プロ野球セ・リーグ優勝が在京球団に決まった翌日の朝刊、「広島東洋カープ 激闘感謝」と「広島東洋カープ 感動をありがとう」というスーパーの折込が入った。25%OFFの文字も踊っており、増税前のセールとして有効に使えばそれなりの効果は家計にとってありがたい。何となく乗り気がしないが、スーパーの責任ではない。
セの優勝が決まる前、今年のカープの戦績をもじって「去年までCS不要と言っていた」という川柳が地元紙に載っていた。しかし、リーグ優勝しても日本シリーズに必ず出場できるわけではない。という意味ではカープはCS戦を経て日本一になるチャンスがある。そのためには今季最終戦となる27日の中日戦(マツダスタジアム)に勝利するしかない。参考までに、中日は残り5試合全勝でCS出場となる。
カープの今シーズンを振り返る。3と4月は12勝15敗で4月末5位、5月は20勝4敗1分で首位、6月は6勝15敗2引分で2位、7月は11勝12敗で3位、8月は13勝14敗で3位、9月は未定。交流戦で大きく負け越して以降パットしない月間成績が続く。6月初めには4連覇確定だろうの情報も多々目にしたが、以降の采配は裏目というか、采配に対する疑問符が目につき始めた。
23日現在、142戦で70勝69敗3引分勝率5割4厘、27日の試合に勝利し3位を確定しCSに駒を進めて欲しい。緒方監督は「あと1試合、全力で戦うだけ」と語る。今日の阪神対中日、阪神が勝つとカープのCS進出が決まる。授かりものとしないためにも27日は勝ち71勝69敗で今シーズンを終えて欲しい。