発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

奈良線

2018年04月23日 | 動画(写真)撮影
少し前に大阪へ帰る際、京都から近鉄特急乗り継ぎをやった際に、気になった奈良線で次の週帰ってみた。

何が驚いたって、奈良線京都駅の賑やかさ。
キハ35の時代は、ホーム1面1線の単なる終着駅に過ぎなかった奈良線ホームが、隣にあった留置線をつぶして、なんと2面3線の頭端駅に成長していたこと。

さらに外国人観光客の多いこと。

それにひきかえ、走っている103系の貧弱な事。驚いたことにこの線を走っている(というか、生き残った)103系、見事なまでに古いやつばかり。環状線を走っていたあの高級な改造車なんか、全く見ない。
そして新たに配属されたのが、高級改造車や201系を飛び越して、阪和線で走っていた205系1000番台。
しかし帯の色も変えず、阪和仕様のまま。

205系の帯の色はともかく、103系ぐらい高級改造車に置き換えることぐらいできたと思うのに、なぜ?

と思った奈良線だが、いざ乗ってみるとキハ35や105系が走っていたころの面影なんか、ほとんどない。衝撃的だったのは、木津。電化されたころには、だだっ広い構内の側線に、大量のキハ35系が廃車待ちしていたことぐらいしか印象になく、その先は見渡す限りの丘陵地だった気がする。
今回、30年ぶりぐらいに見てみたら、、、恐ろしいほど宅地化が進行していた。

東福寺駅、左が奈良線、右が京阪本線。国鉄時代は、ホーム上に京阪・国鉄の仕切りがなく、そのまま対面同士で乗り換えできていた。今は階段を上がり下がりしなくてはならにない。


この駅の反対側は住宅地。道路を支える鉄の橋脚が不思議な感じを醸し出している。


黄檗(おうばく)駅付近でも、京阪宇治線と並走する区間がある。左京阪、右奈良線。
一見複線のように見える奈良線だが、実は単線。部分複線があるというだけでも、奈良線が進化しているのが分かる。


木津駅の古いホーム屋根。しかし右手の風景は、驚愕の世界。


上の写真の左手のホーム建屋の横から、片町線が左へ分岐。しかし線路横の風景は、一変している。
https://youtu.be/dhuSVXZux9k