日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

宇宙の日

2019年09月12日 | 生活・ニュース

 無限大に広く大きく、遠くて、暗い宇宙、そんな全くつかみどころのない世界になぜか興味がある。いつからそうなったか、高校時代に市民大学講座で聞いた「宇宙と仏教」の話から、だと自分で言い聞かせているから60年近くになる。当時は夜空を見上げ月や星で宇宙を感じるしかなかった。宇宙に関する超速の技術進歩には目を見張る。

 といいながらもまだまだ進歩しなければならないことがある。直近では昨日のこと。国際宇宙ステーションへ物資を運ぶ宇宙輸送船「こうのとり8号」が打上げ中止になった。原因は宇宙船を載せたH2Bロケット発射台で火災が起きたことによるが、その原因や機体への調査はこれからという。火災による打上げ中止は初めてというが、物資が安全に届くことを願っている。

 今日は「宇宙の日」。27年前の1992(平成4)年のこの日、毛利 衛さんが日本人として初めてスペースシャトルで宇宙飛行した日。長い年月が過ぎたように思っていたが、宇宙の時間からすれば点ほどにしかならない。「地球は青かった」のガガーリンは1961年に地球上で初めて大気圏外飛行した。あれから半世紀以上、太陽系の謎が明かされるのはいつだろう。

 宇宙の日の今日、目にしたニュース。太陽系外惑星の大気中に水蒸気が存在することを見つけたと、良く目にする英科学誌ネイチャーに発表されたという。論文によると、この惑星は「K2-18b」(写真は想像図)で質量は地球の2倍、液体の水が存在出来る空間にある恒星の周りを公転しているという。暗黒の彼方の見えない星の謎解きは続く。
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