みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

チェルニーは続くよ、どこまでも

2005年10月12日 | ピアノ
今月末、人前演奏の機会があるので、2年前に弾いたラモー「エジプト人」の復刻版演奏を企んでいる。
当時頑張って練習したおかげで、数日でかなり復活。2年前よりも、指は多少、きびきび動いてくれてるような・・・。全然定かではないけれど・・・。

2年間、チェルニー、ハノンを続けても、まぁその程度なんだなぁ・・・。

しかし、やっぱりチェルニーをやることで、ミスタッチは減るのではないかな?

もちろん、弾き難い音型を、うまく指の筋肉のバランスをとって弾けるようにするためのトレーニング(運動神経を鍛える)というのが主目的なんだろうけど、
それだけじゃなくて、
なんというか、基本的な音型、演奏パターンを、手というか脳細胞に刷り込ませるおかげで、少ない注意力で各パッセージを弾けるようにする。
そういう効果も大きいと思う。

チェルニーで訓練する前は、ドレミファソラシドを弾くのに、10のパワーを使っていたのが、チェルニーで散々、鍛えることで、5のパワーで弾けるようになる。
残りの5は、他のこと(=ミスタッチ防止や曲想etc)に、使えるという寸法だ。

そんなことを練習中、思いつつ、果てしなく続くよチェルニーは・・・。

コメント
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