発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

キハユニ26

2018年04月29日 | カプラー
カプラー統一化工事第1弾は、この組み合わせから。

右からキハユニ26・キハ47・キハ30(M)・キハ16の編成。

連結試験で、Nカプラーとナックルカプラーの相性は良いと出たので、交換対象になるのはTOMIXのキハユニ26とキハ16のTNコンビ。

台車装着のNカプラーは、ボディマウントカプラーには当然対応できない。またナックルカプラーとキハ58のボディマウントカプラーは相性が悪いため、交換するカプラーは必然的にキハ35のナックルカプラーになる。

しかし持ってきたカプラーセットには、ナックルカプラーはなくキハ35から取り外して使うことになる。

すでにキハ35900のカプラー1個を、キハ80用に変えているため、まずこの1個を使うことに。

それを使うのが、キハユニ26。


一見単純そうに見えるが、ナックルカプラーの形状と、キハユニの床板形状の複雑さのため、一筋縄ではいかなかった。
まずナックルカプラー。ボディマウント式なのは良かったものの、、、。

床板に接する面に突起物が、、、。この突起物が最大のネック。

一方TNカプラーの方は、

スペーサーをかませる形で、床板に取りつけ。その結果床板が階段状に。
床板がフラットではない、この形状はTOMIXのキハに共通なのかもしれないが、これはこれで曲者。
TN自体は、

スペーサーと本体に分離できる。

で、このスペーサーを本来使われている場所に再利用、床面の段差をなくすのだが、スペーサー自体は、TNカプラーに固定したうえで装着するようになっているため、TNはない場合はスペーサーの固定は、瞬間接着剤のみ。

キハ47の台車もビス止め式だったため、これが転用できないかとサイズ合わせしたところ。キハ47の方が車体長があるため、この計画はあえなく断念。その際、スペーサーだけを装着(接着)したのが、上の写真。

この後、表面の突起物をすべてニッパーでカットしたナックルカプラーを接着。
カットする際注意しなければいけないのが、カプラーを床面に取りつける腕とカプラー固定のピンは素直にカットできるが、カプラー部分をカプラー取り付け面に取りつける腕は、カットするとカプラー部分が固定できなくなるので、カットと同時に接着しないといけない。その際若干浮き上がる傾向にあるので、ピンセット等で押さえながら、瞬間接着剤を少々。




ャ燈tけの絵。
ナックルカプラーの幅と、TNを取り付ける床板の幅が同じだったので、あとは床板の端にカプラーの端を合わせ接着。ただナックルカプラーの端部形状が、緩やかな円弧を描いているため、床板は車体に取り付けた状態にしておく方が、位置決めや接着はしやすい。また接着剤は必ずカプラー側に塗る事。

そして最後の台車の取り付け。ここでも向きに注意。

付けていた状態のまま戻すと、台車についているアーノルド取付用のステーが見事にナックルに当たるので、ここは方向転換。



カプラーがやや下下がりになっているが、これはつける際、表面をそのままにしたため。持ってきた小道具に、やすりがなかった、、、。

連結面間は、

下側が今回した、ナックル+Nカプラー。上のナックル+ナックルと比べても遜色ない。

これで工事完了。
キハユニなので基本的に列車の先頭に立つため、運転台側のカプラーはTNのまま残すことにした。
次はキハ16だな。