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てらまち・ねっと



 いよいよ今日は衆議院選=政権選択を占う「靜岡知事選」の投票日。
 民主が割れて微妙。
 対する自民も、離党した渡辺喜美元行革担当相が、民主を外れた候補側についている。
 いわば、ダブルのねじれ。
 マスコミの出口調査は、たいていは午後7時ころには予想を立てているけど、今回はそうは行かないかもしれない。

 こういうとき有権者は、マニフェスト見てみたいという人も少なくない。
 マニフェストの解説なら、もっとも長けているのが janjan & 早稲田大学マニフェスト研究所。抜粋してみた。

 他方で、まったく注目されていない、兵庫県知事選挙。これも今日が投票。
 全国最低もしくは、低投票率ワーストテンにならないように選管が頑張っている・・そんな皮肉な選挙。

 東京都議選は、3日に始まって今日が最初で最後の日曜日。
 結果について、それなりに納得できる予想がいくつか出てきた。
 
 そして、総選挙。
 昨日4日の朝刊の一面に出ていた読売の記事(インターネットの日経も同傾向)

     内閣支持率=さらに低下、
     鳩山説明責任、果たさず、

 という世論。
 鳩山の説明責任を問題視する圧倒的な声があるも、辞職すべきは少数というこの数字をみて、先が見える。

 やっぱり、変えたいから替えるしかないとの民意は強い。 

(このブログの関連エントリー)
2009年6月7日 ⇒ ◆千葉市長選挙は、静岡知事選、東京都議選とともに衆議院選を占う3つの選挙

6月25日 ⇒ ◆すべては都議選で/麻生言葉 都議選に「惜敗を期す」/PRは劇団ひとり

6月29日 ⇒ 
◆静岡知事選/自民・民主競る/マニフェスト/横須賀市長は小泉、自・民・多数市議の現職無党派に敗れる

7月3日 ⇒ ◆都議選きょう告示/競り合う靜岡知事選が影響も/都議選は民主共倒れの指摘も/解散戦略に影響 必至

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●『マニフェスト知事選』とは?? 県内で初、有権者もよく吟味を
       中日 2009年6月27日
知事選候補者4人の法定ビラ(掲示板のポスターと同じ並び順)

 今回の県知事選は、2007年の公職選挙法改正で知事選候補者が政策などを書いた法定ビラを配れるようになって以来、静岡では初の選挙だ。政策本位の「マニフェスト」知事選が本格化し、候補者4人はマニフェストを“武器”に支持を訴えている。一体、マニフェストとは何か。Q&A形式でまとめた。 (平野誠也)

 Q-マニフェストって何?
 A-候補者の政治的信条や政策などをまとめた選挙公約のことだね。今回の知事選では、18日の告示前に各候補者は政治活動としてマニフェストを発表。告示後はビラにマニフェストの概要などを記載しているね。

 Q-ビラはどこにあるの?
 A-ビラが手に入るのは新聞折り込みのほか、選挙事務所、個人演説会場、街頭演説会場だけと決まっている。ビラは2種類までで、大きさは最大でA4サイズ。枚数は20万5000枚までなんだ。

 Q-マニフェストで何が変わるの?
 A-マニフェストは数値目標や期限、財源を明記するのが特徴で、有権者は知名度や人柄より政策本位で候補者を選べるようになるんだ。候補者の訴えは「お願い」から「約束」に転換すると期待されているよ。

 一方、有権者の責任も重くなるんだ。マニフェストは、当選した政治家が公約をどれだけ果たしたかを有権者が検証する道具でもあるからね。

 財政難の中では、政策に優先順位が必要になる。早稲田大学マニフェスト研究所事務局長の草間剛さんは、有権者も「『あれも、これも』ではなく『あれか、これか』を選ぶ時代」だと指摘している。私たちも、よく吟味して選びたいね。

●転機:’09知事選 マニフェスト戦略 短期決戦、効率よくアピール /静岡
        7月2日11時0分配信 毎日新聞
 ◇ネットでも「風向き」探る
 今回の知事選は立候補した新人4人がそろってマニフェストを用意し、選挙戦の「標準装備」となった。いずれもインターネット上のホームページ(HP)にも公開している。候補者が出そろったのが告示の2週間前という異例の「短期決戦」になったため、各陣営とも政策を効率よくアピールしようという狙いだ。投票日の7月5日まで残り4日。思惑通り有権者に浸透しているかどうか、マニフェストとネットの売り込み効果を探った。【知事選取材班】

 4人とも、それぞれのマニフェストの「目玉」を07年の公職選挙法改正で配布できるようになったA4判のビラに記載。選挙期間中、街頭演説や集会などで各候補20万5000枚を配ることができる。

 「若者を意識した」と話す陣営では「宮崎県の東国原英夫知事のマニフェストを参考に、若手スタッフが作成した」と説明する。
 別の陣営のスタッフは「事務所への電話の問い合わせも多い。『友人と見ながら話し合っている』と中身について説明を求められた」と手応えをつかんでいる様子で、他陣営は「政策で他候補と差別化できる」と話した。

  ◇    ◇
 県選挙管理委員会によると、告示前のHPなどインターネット上での政治活動は問題ないが、告示後のページ更新は「公選法に抵触する可能性がある」と指摘する。

 そのため各陣営は告示前に工夫を迫られた。マニフェスト全文を掲示したり、集会の日程を記載。特色づくりのためページを開くと、テーマソングが流れたり、本人の動画が流れるものもある。

 ある陣営は「短期間でも有権者に見てもらえるよう使えるツールはすべて使った」と打ち明ける。「若者が各候補のマニフェストを見比べているようだ」と話す陣営もおり、ネットからも「風向き」を探ろうと懸命だ。

●静岡県知事を読み解く視点~各陣営のマニフェストをよむ
        janjan 早稲田大学マニフェスト研究所 2009/07/03
・・・・・
■静岡知事選挙情報 候補者(届け出順)

▽海野徹(うんのとおる)60 無所属 新 元参議院議員
▽川勝平太(かわかつへいた)60 無所属 新(民主、社民、国民新推薦) 元大学学長
▽平野定義(ひらのさだよし)59 共産 新 党県常任委員 
▽坂本由紀子(さかもとゆきこ)60 無所属 新(自民、公明推薦) 元参議院議員

(左から)海野徹、川勝平太、平野定義、坂本由紀子の4氏
 マニフェスト型の選挙が定着しつつある中、すべての候補者がマニフェストやそれに近い政策集を発表している。まず、各候補者の位置づけを、政策の方向性から検討していくこととするが、その前に、マニフェストについて簡単に説明しておきたい。

 マニフェストの教科書的な定義は、「数値、期限、財源、工程表を明示した選挙公約」である。これまでの曖昧な選挙公約とは違い、当選後に何をするかが明示されているので、候補者の違いが分かりやすくなっている。また、最近の世論調査をみると、投票するにあたり、マニフェストやそこに掲げた政策を重視する有権者が増えている。

 マニフェストには、様々な政策が盛り込まれるため、すべてを読みこみ、理解することは困難である。そこで、重要になるのは、マニフェストのキャッチフレーズや重要施策ということになる。以下、そのような観点から静岡県知事選挙におけるマニフェストの位置づけをみていくことにしたい。

――「政策の顔」でもあるキャッチフレーズは、わかりやすいか。

 4氏のキャッチフレーズは、以下の通りである。海野候補と川勝候補は、県民とともに新しい静岡県をつくっていくという一般的なメッセージを出しているのに対し、平野候補と坂本候補は、新しい静岡県像のメッセージを出している点が特徴である。

 次に、上記で述べた新しい静岡県をつくるために実行する政策の柱は何なのか、それは他の候補者とどのように差別化されているのかという点をみていきたい。この点からすると、4人とも共通している項目が行政改革に関する政策である。4人ともに今の県政から舵をきる必要性をあげているが、海野候補、川勝候補と坂本候補が制度的改革に重きを置いているのに対し、平野候補は、具体的方向性を打ち出している点が特徴である。

■海野徹氏
キャッチフレーズ:「私たちで静岡県をつくる。たくさんの方からのご意見、現場で見つけた静岡を元気にするヒント、皆さんと一緒になって静岡を考え、作り上げたマニフェストです。」

政策の柱:
1 県民主義・脱官僚 県民の力を集めて、やり抜きます
2 経営改革 財政危機を打開する改革を、やり抜きます
3 人づくり 未来を担う人材作りを、やり抜きます

■川勝平太氏
キャッチフレーズ:「静岡に“日本の理想”を創ろう」

政策の柱:
1 平太の『行政改革』~平太がムダ遣いをなくして効率的な県政に変えます~
2 平太の『教育改革』~平太が静岡の“宝(人材)”を育てます~
3 平太の『食と農の改革』~平太が静岡の“風土”を再生する~

■平野定義氏
キャッチフレーズ:「国の悪政とキッパリ対決、大企業にしっかりモノをいい 雇用、くらし、福祉を守る県政を」

政策の柱:
1 国いいなりから、悪政と対決し、大企業にしっかりモノを言う県政へ
2大型事業のムダづかいから──全国6位の財政力を、県民のくらし、福祉にいかす県政へ
3 東海地震、浜岡原発、米軍・自衛隊基地の不安にこたえ、県民の命と安全を守る県政へ

■坂本由紀子氏
キャッチフレーズ:「皆さまのご家庭で、今一番大切なものは何ですか?静岡県で、今いちばん大切なものは何ですか? しあわせしずおか県民党!」

政策の柱:
1 「未来を担う人づくり、しずおか」
2 「支えあう社会づくり、しずおか」
3 「勢いのある産業づくり、しずおか」
4 「安心・安全な社会基盤づくり、しずおか」
5 「無駄ゼロの行政、しずおか」

――各政策について。静岡空港問題をどうとらえ、それを改善していく方法は?

 次に、各政策分野についてみていくことにするが、石川前知事が辞職する要因となった、静岡空港問題を各候補者はどのようにとらえているのだろうか。

 空港利用の積極的な方策を打ち出しているのが、海野候補、川勝候補、坂本候補である。観光産業とのリンクやアクセス網の整備などにより、地域を活性化する方針を出している。これに対して、否定的な立場をとっているのは、平野候補となっている。前知事の辞職にまでつながった問題ではあるが、各候補ともあまり重きは置いていないようである。

■海野徹氏
・空港利活用策として、格安航空の誘致、航空機産業などの知的産業の集積、困難な東海道新幹線空港直下駅の新設案を転換した在来線と接続する「空港アクセス鉄道」を検討

■川勝平太氏
富士山静岡空港を積極的に活用しよう
・知事のトップセールスによって、日本の表玄関としての富士山静岡空港の利用率を高めます。
・ 富士山静岡空港を活用して、日本初のエネルギーを含めた最先端分野の国際会議等種々のコンベンションを誘致します。
・ 現行の片務的な搭乗率保証制度については、そのあり方を平成21 年度以内に見直します。

■平野定義氏
・搭乗率保証など、静岡空港へのさらなる税金投入は中止。
※飛行機が満席になっても、年5億円の税金投入が予定されています。

■坂本由紀子氏
富士山静岡空港を活用し、観光の振興と地域産業の一層の活性化を図ります
・魅力ある観光地づくりの取組みを支援します。
・おもてなし日本一をめざして、人材の育成、モデル事業を推進します。
・富士山静岡空港を利用した商品開発、就航先での観光キャンペーン、商談会、外国人観光客の受入れ態勢の整備を推進します。
   (・・・リンク先に詳報・解説あり)


●県知事選「投票を」 相乗りVS共産、争点乏しく
      神戸 6/30 10:11 
 7月5日投開票の兵庫県知事選で、勝敗とともに注目されているのが投票率だ。過去最低の33・33%だった前回と同じく、各政党が相乗りで支援する現職と、共産推薦の新人との一騎打ちで、世論を二分する争点も浮上していない。

 兵庫県知事選の投票率は、参院選とのダブル選で前知事の辞職を受けて新人3人が立候補した2001年の56・21%を除き、1986年以降5回で40%を切った。

 今回の中間集計では、告示日翌日から10日間で期日前投票したのは7万8176人(有権者の1・72%)で、前回の同時期の4万6990人(同1・04%)から3万1186人増えた。

 だが、前回は期日前投票制度開始から間がなく、県選管は「前回より有権者の関心が高いかは分からない」とする。同時点で16万9008人(同3・74%)が投票し、56・61%の投票率となった07年参院選と比べるとかなり低調だ。

 総務省によると、知事選投票率の全国最低は1981年の千葉で25・38%。ワースト10入りは避けたい兵庫県選管は「投票率は民主政治の根幹にかかわる」として、投開票日まで自動車による啓発やスポーツ会場などでのPRを続ける。

 新人の田中耕太郎候補(60)=共産推薦=の陣営は「投票率の上積みは現県政への批判票につながる」として、29日から各地の主要駅などで投票呼び掛けを始めた。

 現職の井戸敏三候補(63)=自民、公明、社民推薦=の陣営は、今回の選挙を2期8年の県政に信任を得る選挙と位置付け、投票率アップに力を入れる。
(森本尚樹)

●民主 第一党に挑む 推薦含め64人擁立 自民からの奪取がカギ
         東京 2009年7月3日
 今回の東京都議選は、次期衆院選を占うだけでなく、今期限りの引退を表明している石原慎太郎都知事の都政終盤を左右する選挙でもある。知事野党の立場を鮮明にする民主などに対し、自民、公明の与党が、都議会定数一二七の過半数を維持できるかが最大の焦点だ。民主が初めての第一党に躍り出るかも注目される。

・・・・・(以下、リンク先を)

●麻生首相運命の分かれ道…逆風都議選“開戦”
        2009年07月04日 スポニチ
・・・ 内閣支持率が低迷する中、4~6月に実施された名古屋、さいたま、千葉の3政令市長選では民主党系候補が勝利。都市部での自民党離れが指摘されており、都議選でも自民は苦戦を強いられるとの見方が強い。

 政治評論家の浅川博忠氏は、89年の都議選では消費税導入とリクルート事件の影響で自民が惨敗したことなどを挙げ、「国政のミスがそのまま影響する」と指摘。「自民が8議席減、民主が8~9議席増やして第1党に躍進し、自公合わせても過半数に届かないのでは」と予想した。

 政治広報システム研究所の久保田正志代表は「自民が6議席減、民主が15議席の大幅増。自公合わせて過半数にギリギリ届くか届かないか」と分析。「直前や直後に国政選挙がある場合は地方選挙への関心も高くなり、都市部に多い無党派層の投票率が上がる。今回、麻生内閣のドタバタや世論に押されて民主党が有利になる」と見ている。


 5日の静岡県知事選とともに、結果は首相の進退にまで影響する可能性がある。首相は3日夕、官邸で「自民党が第1政党で常にあり続けようと思うのは当然だ」と強調した。

●内閣支持率が続落19・7%に…読売調査
       2009年7月3日22時00分 読売新聞
 麻生内閣の閣僚補充人事を受けて読売新聞社が2~3日に実施した緊急全国世論調査(電話方式)によると、内閣支持率は19・7%で、前回調査(6月13~14日実施)の22・9%からさらに下落した。

 自民党役員の交代を断念した一連の人事で、麻生首相が指導力を発揮したと思わない人は83%を占め、人事を巡る混迷が支持率低下につながったと見られる。鳩山民主党代表の資金管理団体の個人献金偽装問題で、鳩山氏が説明責任を果たしていないと思う人は80%に達した。

 内閣支持率が2割を切ったのは3月6~8日調査の17・4%以来だ。5月16~17日調査では30・0%まで回復したが、その後は3回連続で下落した。支持率は明確に低落傾向に転じ、衆院解散・総選挙の時期に影響する可能性もある。今回の内閣不支持率は66・4%(前回67・8%)だった。
 閣僚補充人事を「評価する」は16%に過ぎず、「評価しない」が56%に上った。
 民主党が次期衆院選で政権交代を「実現できる」は47%(同45%)で、「そうは思わない」39%(同44%)を上回った。

 鳩山氏の資金管理団体を巡る個人献金偽装問題に関しては、責任を取って代表を「辞任すべきだ」30%より、「辞任する必要はない」57%が多かった。
 ただ、次期衆院比例選の投票先を見ると、民主は35%で自民25%を上回ってはいるものの、前回42%からは後退した。自民は前回25%から横ばいだった。

 麻生氏と鳩山氏のどちらが首相にふさわしいかでは、鳩山氏41%―麻生氏24%で、鳩山氏優位は変わっていない。前回は鳩山氏46%―麻生氏26%で、ともに数値は下げたものの、鳩山氏の落ち込みが大きかった。
 政党支持率は民主28・6%(同29・2%)、自民25・5%(同25・0%)だった。

●内閣支持率、21%に低下 日経世論調査
      日経 7月4日
 日本経済新聞社とテレビ東京が3、4両日に共同で実施した緊急世論調査で、麻生内閣の支持率は6月の前回調査から4ポイント低下し21%だった。不支持率は7ポイント上昇し72%になった。政党支持率は自民党が2ポイント低下の29%で、民主党は前月と同じ37%だった。民主の支持率が自民を8ポイント上回るのは1月以来となった。

 麻生太郎首相が自民の党役員人事を断念し、新閣僚を2人補充した判断については「適切ではなかった」が52%で「適切だった」の23%を大きく上回った。
 民主の鳩山由紀夫代表が政治資金収支報告書への虚偽記載を認めた問題について、次期衆院選の投票先の判断材料にするかについては「考慮する」が39%で「考慮しない」が50%だった。


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