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てらまち・ねっと



 コピペとは 「コピー&ペースト」 「コピー・アンド・ペースト」 の略。
 情報をコピーして別のところに貼り付けること。

 最近そのことの是非の議論があるので考えてみようと前から思っていた。
 先日、月曜日の夕方、何かの偶然でふと、「明日のブログ、コピペにしよう」と思った。
 そして、食事を作ろうと立ったら、なんと、夜7時半からのNHKのクローズアップ現代が そのことを流し始めた。
 「これは、おもしろい」と料理しながらチラチラと見た。

 ととと・・そのうち・・・福田総理辞任のニュース・・
 次の日のブログ・ネタは入れ替わった。

 ともかく、コピペ問題のキッカケあるいは象徴が大学生のレポートや小中学生の読書感想文らしい。
 それで、今朝、「読書感想文」を提供するページをあちこち覗いてみた。
 結構面白そうで、しばらく あちこち見入っていた。
 文末にリンクと設置者当人の紹介を抜粋しておく。

 ・・そももそ、このブログはコピペの典型??
 でも、私は、それ自体は自分の考えとして引用・転載しているわけでなく、こんな情報がある、こんな人がいると載せているだけなんだけど。

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ここのところ6位、7位あたり

●9月1日(月)放送
コピペ ~「ネットの知」とどう向き合うか~
  クローズアップ現代 放送記録 kiroku2008/0809-1

 インターネットで見つけた文章をコピー&ペーストして、自分の文章にしてしまう"コピペ"。ある大学では提出されたレポートの半数近くがコピペで作成されていたという事実が明らかになった。夏休みには小中学生向けに開設された「コピペで書ける読書感想文」のサイトがアクセス数を伸ばし、大人の世界でも、役所が募集したパブリックコメントに大量のコピペの「組織票」が提出されるなど、コピペは今、社会全体に広がりつつある。「コピペは人間の考える力を弱める」と批判の声が上がる一方、「新たな知の技法」として肯定的に捉えるべきだとの意見もある中、私たちはネット上に広がる膨大な情報とどう向き合っていくべきか考える。
(NO.2623)
スタジオゲスト : 茂木 健一郎さん (脳科学者)

 
 なお、ちょうど、7月30日のブログ ⇒ ◆今日は花や野菜、食べ物を楽しむことの記録 で 茂木さんのことに触れた。
 「・・ところで、脳科学者として広く知られる茂木健一郎が、昨日のNHKテレビで、年齢を重ねると脳に経験の蓄積が増える、意欲があればその情報が活用できて「創造」がてきる、だから歳をとったほうが良い、ただし意欲がないと活用できないから老化する、という趣旨の話をしていた。

 ふむふむ・・・
 ともかく、彼は、毎朝ブログをやって、あたまを整理をするという。
    茂木健一郎 クオリア日記 」
 それはいいとして、コピペのことに戻ろう。
 以下に一部転載。もちろん詳しくはリンク先をどうぞ。

 ●大学生から小学生まで 「ネットでコピペ病」蔓延
  2008 7月20日12時25分配信 J-CASTニュース
 読書感想文がコピペできるサイトの一つ
 ネットでコピペ(コピー&ペーストの略)と言えば、大学生のレポートが話題になっている。ところが、なんと小学生の読書感想文にまでコピペが広がりつつあるというのだ。はたして、防ぎ手があるのか。

■「読書感想文をさっさと片付けて」というコピペサイト

  「自由に使える読書感想文~読書感想文をさっさと片付けて、夏休みをエンジョイしよう!! 」

 キーワードでネット検索すると、こんな衝撃的なサイトが出てくる。このサイトでは、小中学生を対象に「パクリ・コピペOK」という感想文の見本がズラリと並ぶ。例えば、太宰治の小説「走れメロス」については、原稿用紙3~5枚の「オリジナル文」が。いずれも「わたしには親友という言葉で呼ぶにふさわしい友人がいました…」と書き出し、借金を被った親友の父親を引き合いに出して、小説の言う、人を信じることとは何かを自問するなどしている。

 サイトでは、ばれても責任は負わないという。同様なサイトは、いくつか見つかった。しかし、こんなサイトを利用する小中学生は、本当にいるのか。

 日本経済新聞の2008年7月11日付夕刊記事によると、07年秋の読書感想文全国コンクールで、小学校高学年の児童によるコピペが発覚した。どのサイトか書かれていないが、あるホームページ掲載の他人の感想文と酷似していることに審査員が気づいたのだという。これが事実なら、コピペは今や小学生にも拡大しているということらしい。

 さらに、日経の記事では、大学生では常態化しているとの指摘を挙げている。

 それを裏付ける調査結果などはないようだが、ひどい例も見つかった。小樽商科大の江頭進教授は、J-CASTニュースの取材に対し、2003年1月にイラク戦争のレポートを提出してもらったところ、受講者260人余の4割もネットからのコピペが見つかったというのだ。

  「ところどころ文体が違ううえ、学生にしては文章がうま過ぎました。そこで、学生たちに確かめてみたら、複数のサイトからのコピペが分かったんです」

 日経の記事では、東日本のある国立大医学部で08年5月上旬、学生約100人のレポートの半数以上に盗用が疑われたと報じている。

■「大事なのは、学生への教育」

 モラル低下が指摘される中で、コピペ発見ソフトの開発者も現れた。

 金沢工大知的財産科学研究センター長の杉光一成教授は、このソフトを開発中で、2008年2月に特許を申請した。学生のレポートを翻訳ソフトの技術で文節や単語に分解し、ネット検索で類似した文章があれば、そのURLを表示する仕組みだ。ソフトでは、学生間のコピペも検出できるという。ソフトウエア会社から09年中に市販する予定。06年に学生2人のレポートがブログからのコピペと分かり、それを防ごうと開発を思いついた。

  「教育現場では、困っていると言いづらかったので、ニーズが顕在化していませんでした。しかし、2ちゃんねるで、ソフト開発に対し『日本全体の学生を敵に回した』とスレッドが次々に立ったように、それだけコピペが蔓延しているということです」

 発見ソフトでは、米国最大手のアイパラダイムス社が開発した「turn it in」が、08年秋にも日本語サービスを始めるとも報じられている。

 蔓延するコピペに、発見ソフトは決定打になるのか。

 杉光教授は、「少なくとも安直にコピーする人がいなくなるのでは。それだけでも進歩」と話す。ただ、「大事なのは、学生への教育」という。

 前出の江頭教授は、コピペ発覚からレポートを止め、研究発表や討論、試験などに切り替えた。また、学生を図書館に連れて行って、参考資料の調べ方などを教えたという。「学生も自分で考えるようになり、卒論を書く研究手法を確立できるようになりました」。

 発見ソフトは、「使わないかもしれません」としながらも、「学生を教育する一つの方法だと思います」と理解を示す。

 金沢工大の杉光教授は、「専門家ならソフトがなくても見破るべきというのは、見当外れ。他人の言葉を持ってくることを正当化できるわけもなく、コピペは悪いと教え、自分で考えるように指導することも必要でしょう」と話している。

●「コピペ」を発見するソフト 金沢工大教授が開発  cast.com 2008/5/26
インターネット上の情報を「コピー・アンド・ペースト」(コピペ)したものかどうかをチェックするソフトを、金沢工大知的財産科学研究センター長の杉光一成教授が開発中だ。2008年2月に特許申請を終え、来年早々にも産学連携の形で発売するという。杉光教授によれば、ネット上の情報をコピペしてレポート(宿題)を提出する学生が急増。中学生でも、ネット上にある「自由に使用できる」と謳った読書感想文をそのままコピペして提出するなど教職員を悩ませている。杉光教授が開発中のソフトは、学生などが提出した文章を翻訳ソフトに使われている「形態素解析」という技術で分解し、インターネットで検索。類似したものが検出されればURLを表示するというもの。

自由に使える読書感想文は学校提出目的に限り著作権フリーです



「自由に使える読書感想文」について

 読書嫌い製造マシーン、作文嫌い人間養成ギブスである読書感想文。これのせいで読書嫌いになった人間は数知れません。君のお父さんもお母さんも、そしておじいちゃんおばあちゃんも、夏休みの宿題、読書感想文には泣かされました。

 そこで悩める児童・生徒諸君のために、学校提出用に限り自由に使える読書感想文をホームページで公開することにしました。これをそのまま書き写すのもOK。少しアレンジして、オリジナル(もどき)の読書感想文に作りかえることもOKです。

「自由に使える読書感想文」使用条件

コンクール・コンテスト等の応募には使用しないこと。
学校提出用に限り著作権フリー、そのまま使ってもいいし、手を加えるのもOKとします。
パクリ・コピペがばれても、自己責任(悪いのは自分)とし、センセイに思いっきりしかられること。
パクリ・コピペがばれるかどうか不安ならば使用しないこと。
パクリがばれそうになったら「これはオリジナルだ!」と最後まで言い張る根性を見せること。
他のホームページに転載しないこと。
他のホームページから読書感想文へ直リンしないこと。
「読書感想文」から解放された時間で夏休みのすてきな思い出を作ること。
【!警告!】

パクリ・コピペがばれて問題になっても当サイトは一切の責任を負いません。 評価担当のセンセイがパソコンを使いこなしている場合、 使用にあたっては十分な注意が必要です。 評価担当のセンセイを普段から観察するのはすごく大切です。



● 悩める青少年に朗報!読書感想文は1行読めば書ける!
 1行読むだけで読書感想文を書くために
読書感想文を書くための3つの鉄則

[実践1] 川端康成『雪国』  デフォルトのイメージを大切にする

[実践2] カフカ『変身』  もっともらしいことを勝手に述べる

[実践3] 森鴎外『舞姫』  単語の持つイメージにこだわる

[実践4]夏目漱石『吾輩は猫である』  現代社会について述べる

[実践5]トルストイ『アンナ・カレーニナ』  自分のことを書く

[実践6]沢木耕太郎『深夜特急』  好きな人のことを書く

[実践7]島崎藤村『夜明け前』  言葉遊びを使う

[実践8]片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』  悪口を書く

[実践9]松尾芭蕉『おくのほそ道』 NEW   旅に出てみる

● 作文・読書感想文 
 当塾における作文指導は、ちょっと変わっています。

生徒たちの書いた作文を添削して返すのは当然のことですが、生徒たちの作文の中から、毎回2~5人の作文を選び、それをそっくりそのまま(ただし、筆跡は変えて)書き写したものを、発表します。

次に、その生徒が言いたかったであろうことを 私が考えて書き直したものを発表します。

これは、「自分の言いたかったことを、その作文を読んでくれる人に正しく伝えるためには、どのような工夫をするべきだったのか」ということについて、生徒たちに具体的に考えてもらうための材料になるものです。

これを何人分か発表した後で、同じ題で先輩たちが書いた文を(もちろん匿名で)発表し、その文のどこを直せばもっといい文になりそうか?! ということについて、まずは生徒たちから意見を言ってもらいます。そして、そこでは指摘されなかった部分についてだけ、私のほうで補っていく・・・というスタイルで授業を進めていくのです。

● 著作権フリーの読書感想文をみなさまに提供
 ここでは、著作権フリーの読書感想文をみなさまに提供したいと思います。キリ番の方はどうするんだ!?というと、題材を指定してあなただけの感想文を差し上げます(笑)。
 著作権フリーの感想文を使用しよう、と思っている方は必ずここに書いてある全文をくまなく読み、その注意を全て守るようにしてください。守れないようなら、報復処置も考えます。報復処置——つまり仕返し、ですね(笑)。
 いいですか、必ず全文を読むようにし、全てのことに同意してください。
 著作権フリーだからといって何をしていいわけではありません。以下にまとめましたのでよく読んでくださいね。

---著作権フリー感想文に反対する方、又保護者の方へ。---
著作権フリーの感想文に対しては、反対する方がいらっしゃるかもしれません。
感想文というようなものはあくまで本人が書くべきであるという考えは確かにその通りであるとわたしも分かっています。
わたしも多分反発を覚えるでしょう。
しかしわたしは、これからの情報化社会の中で自分で情報を手に入れ、自分でその情報の是非を判断し自分でその情報を利用し考える。
そういった力がこれから先必要であると考えます。
そういった考えから、わたしは情報を提供したいと思います。

読書感想文ジェネレーター
 楽しかった夏休みも明日でもう終わり。
 宿題は残ってないですか?いちばん面倒なのが読書感想文。書く前に読まなきゃいけないし、学校で指定された本はあんまり面白くない。ならばこのジェネレーターで簡単に作ってみましょう。
 課題の本の選び方によってはなんだかとんちきな感想文になりますが、気にしない!気にしない!では、レッツゴー。

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