相変わらず、タイプAとタイプBの2種類発売。タイプAのみ購入。
過去にも同じことを書いており、しつこいようだがもう一度書く。
収録曲を替えて2種類発売することはやめてほしい。特典映像やらジャケットやらを替えて何種類も発売することは、構わない。ほしい人がほしいだけ買えばいい。
しかし、本来の商品である楽曲を、特典映像などと同様のオマケ扱いしていることで、楽曲の価値を下げており、邪道だと思う。
例えば、作家が短編集を出版するのに、作品1、作品2、作品3を収録したタイプAと、作品1、作品2、作品4を収録したタイプBを同時出版するようなことはあり得ないだろう。
あり得ないことをするのがマーケティング、売れれば勝ちとも言えるのかもしれないが、楽曲に自信がないのだと判断せざるを得ない。
と言いながら、オマケ扱いされている3曲目の『君について』を誉める記事を書くのは忸怩たる思いだが、いいものは仕方ない。
スローなバラードだが、今までに類似曲がないと思われる寂しげなメロディが心に残る。各メンバーのソロ部分も楽しめる。
「ノラ・ジョーンズがお気に入りで」という歌詞があり、他の歌手が登場する歌に早速1曲追加だ。
何より、MVの出来が素晴らしい。ナッキーさんの記事に紹介されているが、架空のグループMINTの8曲目にしてラストシングルという設定。デビュー曲まで遡る回想シーンを織り込んだドラマ仕立てのMVだ。
デビュー曲『by myself~ホントの自分』、2曲目『明日に向かって』、(3曲目は登場せず)、4曲目『沈黙のカンガルー』、5曲目『インティビジュアル』、(6曲目は登場せず)、7曲目『sory』(DJが曲名だけ紹介)という架空の曲名と衣装まで作った上で、振り付けの映像も収録されている。非常に凝った作りだ。
曲が始まる前に、前田と片山が皮肉めいたやりとりをするシーンがあり、心が離れて解散することを暗示しているが、曲中に挿入される、前田が過去のブログを見ているシーンでは、実はそうではないことを表現している。寂しいけれど、優しい気持ちになる作品だ。
このユニットに組み入れられていたおかげで、絶好の機会を得た松井咲子が、MV中でいい表情を見せている。
タイプBのみ購入したファンは、この『君について』の楽曲とMVを鑑賞することができない訳で、返す返すもこうした商法は残念に思う。
『僕だけのvalue』は、一聴して判るが『choose me』のアンサーソングだ。
クラスでも目立たない女子が、自分はきっと「圏外」と歌う『choose me』に対して、「君がいい」と選んだ男子の歌が『僕だけのvalue』である。
MVでは、いずれの曲でも仲川遥香が目立っている。ただ、さわやかな佳曲とは思うが、詞も曲も平凡。『僕のYELL』『自分らしさ』などと同工異曲。同工異曲が悪い訳ではないが、何かしらハッとする新しさがほしい。今のところ私にはそれが見いだせていない。
『Biginner』も『RIVER』の同工異曲で、今のところ新しさを見いだせていないが、シングルの看板曲であり、もうしばらく聴きこんでから再評価したい。
ところで、全く予期していなかったが、このCDには「リクエストアワー セットリストベスト100 2011」の投票券が封入されていた。
そうか、もうそういう季節になったのか。
今回は、前回の『君のことが好きだから』のような、コアなファンが投票を集中させそうな注目曲が見当たらない。
シングル曲が順当に上位を占めるのか、それとも何かサプライズがあるのか。
まさかのSDN48『GAGAGA』が1位で、シンディの4年連続1位獲得なるか。
MINTの『沈黙のカンガルー』がどんな曲なのかぜひ聴いてみたいが、投票対象曲ではないのだろうか。
過去にも同じことを書いており、しつこいようだがもう一度書く。
収録曲を替えて2種類発売することはやめてほしい。特典映像やらジャケットやらを替えて何種類も発売することは、構わない。ほしい人がほしいだけ買えばいい。
しかし、本来の商品である楽曲を、特典映像などと同様のオマケ扱いしていることで、楽曲の価値を下げており、邪道だと思う。
例えば、作家が短編集を出版するのに、作品1、作品2、作品3を収録したタイプAと、作品1、作品2、作品4を収録したタイプBを同時出版するようなことはあり得ないだろう。
あり得ないことをするのがマーケティング、売れれば勝ちとも言えるのかもしれないが、楽曲に自信がないのだと判断せざるを得ない。
と言いながら、オマケ扱いされている3曲目の『君について』を誉める記事を書くのは忸怩たる思いだが、いいものは仕方ない。
スローなバラードだが、今までに類似曲がないと思われる寂しげなメロディが心に残る。各メンバーのソロ部分も楽しめる。
「ノラ・ジョーンズがお気に入りで」という歌詞があり、他の歌手が登場する歌に早速1曲追加だ。
何より、MVの出来が素晴らしい。ナッキーさんの記事に紹介されているが、架空のグループMINTの8曲目にしてラストシングルという設定。デビュー曲まで遡る回想シーンを織り込んだドラマ仕立てのMVだ。
デビュー曲『by myself~ホントの自分』、2曲目『明日に向かって』、(3曲目は登場せず)、4曲目『沈黙のカンガルー』、5曲目『インティビジュアル』、(6曲目は登場せず)、7曲目『sory』(DJが曲名だけ紹介)という架空の曲名と衣装まで作った上で、振り付けの映像も収録されている。非常に凝った作りだ。
曲が始まる前に、前田と片山が皮肉めいたやりとりをするシーンがあり、心が離れて解散することを暗示しているが、曲中に挿入される、前田が過去のブログを見ているシーンでは、実はそうではないことを表現している。寂しいけれど、優しい気持ちになる作品だ。
このユニットに組み入れられていたおかげで、絶好の機会を得た松井咲子が、MV中でいい表情を見せている。
タイプBのみ購入したファンは、この『君について』の楽曲とMVを鑑賞することができない訳で、返す返すもこうした商法は残念に思う。
『僕だけのvalue』は、一聴して判るが『choose me』のアンサーソングだ。
クラスでも目立たない女子が、自分はきっと「圏外」と歌う『choose me』に対して、「君がいい」と選んだ男子の歌が『僕だけのvalue』である。
MVでは、いずれの曲でも仲川遥香が目立っている。ただ、さわやかな佳曲とは思うが、詞も曲も平凡。『僕のYELL』『自分らしさ』などと同工異曲。同工異曲が悪い訳ではないが、何かしらハッとする新しさがほしい。今のところ私にはそれが見いだせていない。
『Biginner』も『RIVER』の同工異曲で、今のところ新しさを見いだせていないが、シングルの看板曲であり、もうしばらく聴きこんでから再評価したい。
ところで、全く予期していなかったが、このCDには「リクエストアワー セットリストベスト100 2011」の投票券が封入されていた。
そうか、もうそういう季節になったのか。
今回は、前回の『君のことが好きだから』のような、コアなファンが投票を集中させそうな注目曲が見当たらない。
シングル曲が順当に上位を占めるのか、それとも何かサプライズがあるのか。
まさかのSDN48『GAGAGA』が1位で、シンディの4年連続1位獲得なるか。
MINTの『沈黙のカンガルー』がどんな曲なのかぜひ聴いてみたいが、投票対象曲ではないのだろうか。