指原莉乃 SNSの使い方が絶妙(総選挙分析ライター)
この9/19~22の4日間にAKB48ニュースを検索していたらHKT48の指原莉乃のTwitterの話題が3つ載っていた。
ひとつは指原がファンへの質問に「エロ動画見てるけど保存してない」と返答した内容を日刊スポーツが紹介したもの。これは指原が自らのファンを喜ばすために流したリップサービスを日刊スポーツがわざわざ記事にしてくれた。
「指原、エロ動画見てるけど保存してない」日刊スポーツ 9月19日(金)14時17分配信
もうひとつは指原を嫌う女性から「芸能界をやめてください」という主旨の発言をされて、それに対して指原がこの女性に「毎日デートうらやましい」という返答をした顛末を、サイゾーウーマンが在ること無いこと尾ひれを付けて膨らましマッチポンプ記事にしたもの。この記事には一部の指原アンチが狂喜した。
「HKT48・指原莉乃、SMAPファンを晒し上げ! 賛否両論の嵐に“炎上共演”はもう限界?」2014/9/19 17:38 - サイゾーウーマン
三つ目は指原がHKT48のメンバーの松岡菜摘の寝姿をTwitterにあげたもの。これをシネマトゥデイと日刊スポーツが取り上げたので広く松岡菜摘の可愛さをPRすることになった。筆者もこの記事をみて松岡の当該写真を確認したが、びっくりするほど寝姿が可愛かった。松岡は思わぬところで宣伝してもらい「ぶすな寝顔じゃなくてよかったーっ!! 指原カメラマンの腕、さすがだな」と感心していた。
「さしこ、松岡菜摘のセクシー過ぎる寝姿を公開!メンバーも「ごちそうさま」と絶賛」シネマトゥデイ 9月19日(金)17時32分配信
「指原、メンバーのセクシーな寝姿公開」日刊スポーツ9月22日(月)13時43分配信
「松岡菜摘の寝姿4写真」
上記3つとも指原はほんの一言つぶやいたり、写真を掲載しただけである。それでもこれだけ幾つかの媒体が記事にしてくれている。
話題は指原自身のこと、指原アンチへの返答、メンバーの写真とそれぞれ変えているので、記事によって指原ファンが飛びついたり、指原アンチが狂喜したり、松岡菜摘ファンや一般のAKBファンが興味を持ったりしている。
指原は、今はおもにTwitterを使っているが、その前はGoogle+、さらにその前はブログとそれぞれのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)をしっかり使いこなしてきたので、それぞれの特徴を熟知している。
加えて、指原はこういう話題なら記事にしてくれそうだということを相当考えているしよく知っていると思う。それは指原の著書「逆転力」(講談社AKB48新書)に小学校5年生のときから2チャンネルを見ていた(P50)。たとえ炎上したとしても、コントロールできる自信はある。話題がないことが一番怖い(P140)などの一節があるからだ。
筆者がまだ幼少のころ、手塚治虫の「悟空の大冒険(1967年)」というTVアニメがあり、そのひとコマに悟空がキント雲に乗って地の果てまで行くのだが結局はお釈迦さまの両の手のひらの中だったという場面があった。この数日間の指原の記事を見ていると筆者には指原の手のなかで転がされている光景のように思えて指原が悟空の大冒険に出てきたお釈迦さまの姿と重なってしまった。
AKB48G総合プロデューサーの秋元康氏は指原を「悪魔」と呼んだが、漫画に出てくる「お釈迦さま」にしろ「悪魔」にしろ、いずれも“人を超えている”ので凄いことになってきたなと・・・。
以上
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