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てらまち・ねっと



 「私は自分を客観的に見れるんです。あなたとは違うんです」 と言って辞任表明した福田総理。

 その後の候補の乱立。
 出来レース、お祭り騒ぎ、目くらまし・・・などど評される。
 私は究極の茶番劇だと思う。

 ワクワクしない、政党への期待と信頼がさらに薄く、そう評するブログもある。

 しかし、綿密に練られた作戦なんだろう。

 自民党が野党に負けない可能性をもっとも確保できる最後の道。 
 ワァワァ騒いで、多少注目されて、後は麻生人気のさめないうちに早々と一気に解散、総選挙。
 民主党も慌てる。

 ( 9月2日のブログ ◆二代目・投げ捨て総理/安倍、福田とも 《ねじれ国会に耐えられないから》  )

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 ● 「10月上旬解散」濃厚、
 11月9日投票軸に与党調整  福田退陣・総裁選

       2008年9月6日03時05分 読売新聞
 政局の最大の焦点である衆院解散・総選挙について、24日召集予定の臨時国会で新首相の所信表明演説と各党代表質問を行った直後の10月上旬に衆院を解散する方向で、自民党が公明党と調整に入ったことが5日、明らかになった。

 麻生太郎幹事長ら5人以上で争われることになった自民党総裁選の余勢を駆って選挙戦に臨むほうが有利と判断したとみられる。自公両党は「10月28日公示、11月9日投開票」を軸に選挙準備を加速させる方針だ。

 最終的な決断は総裁選で選任される新総裁(首相)によって行われるが、複数の与党幹部によると、9月29日に新首相が所信表明演説を行い、これに対する衆参両院での各党代表質問を10月1日から3日間の日程で行った直後、3日か6日のいずれかに衆院を解散する案を検討している。

 公明党には「新内閣の支持率が最も高いタイミングでの選挙が望ましい」として、臨時国会冒頭の解散論も根強い。これに対し、自民党側は「1996年10月の衆院選で、所信表明演説と各党代表質問をせずに解散したところ、論戦を避けたとの批判が出た」との理由で難色を示し、代表質問後の10月上旬解散案が有力となったものだ。

 自民党は、岩手1区など公認候補が決まっていない六つの「空白区」の候補者選考を党本部主導で進める方針だ。年末年始の解散を想定していた公明党と支持団体の創価学会も、衆院選の準備を前倒しで始めた。
 衆院選の投開票日は、公示までに必要な準備期間を考慮すると、10月26日、11月2日、9日のいずれかとみられる。このうち、2日は「土曜日を含め3連休の中日のため、選挙日を設定するのはなじまない」(自民党幹部)との判断から除外する方向だ。

●【自民総裁選】4人の表情 雰囲気一変 漂う緊張感  (1/3ページ)
  産経 2008.9.4 22:48

自民党総裁選に立候補の意向を表明した左から石原伸晃元政調会長、小池百合子元防衛相、麻生太郎幹事長、与謝野馨経済財政担当相 =4日 (酒巻俊介撮影)
 
与謝野馨氏
 「与謝野君は総裁候補の中では割とインテリで万能の力を持っておる。このままでは非常に物寂しい総裁選になると思っていたので立候補は非常によい。大いに激励しておいたよ」
 4日昼、与謝野経済財政担当相から出馬の報告を受けた恩師の中曽根康弘元首相は満足そうにほほ笑んだ。確かにこれまで「俗世界の話はしない」と出馬を否定してきた与謝野氏が態度を一転させたことで党内の雰囲気は大きく変わりつつある。
 学究肌で人当たりのよい与謝野氏は派閥横断的に人気が高い。タカ派色の強い麻生太郎幹事長や、小池百合子元防衛相を推す経済成長重視の「上げ潮派」を嫌う勢力が雪崩を打つ可能性もあり、最有力候補の麻生氏もウカウカできない情勢となった。

 与謝野氏の出馬を聞いた麻生氏は「いいことなんじゃないか?」と余裕を見せたが、与謝野氏との連携をひそかに期待していたこともあり心境は複雑のようだ。
 中曽根氏と面談後、与謝野氏はBS番組に出演。司会者に「時の人ですね」と水を向けられると「無投票で党の代表を選ぶのは面倒くさくないが、党が何を考えているか国民に知っていただく努力をする責任がある」と決意をにじませた。
 ただ、与謝野氏は平成18年秋に咽頭(いんとう)がんの手術をしており健康不安はつきまとう。年内解散の見方が強まる中で「選挙の顔になりえるのか」(中堅)との声も上がる。
 
麻生太郎氏
 「次期政権に要望のある人はどうぞ」
 4日早朝、都内で開かれた財界関係者との勉強会に出席した麻生氏は司会者にこう紹介され、照れ笑いを浮かべた。この会合に与謝野氏も出席していたが、遅れてきた麻生氏と入れ違いに退席しており、ニアミスは逃れた形だ。
 麻生氏は「複眼的な視点で日本の国家経営を考えないといけない」と述べ、定年制延長や投資促進など政権構想に自信を見せたが、出席者からは「世の中の空気は自民党にとって甘いものではない」と厳しい声も飛び出した。

 まだ麻生氏は幹事長を辞職していないため、表だった活動は控えているが、陣営では選対本部用に都内のホテルを予約、8日に党本部で出馬会見する方向で着々と準備を進める。
 先の総裁選で推薦人となった菅義偉元総務相(古賀派)、甘利明前経産相(山崎派)、鳩山邦夫前法相(津島派)らもすでに水面下で多数派工作を開始。与謝野氏の出馬により緊張感が広がったが「小池氏と一騎打ちとなり守旧派のレッテルを張られずに済む」と歓迎する声もある。
 
小池百合子氏
 「昨夜はよく寝ました。ちょっと環境が変わってきたかな…」
 推薦人確保にメドを付けた小池氏は4日午前10時、晴れやかな笑顔で党本部に姿を現した。かつて一度しか顔を見せたことがなかった「資産効果で国民を豊かにする議員連盟」(会長・山本有二元金融担当相)の勉強会にフル出席した。

 だが、所属派閥の町村派は一部の若手・中堅を除いて冷ややかだ。小池氏は猪口邦子、佐藤ゆかり両衆院議員(いずれも無派閥)と結成した「TPL(トーキョー・プロジェクツ・オブ・バイ・フォー・レディース)」を中心に改革派に支持を訴える考えだ。
 後見人の小泉純一郎元首相はいまも沈黙を守ったまま。4日夕、記者団に出馬の意向を再度問われ、「調整中。でもいい感じ。そう迫らないでよ」。
 
石原伸晃氏
 「ぜひ総裁選でしゃべる機会を得られるように不退転の覚悟で取り組みたい」
 石原氏は4日朝、東京都杉並区の上井草駅で10人ほどの立ち見客を前に出馬の意向を表明した。

 だが、所属の山崎派会長、山崎拓元副総裁の態度はあいまいなまま。「石原氏を支持すれば派を上げて総裁選をしないといけないが分裂含みとなる」(中堅)からだ。
 父の石原慎太郎東京都知事は石原氏の出馬を「冗談でしょ」と一蹴(いっしゅう)。記者団に「父親に相談したか」と問われると鼻で笑ってこう答えた。
 「新宿(都庁)の頑固おやじに話すと森(喜朗元首相)擁立になってしまう」

●【福田退陣】民主・鳩山幹事長「メディアジャックへの対抗が命題」 埋没に危機感
  産経 2008.9.4 09:19
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は4日午前、ニッポン放送の番組で、福田康夫首相辞任に伴う自民党総裁選により、民主党が埋没するとの見方に対し「その危機感を持って臨んでいる。メディアジャックされた中でわれわれの存在感をどうやって示すかということは大きな命題だ」と語った。

 ただ、民主党代表選でも急遽(きゆうきよ)、小沢一郎代表の対抗馬を立てて選挙戦を行うべきだという声があることについては「民主党のトップは(参院選や衆院山口補選などの)選挙で勝ち続けている。企業でも社長がいい仕事をやっているときに変えなさい、とはならない。われわれが演出をしなければならないのかという話だ」と反論。意図的な選挙戦を行うべきではないとの姿勢を示した。

 また、自民党総裁候補として名前の挙がっている麻生太郎幹事長と小池百合子元防衛相に対しては「(総選挙を戦うには)どちらでも同じだ、と小沢はいうだろう。自公連立政権そのものが終焉(しゆうえん)を迎えているのだから、誰がなったから良いとか悪いとかいう論評をすべきではない」と述べるにとどめた。

●乱反射:福田首相辞任の波紋/中 解散の筋書き /佐賀  毎日新聞 2008年9月4日 地方版
 ◇“想定外”に戸惑い
 福田康夫首相の退陣表明で、世間の関心は解散・総選挙へと移った。永田町では、すでにさまざまなシナリオがささやかれている。
 その一つが、10月解散説。衆院佐賀1区選出の自民現職、福岡資麿氏(35)によると、「臨時国会で新首相が施政方針演説をした直後に冒頭解散をする」のだという。
 “震源地”は党内の重鎮といい、「すぐに(解散・総選挙を)やれ」と発破をかけ、水面下で選挙態勢作りを進めているともされる。
 福岡氏がこれまで想定していたのは、年明けの解散。地元で支持者回りをするなど足場固めを進めていたが、想定外のスケジュールが入ってきたことで、準備を急がなければならなくなった。
 「自民が総裁選をやっている間に民主は時間ができる。2カ月で(準備が)できるか不安がある」
 ◇  ◇  ◇
 解散までのカウントダウンが早まったことを感じているのは、民主党も同じだ。
 同党現職で佐賀2区に出馬を予定している大串博志氏(43)は「(福田首相の辞任表明の)影響はまだ見えないが、選挙は早まると思う」。3日は党の打ち合わせで上京したが、4日昼には佐賀に帰る。
 佐賀1区に出馬予定の民主現職、原口一博氏(49)も党務などのため上京中。3日はテレビ収録や勉強会などをこなした。5日には佐賀に戻るという。
 原口氏は最近の国政報告会について「会場からの質問が生活に密着した具体的なものになっている」と感じ取っている。臨時国会の冒頭解散の可能性も高いことを指摘したうえで「いよいよ天下分け目の戦い。選挙準備を加速させたい。政権交代を求める声が高まっている」。
 ◇  ◇  ◇
 「予備選の準備をするよう事務方に指示している」と、石井秀夫・自民県連幹事長は言う。今月10日告示、22日開票と日程が決まった党総裁選で県連は、割り当てられる3票をだれに投じるかを決めるため、党員・党友による予備選を実施する方向だ。
 最終的には10日に代表役員会を開いて決定するが、石井幹事長は「党総裁(=首相)を決められるのが党員・党友の最大のメリットであり、実施するのは当然」と強調する。
 自民現職の今村雅弘氏(61)=佐賀2区=も3日は午前の総務会、午後の両院議員総会--と党務に忙殺されながらも、夕方には飛行機に飛び乗り、一路、鹿島市を目指した。

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