渡辺麻友 センターポジションに近づく（総選挙分析ライター）

渡辺麻友 センターポジションに近づく（総選挙分析ライター）


AKB48が日本のみならずアジアで広く人気を集めるなかで、前田敦子卒業後のAKB48の顔であるセンターポジションを誰がやるのかということは、ファンならずとも大変興味深い話題であろう。

「ギンガムチェック」の次のメジャーシングルである「UZA」に注目が集まったわけだが、9月18日のじゃんけん大会で明らかとなった「UZA」のセンターは大島優子と松井珠理奈のダブルセンターという意外感のあるものだった。

渡辺麻友を予想していた筆者としては、この結果に随分驚いたのだが、渡辺麻友自身も10月21日に発売された「月刊AKB48新聞」に掲載されているインタビューで、「UZA」のセンターになれなかったことについて、「そうですね・・・悔しい気持ちはあります。だからもっと、努力しなきゃいけない。日常のあらゆる時から常に気を抜いてはいけないんだと、私は強く思いました。・・・いろいろあったんです。とにかく、常に意識を高く持っていきたいです。」と述べているように、センターをやる気満々だったのだが、何らかの事情でセンターをはずされて？（注）悔しい思いをしたと言っている。
（注）高橋みなみは「麻友は、誰よりも早く東京ドーム公演の時から（UZAの）フリを覚え始めていた」と言っている。

12月5日に発売されるAKB48の29枚目のメジャーシングル曲「永遠プレッシャー」はじゃんけん大会優勝者の島崎遥香と決まっているが、この後はどうなるのかという疑問は当然出てくる。この後も、大島と松井珠のダブルセンターでいくのか、それとも渡辺麻友か、他の誰（島崎遥香、川栄李奈他）かがセンターポジションをとるのか？

選抜総選挙とじゃんけん大会以外のセンターポジションは秋元康総合プロデューサー（運営）の意思に基づくので、予測はできないと言えばそれまでだが、人間は一定の結論に至るまで、部分、部分情報出しをしながらその反応を見ていくというプロセスをとることもある。筆者は実は、すでにそれが行われており、たとえば8月29日に渡辺麻友が「ヘビーローテーション」を前田敦子ポジションで歌っていたり、渡辺麻友のチームBからチームAの移籍（組閣）がそれだと思っている。
渡辺麻友 ヘビロテを前田敦子ポジションで歌う


いまだに筆者は渡辺麻友がセンターポジションになるのではないかと推測しているが、それは11月に入り、運営側のシグナルがよりはっきり示されるようになったのではないかという以下の事実に基づいている。


１．11月9日 ミュージックステーション　「重力シンパシー」

この日に初めてTVで9月12日に発売された「重力シンパシー」が披露された。重力シンパシーのPVは、前田敦子、大島優子、渡辺麻友、柏木由紀、指原莉乃、篠田麻里子、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美、松井玲奈、宮澤佐江、北原里英、峯岸みなみ、横山由依、高城亜樹、島崎遥香の16人が出演しており、この曲のセンターポジションは前田敦子。
「重力シンパシー」PV映像

この日のMステに出演したのは、大島優子、渡辺麻友、柏木由紀、指原莉乃、篠田麻里子、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美、松井玲奈、峯岸みなみ、横山由依、島崎遥香、松井珠理奈、山本彩、渡辺美優紀、宮脇咲良の16人。前田敦子のセンターポジョンは渡辺麻友がわざわざ自分のポジションを移動して務めた。（渡辺麻友のポジションは松井珠理奈が入った。）

PV 宮澤 指原 島崎 北原 板野 松玲 柏木 前田 大島 篠田 小嶋 高橋 渡麻 高城 横山 峯岸
・・ ・↓ ・・ ・・ ・↓ ・・ ・・ ・・ ・↓ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・↓ ・ ↓ ・↓ ・↓
Mス 山本 指原 島崎 宮脇 板野 松玲 柏木 渡麻 大島 篠田 小嶋 高橋 松珠 渡美 峯岸 横山

121109 Mステ「UZA」「重力シンパシー」映像

２．11月13日 火曜曲！「Everyday カチューシャ！」

出演したのは大島優子（選抜選挙1位）、渡辺麻友（2）、柏木由紀（3）、指原莉乃（4）、篠田麻里子（5）、高橋みなみ（6）、板野友美（8）、松井玲奈（10）、河西智美（12）、峯岸みなみ（14）、横山由依（15）、梅田彩佳（16）、高城亜樹（17）、島崎遥香（23）、藤江れいな（40）、仁藤萌乃（55）の16人。

このメンバーで、渡辺麻友がセンターポジションを務めた。（この日は小嶋陽菜、SKE松井珠理奈、NMB48山本彩、渡辺美優紀は出演せず）

横山 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・
・・ 梅田 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 高城
・・ ・・ 藤江 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 峯岸
・・ ・・ ・・ 松玲 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 指原
・・ ・・ ・・ ・・ 柏木 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 河西
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 仁藤 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 島崎
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 大島 ・・ ・・ ・・ 篠田
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 高橋 ・・ 板野
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 渡麻
121113火曜曲「Beginner」「ギンガム」「エビカツ」映像

３．11月22日 ベストヒット歌謡祭　「Everyday カチューシャ！」

出演したのは大島優子（選抜選挙1位）、渡辺麻友（2）、柏木由紀（3）、指原莉乃（4）、篠田麻里子（5）、高橋みなみ（6）、小嶋陽菜（7）、板野友美（8）、松井珠理奈（9）、松井玲奈（10）、北原里英（13）、峯岸みなみ（14）、横山由依（15）、山本彩（18）、渡辺美優紀（19）、島崎遥香（23）の16人。

この16人は筆者が見るところ現在、秋元康総合プロデューサー（運営側）が売り出そうとしているAKB48グループ（AKB48、SKE48、NMB48、HKT48）のベストメンバーではないかと思う。

公の歌謡祭である“ベストヒット歌謡祭”で、この16人中、渡辺麻友がセンターポジションを務めたことで、筆者は渡辺麻友がAKB48の次期センターではないかとの感触をより強くした。

横山 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・
・・ 山本 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 渡美
・・ ・・ 北原 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 峯岸
・・ ・・ ・・ 松玲 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 指原
・・ ・・ ・・ ・・ 柏木 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 松珠
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 小嶋 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 島崎
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 大島 ・・ ・・ ・・ 篠田
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 高橋 ・・ 板野
・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 渡麻


横 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
Ａ 山 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 美
19 Ｎ 北 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 峯 Ｎ
９ 19 Ａ 玲 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 指 Ａ 19
・ N1 21 S 柏 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 珠 Ｈ 20 N1
・ ・ ５ 21 Ａ 小 ・ ・ ・ ・ ・ 島 S 20 １
・ ・ ・ S1 21 Ａ 大 ・ ・ ・ 篠 Ａ 15 ５
・ ・ ・ ・ ３ 24 Ａ 高 ・ 板 Ａ 18 S1
氏 ・ ・ ・ ・ １ 24 Ａ 麻 Ａ 26 ９
チ ・ ・ ・ ・ ・ ２ 21 Ａ 21 １
年 ・ ・ ・ ・ ・ ・ １ 18 １
期 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ３
（注）AKB48の3期生渡辺麻友をAKB48の1～3期生（譜代大名）がしっかり取り囲み、その外側をSKE48、NMB48の1期生（外様大名）、AKB48の若手（旗本）が支えるように見える布陣。
121122ベストヒット歌謡祭「Everyday カチューシャ！」映像

さて、来年に発売されるAKB48の30枚目のメジャーシングル曲のセンターポジションは誰になるのか？あれこれ想像するだけでも楽しくなる。


以上


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『北川謙二』は『負け惜しみコングラチュレーション』の姉妹曲。（ときめき研究家）

ＣＤの帯に「タイトルさえちゃんとしてたら、いい曲なのに・・・」という宣伝文句が記載されているが、そんなにおかしなタイトルではない。『小池』『竹内先輩』という前例もある。実在する「いじられ役」のスタッフの名前ということだが、そんなことは分かる人だけ分かればよく、曲の評価には関係がない。

分かりやすいので、既に色々な人が指摘しているかもしれないが、ＮＭＢ４８『北川謙二』はＳＤＮ４８『負け惜しみコングラチュレーション』の姉妹曲と言えるだろう。
以前付き合っていた彼女が結婚するというニュースを聞いてしみじみしている元彼視点の歌が『負け惜しみコングラチュレーション』で、今の彼視点の歌が『北川謙二』だ。前者は「僕にはできなかったけど幸せになれ」と歌い、後者は「君をしあわせにできなかったそんな奴に負けたくないんだ」と歌う。意図的に使われていて対になる言い回しが、姉妹曲の証しだ。
グループ内のシングル曲に、しかも１年の間に登場するとは、結構気に入ったテーマなんだと思う。元彼も、今の彼も、彼女のことを思っていることに変わりはなく、ただタイミングや巡り合わせで、彼女を「幸せにする」役がどちらかに回って来たのだという考え方だ。だから二人は敵対しているのではなく、同志のような関係なのだ。
カフェテリアで偶然遭遇した北川謙二が、こちらに気がついているのかいないのか、はっきりしない。
私は気づいていないと解釈する。彼女が遠くの北川謙二を目ざとく発見したが、向こうは気づいていない状況だ。でもそんなに離れていない席に座っていて彼の「甘いスマイル」を観察できる。彼女は「わざと大声で愛と愛を試している」。北川謙二が気づけば気づいたでちょっと面白いし、できれば気づいてほしいと思って、彼女の声は大きくなっているのだろう。
「三人でドライブしよう」という『姉妹どんぶり』の妹と同じで、お嬢様気質で、無邪気で、少しわがままな彼女は、とても魅力的だ。二人の男に少し同情し、しかし羨ましくも思う。

例によってＣＤは１種類のみ購入して、他種類のカップリング曲は配信で購入した。
同一タイトルのシングルでカップリング曲を変えて何種類も売るような販売方法は、楽曲をオマケ扱いしてどうしても好きになれないが、聴いていない曲の中に素晴らしい曲があるかもしれないので、この方式を採用している。

しかし、今回のカップリング曲には、抜群というような曲はなかった。強いて言えば『インゴール』。
「人生は旅だよなんて　訳知り顔で言うのなら　僕はどこへ向っているのか　ヒントだけでも教えてくれ」という、歌い出しが印象的。こういう人生論のような歌は好きだ。
最近、バスケットボール（『体育館で朝食を』）、ボート（『僕らのレガッタ』）など、これまでに歌われていなかったスポーツが登場するが、ラグビーも今回はじめてではないか。ラグビーボールのように予測できない人生も、夢中で頑張っていればインゴールに辿りつくというわかりやすいメッセージもいい。

佐藤夏季卒業、増田有華「恋愛感情なし」(KC)

佐藤夏季卒業、増田有華「恋愛感情なし」(KC)

佐藤夏季卒業発表より部分引用
ずっと夢だった東京ドームも叶い、決して目立つ方ではありませんでしたが、こんな私が東京ドームのステージに立てたんだということが、私の中で一つの証明
きちんとやらなくてはいけない事もまだまだ、たくさんあるなと思いました。
だからこそ、今は大学もちゃんと通って勉強して卒業したいと思い、一人の人間として、認めていただけるように頑張りたいと思いました。
今後は学業に専念するため、芸能というお仕事から離れようと思います。

感想！
目立たないメンバーの中に素敵なアイドル、これがAKBの醍醐味。佐藤夏季のことをそう思っていたファンもいるはずだ。
AKBの仕事では、一人の人間として、認めていただけないと感じたのだな。


 増田有華ブログより部分引用
私の昨日のブログでは余りにも言葉足らずで皆さんにご心配をおかけしたと感じ、改めて反省しています。
記事をみて熱愛や不倫と書かれていて、正直すごくすごくビックリしました。本当に事実ではないことが書かれていて…
ISSAさんはあくまでも、共演者の中の一人で私にとっては、お兄ちゃんのような存在で、恋愛感情は一切ありません。
ただ、あんな風に書かれてもおかしくないような、軽率な行動をとったことに関しては事実であり、申し訳ない気持ちです。

感想！
一つ前のブログで「記事の中には事実ではないことも書かれていましたが泊まりにいったことは、事実です。」と書いたけど、セックスしなかったと書かなかったのが言葉足らずだから、セックスしなかったと書きました。
ISSA側から否定してくれとの依頼があったのか？セックス有無により離婚の慰謝料の額が。

コメント欄を読んで感心した。
その一
歌も言葉の発信も好き勝手に身内で盛り上がってるだけでは表現のプロにはなれません。見てくれる人たちがいるという前提で、使う言葉や行動を判断することを勉強しよう。不器用であるなら常に慎重に考えよう。

その二
辞退するほどの事はしてないと思う。
でも前々から卒業をかんがえてたのなら仕方ないかな。。

その三
AKBの増田有華が好きなのではなく、好きな増田有華がAKBにいただけ。
AKBの前田敦子でないと意味がないから卒業は詐欺と、訴訟した前田敦子ファンを思い出した。KC