日々のことを徒然に

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彼岸なのに

2019年09月21日 | 生活・ニュース

 秋らしい日差しになり、朝顔の咲き数が急減した。そろそろしまい頃になったかと思いながら見ていた。彼岸の入りの朝、2輪のメリーゴーランドが咲いた。大きさは最盛期より小ぶり。涼しくなったのにようこそ、思いながら近づいてみる。朝顔は段違い咲くと思っていたが同根から咲いている。この咲き方は初めて気づいた。

 大きさは直径が3㌢ほど。真夏の暑さを過ぎてからで次第に小ぶりになっていたが、これほど可愛いのは初めて。これは曜白(ようじろ)朝顔で、最近になって日本朝顔が交配されて出来たという。花弁の中心から白い筋模様が入る系統で、生育旺盛でよく伸びる。また開花期間の長い、ということを知った。それで彼岸でも姿を見せたのか。

 確かに弦は日本朝顔に比べ細いが、その伸長力は親に当たる日本朝顔を越えている。生育旺盛の説明通り咲き誇る感じがしていた。桃色と青紫も咲いたがこちらは咲き終わりが少し早かった。彼岸といえば菊が主流だったように思うが、最近の墓前に供えられた花は、各種の花が盛り合されていて、墓地のイメージが変わった。ここにも世代交代が見られるが、墓前に足を運ぶ習慣は途絶えないことを願う。

 母は花好きで、あれこれ植えていた。母が亡くなってしばらくは、母の植えていた菊を供えた。朝顔も植えていたが、メリーゴーランドの種類は無かった。遺影の位置から2輪の咲き姿を直接は見えないが、彼岸に帰ってきて来ているだろうからどこからかめでているだろう。
 




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