日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

自動音声応答

2019年09月19日 | 生活・ニュース

  帰宅したら「ゆうパックご不在連絡票」がポストにあった。せっかく配達に見えたのに悪かったな、と思いながら連絡票を眺める。これまでなら、歩いて3分ほどにある局へ受け取りに行っていた。その局は合理化で配達業務がなくなり局で受け取るには車で15分掛かる。そこで再配達依頼しようと案内を見ると窓口に出向く以外になんと6通りある。

 24時間自動受付の電話番号を回す。これも固定と携帯で番号が違う。そして「自動音声に従って操作を」と記載がある。他社ごとだが自動音声の応答に難儀したことがありそのつもりで始めた。12桁の追跡番号から始まって、次々と問い合わせ(質問)に対応する数字を間違えないように確認しながらプッシュする。どこで依頼が終わったかよく分からないまま終了した。はっきりと利用者側に立った応対をすべき、どこの自動応答でも共通していることだが。

 指定した時間内に届いた。大きな保冷ボックスから取り出したのはチルド製品だった。「フルネームでサインして下さい」と出された紙片にサインする。これでこのゆうパックの旅は終わった。届いたむねお礼の電話をすると「おじちゃん、いつまでも元気でね」と姪子の快活な声、敬老の日の締めになった。

 今回は自動音声に対応できた。さらに歳を重ねると気苦労しそうだ。QRコードを読み取る方法や郵便依頼、見たことのない「はこぽす」受け取り、窓口へ出向く方法もあるが局までの距離が問題だし、本人確認資料が必要になる。これから先はこうした方法が社会の手続きとして一般化するだろう。生きていくために年取ってはおれない世の中になる。
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