『永遠プレッシャー』タイプCを購入。
このCDには、AKB48の『永遠プレッシャー』『とっておきクリスマス』に加え、HKT48『初恋バタフライ』の3曲が収録されている。付属のDVDには、その3曲のミュージックビデオのほか、ファン投票3位になり製作された『桜の花びら(前田敦子ソロバージョン)』のミュージックビデオ、じゃんけん大会実況の後編が収録されている。非常に豪華なオマケだ。
タイプAにはSKE48『強がり時計』、タイプBにはNMB48『HA!』が収録されているほか、付属DVDの内容もそれぞれ異なっている。その他にも、タイプD、劇場盤もある。
タイプA、タイプB、タイプCは、3枚とも購入するのが当たり前と言わんばかりの構成だが、異議ありだ。オマケで釣って何枚も買わせようとするのは、まだわかる。それを買うか買わないか、何枚買うかは自分の判断だ。しかし、収録曲が異なるタイプを何種類も発売する商法は、結局楽曲をすらオマケ扱いにしており、クリエーターとしての自負に欠けていると思う。
更に、今回、タイプA収録のSKE48『強がり時計』、タイプB収録のNMB48『HA!』は音楽配信すらされていない。これは、聴きたいならどうしてもCDを3枚買えということなのか。
と、いつもの批判をしたところで、一転して『初恋バタフライ』を絶賛する。
この曲は、HKT48の初オリジナル曲となる。HKT48としての初CDが来年出るようだが、それに先立ち、AKB48のCDの「オマケ」として発売された。これが、現在のHKT48というグループの勢いを感じさせる、アイドルらしい魅力的なパフォーマンスになっている。
教室に紛れこんだモンシロチョウに自己投影して、「あんな風に君のそばに行きたい」と歌う少年視点の片想いソング。これは秋元康の得意分野なので安心して聴けるし、「幽体離脱」「ポニーテール」「シャンプー」といったお馴染みのワードも出動している。
彼女が花で、自分が蝶というのは、森進一『花と蝶』、郷ひろみ『花とみつばち』のような伝統的な比喩だが、陳腐な印象はしない。「初恋はバタフライ・・・」というサビ部分は、少し愁いを帯びたメロディーとなり、初恋の切なさを暗示するが、「ここにいるのに」の部分が強い意志を感じさせるメロディーで高揚感がある。
振り付けは、チョウをイメージするようなお遊戯然とした動作が印象的。AKB48やSKE48の激しいダンスと比べれば、ゆったりとした動きのように見えるが、若々しさ、フレッシュさを感じさせて、彼女たちには似合っているダンスだと思う。
ミュージックビデオも秀逸だ。
放課後、兒玉の家で一緒に勉強をするために集まった宮脇、村重、本村、田島。兒玉の小学生の弟が、田島にほのかな恋心を抱くというストーリーを軸に、中学生の少女たちの魅力が充分表現されている。姉弟で勉強部屋を共有しているという設定もリアル。活き活きした歌唱・ダンスシーンのほか、教室内のモンシロチョウ視点の映像や、小学生の弟が描くパラパラマンガを織り込み、楽曲の世界観を活かしながらも、独立した完成度の高い映像作品となっている。
2トップの兒玉、宮脇に加え、彗星のように現れた研究生の田島がセンターを務め、存在感を発揮している。その次の4番手、5番手のポジションに、指原、多田の移籍組が座り、安定感を示す。ミュージックビデオ冒頭の2人の会話には、何となくニヤニヤしたくなる。多田は移籍して居場所を得たのは、よかったと思う。
総選挙分析ライターさんの影響で『HaKaTa百貨店』を見はじめて、メンバーの顔と名前も半分ぐらい覚えたところなので、私自身にとって、ちょうど面白い時期なのかもしれない。ただ、それを割り引いても、単純に楽曲としてウォークマンで聴いていて、ワクワクして来る素晴らしい楽曲だ。
「オマケ」でこれだけハイレベルの楽曲を出してしまって、来年の本物のデビューCDがこれを超えられるのか、半分心配で、半分は期待が高まる。
それにしても『永遠プレッシャー』タイプA、タイプBのCDを買った人がこの曲を聴けないことは、返す返すもったいないことだと思う。せめて今からでも音楽配信を開始してもらいたい。
このCDには、AKB48の『永遠プレッシャー』『とっておきクリスマス』に加え、HKT48『初恋バタフライ』の3曲が収録されている。付属のDVDには、その3曲のミュージックビデオのほか、ファン投票3位になり製作された『桜の花びら(前田敦子ソロバージョン)』のミュージックビデオ、じゃんけん大会実況の後編が収録されている。非常に豪華なオマケだ。
タイプAにはSKE48『強がり時計』、タイプBにはNMB48『HA!』が収録されているほか、付属DVDの内容もそれぞれ異なっている。その他にも、タイプD、劇場盤もある。
タイプA、タイプB、タイプCは、3枚とも購入するのが当たり前と言わんばかりの構成だが、異議ありだ。オマケで釣って何枚も買わせようとするのは、まだわかる。それを買うか買わないか、何枚買うかは自分の判断だ。しかし、収録曲が異なるタイプを何種類も発売する商法は、結局楽曲をすらオマケ扱いにしており、クリエーターとしての自負に欠けていると思う。
更に、今回、タイプA収録のSKE48『強がり時計』、タイプB収録のNMB48『HA!』は音楽配信すらされていない。これは、聴きたいならどうしてもCDを3枚買えということなのか。
と、いつもの批判をしたところで、一転して『初恋バタフライ』を絶賛する。
この曲は、HKT48の初オリジナル曲となる。HKT48としての初CDが来年出るようだが、それに先立ち、AKB48のCDの「オマケ」として発売された。これが、現在のHKT48というグループの勢いを感じさせる、アイドルらしい魅力的なパフォーマンスになっている。
教室に紛れこんだモンシロチョウに自己投影して、「あんな風に君のそばに行きたい」と歌う少年視点の片想いソング。これは秋元康の得意分野なので安心して聴けるし、「幽体離脱」「ポニーテール」「シャンプー」といったお馴染みのワードも出動している。
彼女が花で、自分が蝶というのは、森進一『花と蝶』、郷ひろみ『花とみつばち』のような伝統的な比喩だが、陳腐な印象はしない。「初恋はバタフライ・・・」というサビ部分は、少し愁いを帯びたメロディーとなり、初恋の切なさを暗示するが、「ここにいるのに」の部分が強い意志を感じさせるメロディーで高揚感がある。
振り付けは、チョウをイメージするようなお遊戯然とした動作が印象的。AKB48やSKE48の激しいダンスと比べれば、ゆったりとした動きのように見えるが、若々しさ、フレッシュさを感じさせて、彼女たちには似合っているダンスだと思う。
ミュージックビデオも秀逸だ。
放課後、兒玉の家で一緒に勉強をするために集まった宮脇、村重、本村、田島。兒玉の小学生の弟が、田島にほのかな恋心を抱くというストーリーを軸に、中学生の少女たちの魅力が充分表現されている。姉弟で勉強部屋を共有しているという設定もリアル。活き活きした歌唱・ダンスシーンのほか、教室内のモンシロチョウ視点の映像や、小学生の弟が描くパラパラマンガを織り込み、楽曲の世界観を活かしながらも、独立した完成度の高い映像作品となっている。
2トップの兒玉、宮脇に加え、彗星のように現れた研究生の田島がセンターを務め、存在感を発揮している。その次の4番手、5番手のポジションに、指原、多田の移籍組が座り、安定感を示す。ミュージックビデオ冒頭の2人の会話には、何となくニヤニヤしたくなる。多田は移籍して居場所を得たのは、よかったと思う。
総選挙分析ライターさんの影響で『HaKaTa百貨店』を見はじめて、メンバーの顔と名前も半分ぐらい覚えたところなので、私自身にとって、ちょうど面白い時期なのかもしれない。ただ、それを割り引いても、単純に楽曲としてウォークマンで聴いていて、ワクワクして来る素晴らしい楽曲だ。
「オマケ」でこれだけハイレベルの楽曲を出してしまって、来年の本物のデビューCDがこれを超えられるのか、半分心配で、半分は期待が高まる。
それにしても『永遠プレッシャー』タイプA、タイプBのCDを買った人がこの曲を聴けないことは、返す返すもったいないことだと思う。せめて今からでも音楽配信を開始してもらいたい。