みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

XXチルドレン

2005年10月04日 | 言葉のトリビア
仕事中、「俺達ってさぁ、XXチルドレンだよな~」と隣の彼が呟く。
(注: XXには、殺生与奪の権限を持つ絶対君主のお客さんの会社名が入る。徹夜も休日出勤もお客さんの一言ですべてが決まるのだから。自分もあと2週間で、お役御免であるわけだし。)
それを小耳にはさみながら、うまいなぁと、密かに頷いていた。

もちろん、誰が言い出したか知らない「小泉チルドレン」をもじってる。こういう上手い表現が、すら~と出てくるのは、大体が関西の人で、関西人のこういう言葉のセンスには、いつも感心させられる。

今年の流行語大賞には、多分「小泉チルドレン」がランクインするのだろうけど、「XXチルドレン」は、この先、けっこう流行るかも?サラリーマンは皆、XXチルドレンであるわけだし。
何年か後の広辞苑の「チルドレン」には「圧倒的な権力を持つ者に、ひれ伏し、服従し、つき従う一群の人々のこと。半ば自虐的な意味で使う」という意味が載るかも?
改めて、言葉は生き物だなぁと思う。
コメント
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