見えない。
03.いつもの蟶山分岐にある兄弟橅で、私の好きなブナです。
04.雪をまとった小径木。
05.ブナ街道のブナ林。このブナ街道は気持ちがいいです。
06.07時47分白神岳山頂からの日の出です。あっという間に陽が昇ります。
07.大峰岳でしょうか?。朝日が当たり綺麗です。
08.足を広げてどっしかまえるダケカンバの大木です。
09.大峰分岐手前の急登付近のクレバス。これを踏み抜くと大変名事に。
10.森林限界を越え大峰分岐への急登です。これを登り切ると頂上への尾根に出ます。後ひと踏ん張りです。
11.弘前大学が管理している塔ですが樹氷をまといモンスターに似ています。Aは𠮷ガ峰。Bは直角峰。Cは太夫峰でしょうか?。間違っているかもしれません。
12.大峰分岐の表示板は樹氷に覆われています。下は雪を払って見ました。
13.ダケカンバの樹氷。樹氷の窓から白い点のようなものが見えますがこれは漁をしている漁船です。
14.樹氷。下は私の陰を樹氷の窓に入れたものです。
15.白神岳頂上はこのポールしか見えません。今年は本当に雪が多い。
16.頂上から今登ってきた北側の大峰分岐方面と矢印は雪にすっぽりと囲まれて締まった避難小屋と向白神岳、その奥には岩木山が見えます。
17.岩木山と下は八甲田連峰です。
18.21年02月13日 白神岳から見る「動画」360度の大パノラマの眺望です。
19.頂上でタイマーで岩木山をバックにパチリ。
20.頂上から見る遺産核心地域のブナ林。
21.避難小屋の状況。
22.トイレの天井に張り付いた雪。下は西側に張り付いた雪庇。
23.あまりのいいお天気で、トイレの屋根のつららから融けて落ちる水滴。
24.大峰分岐直下の急登で私が滑って滑落した跡です。
25.ブナの大樹。
26.蟶山急登で昨日の登山者が帰り尻セードをして下山したものと思われる跡です。
27.いつもの帰り径白神川河口から見る白神岳です。綺麗です。私が今日登ってきたと思うと最高の気分です。
28.21年01月25日 白神岳登山時間
今日は何度も途中で止めようかと思いましたが何とか挫ける気持ちを抑えて登る切る事ができて良かった。それと昨日12日の登山者の方に感謝です。
誤字脱字がありましたらご容赦を。
追:昨日深夜の地震の報道についてはびっくりしました。幸い死亡者、火災は無かったようですが、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
これからも余震が続くようですのでご注意を。