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AKB48ベストアルバム『0と1の間』のデュエット曲。(ときめき研究家)

2015-12-05 05:00:00 | ときめき研究家
AKB48ベストアルバム『0と1の間』に収録されたデュエット曲5曲のうち、既に2曲については記事にした。

渡辺麻友と宮脇咲良のデュエット曲『クリスマスイブに泣かないように』の感想はこちら。
柏木由紀と指原莉乃のデュエット曲『やさしくありたい』の感想はこちら。

今回は、残りの3曲について。

小嶋陽菜と横山由依のデュエット曲『あの頃、好きだった人』。
高校時代に好きだった男性と10年振りに偶然再会して、揺れる思いを歌った曲だ。メロウな曲調で、同じく別れた恋人との偶然の再会を歌った松田聖子の『時間旅行』を連想するような曲だ。
この曲は、当初は小嶋陽菜のソロ曲として作られたに違いない。それくらい現在の彼女にぴったり似合った曲だ。Aメロの歌い出しは間違いなく小嶋で、最初の一節だけで「こじはるワールド」を一気に展開してしまう。その曲が無理にデュエット曲に仕立てられ、相方として投入された横山由依がどのように対抗して歌うのか注目したが、ゴーイングマイウェイ、いつもの鉄面皮な横山を貫いていて天晴れだ。
Aメロ繰り返し部分の横山パートに「2年C組の教室に戻った気がする」というフレーズがあるが、横山が歌うと、きっと堅物の学級委員長だったのだろうと想像する。仮にこの部分を小嶋が歌うと、校則を守らずパーマをかけたり化粧をして来るような、ちょっと不良っぽい生徒だっただろうと想像する。この2人のコントラストがデュエットの醍醐味だ。
男女のデュエットなら問題ないが、同性のデュエットの場合、これくらい声質や歌い方が違っていた方が聴きやすい。今歌っているのがどちらかなどと考えてばかりいると、安心して楽曲そのものを楽しめない。

松井珠理奈と島崎遥香のデュエット曲『トイプードルと君の物語』。
この2人の声は少し聴き分けにくい。アップテンポな曲調で、声もだいぶ加工してあるので、地の声はだいぶ違うはずなのに、わかりにくい。しかし、語尾が力なく空気が抜けるような感じなのが島崎だとわかる。
歌の内容は、突然部屋を出て行った彼女と、置いてきぼりを食った彼とトイプードルの3者の掛け合いになっていて、面白い。1番は、松井が彼、島崎が彼女の役。2番は島崎が彼で、松井はトイプードルの役だ。
ちょっと中国風のアレンジが混じったり、楽しめるサウンド。若い2人にはよく似合う曲だ。

高橋みなみと山本彩のデュエット曲『LOVE ASH』。
この2人の歌唱は似ているようで似ていない。どちらも深刻ぶった本格的な歌唱が売り物だが、高橋は力を込めた熱唱タイプ、山本はクールでドスの効いた歌唱だ。例えるなら同じ時速100キロで飛ばすのでも、高橋は250ccのバイクでアクセル全開、山本は750ccのバイクで余裕残し、という感じだろうか。(私自身はバイクに乗らないので、あくまでイメージです。)
曲は、2人のどちらかのソロ曲としても似つかわしいような曲。不倫なのか何なのか、許されない恋なのに抑制ができず燃え尽きて灰になる、そんな内容。高速道路を見降ろすビルの屋上で抱き合って、人目を避けながらスリリングな情事を繰り広げているようだ。「心中してもいい」とか物騒な歌詞も。これは本当にアイドルの曲なのだろうか。
おそらく激しいダンスを伴うのだろう。リズムも後ろにアクセントのある難しそうな曲だ。それを歌いこなしている2人とも実力者なのは間違いない。
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1 コメント

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逆に新鮮! (ピーナッツ)
2015-12-06 22:13:51
派生ユニットの活動が、そうでもなくなってきたからだろう…。だから?今回のデュエット5曲の新録音は、非常に新鮮な感じで聴けた。
僕は、こういうの、実験的な組み合わせとかでも全然いいと思う…どんどんやってほしいな。
まさに、0と1の間のこと。
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