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錦川に架かるJR岩徳線の鉄橋は名勝・錦帯橋から約1㌔下流にある。この鉄橋からさらに下流に愛宕橋がある。鉄橋から愛宕橋まで約1㌔、錦川の流れに沿って巾2㍍ほどの歩道がある。車道との分離帯もあり正式な名称は分からないが勝手に遊歩道と呼んでいる。
1㌔ほどの遊歩道を錦川の流れに沿って歩く。右に清流、日頃は穏やかにゆるりと瀬戸内海へ流れていく。遊歩道の途中に大企業の企業用水の取水口が2か所あることからも清流が伺える。左側には個人菜園や60数年前に出来た自動車学校がある。ここで50数年前に免許取得した。さらに下ると河川敷広場がある。児童らのソフト、軟式野球、子どもの遊ぶ姿で賑わっている。
さて、遊歩道、歩車分離だが、車は工事でもないかぎり菜園に通う軽トラくらい。遊歩道の右には中州があり、四季折々の野鳥が飛び交い草花も楽しめた。秋のススキはみごとでアマチュアカメラマンもよく見かけた。ところが最近の中州は、雑木が茂り雑草は伸び放題でかっての散歩を楽しむ中州は消えた。定期的に実施されていた浚渫が行われないことが原因と思う。
それに合わせ、遊歩道へ背丈以上に伸びた雑草やかずらなどが進出し、人を拒むようになった。かっては、1年を通した分離帯の花の手入れや雑草処理をされる人がいて、行きかう人も多かった。名前も知らぬ人との立ち話しなど楽しんだことが懐かしい。洪水でも起きなければ安全な遊歩道、完成当時は錦帯橋まで延伸すると聞いていた。さて、この遊歩道いつまで楽しめるか。