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てらまち・ねっと



 当分は、2週間に一回ニュースを全戸配布します、と約束して3回目の発行。
 209号(通巻で246号)になる。

 一昨日の昼は畑で百姓仕事をしながら、原稿のイメージ。
 夕方、パソコンに向かって、ニュースの原案の概要・文字データ作り。
 
 新聞折込の期限は昨日。ここまでは、通常の日程。

 ところが、全国オンブズの自治体の情報公開などのランキング調査のリミットが、実質的に「昨日」で最終確認しなければいけないと分かった。
 朝6時から野菜の収穫、午前中から昼過ぎ、というより、かなり後、4時ごろまで、その確認であちこちの役所に電話。
 参った、参った。

 それが済んでから、原稿を仕上げて印刷開始。輪転機の印刷・11000枚の両面を印刷すると正味で4時間かかる。

 各新聞販売店に配達が終わったのは、22時半を過ぎていた。

 その余韻で、今日のブログは、「発行日 7月19日」、つまり明日・日曜日の発行のニュースを先取りでアップしよう。

  
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 「ドブイタ議員は いらん」、いつも、そういっている私だけど、役所の仕事は、市民の暮らしに密接な、「生活道路」や「水路=溝(みぞ)」も含めた地域のことと切り離せない。
 私は、狭くでなく、大局的にとらえる。
 そんな話が、今日のニュースの要点。
  
    ドブ板選挙ってどういう意味ですか? / 教えてgoo

(参考=最近のニュース)
 2009年6月21日 ⇒ ◆一般質問/教育委員会の情報発信や説明責任/行政処分や公権力の行使の認識/中間処理施設の計画

 2009年7月7日 ⇒ ◆全戸配布した 新しい風ニュース  NO.208

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新しい風ニュース NO 209
やまがたの環境とくらしを考える会 (通巻246)
岐阜県山県市西深瀬208 ℡・FAX 0581-22-4989

なんでも相談  どの政党とも無関係の 寺町ともまさ  2009年7月19日
H P ⇒ http://gifu.kenmin.net/teramachi/  メール ⇒  tera@ccy.ne.jp
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 地域要望 (土木) 関係 の こと

 例年のことですが、6月末で地域要望のとりまとめがなされ、いま、現地確認中。そこで、関連として、地域要望についての市の方針の変更を求めた私の一般質問を紹介します。

2008年12月議会 一般質問 12月17日
市民要望への対応方針の転換を!    (答弁/副市長)

《問・寺町》 市は、市民の皆さんの身近な生活圏の土木関係などの改修や整備について、要望を自治会単位で出していただいて、市が現地確認などをした後に採否を決めている。
 この際の当初予算の残りが出た場合には、採択に漏れた事業を追加で実施すべきという声は根強くある。 私は、2年半前の2006年6月議会で、次の趣旨で一般質問した。

 「要望に対する件数で見た達成率はおおよそ25%から35%ぐらい。予算が残っても次年度に回すという原則を適用している市の方針は、かえって不合理で要望達成度を低くしている。追加して要望を達成すべきだ」と。
担当する部の答弁は、「全体の不用額がわかるのは1月ごろのため、この時期から発注するには規定の工期がとれないため、他の要望箇所への流用は難しい」という趣旨だった。

 (とはいえ)2007年度は、12月ごろに予算の残が出たので約10件の要望事業を追加した。その理由は、財政側から使うように指示があったからという趣旨の説明が、ことしの9月議会でされた。

 財政が厳しい中、予算を厳格に絞り込むので予算の残も少なくなる、それ自体はよいことだ。通常の単独事業とか大規模事業であれば、残額が出たからといって新たなことを計画するのは不自然で不合理。しかし、市民の要望案件の達成という事業についてだけは、年度内の総額予算の満額執行を目指して、柔軟な対応をして、市民の要望にこたえるよう政策転換、方針転換すべきではないか。

 もちろん、そのためには予算の残りが今より早い時期に見えてくるように、若干の努力が必要。
 努力によって新たな支出の増額なしに市民の要望がより達成されるなら望ましいことではないか。

《答・副市長》 当初予算の執行に対して、工事費、委託料等の入札差金が発生した場合は、新たな事業に充当することなく、翌年度の予算の財源確保のために剰余金、いわゆる繰越金として対応してきた。
 質問の自治会要望に基づく市単独の道路改良等の工事費については、合併当初は山県市の一体化を図るため、数億円の予算を確保し、設計及び工事を実施してきた。

 しかし、国の三位一体改革等により、各種の補助金及び地方交付税が削減され、本市の財政状況も厳しくなった。市単独事業に対する財源確保が困難な状況となってきた。平成19年度は平成18年度の予算の半額の1億4000万円、さらに20年度は7000万円の予想額となった。

 そこで、この大幅な減額を緩和するために、平成19年度は入札差金が発生した場合は、予算の範囲内で未採択の要望事業に対し、前倒しして満額執行する方針を立てた。
 平成20年度も、昨年度と同様に自治会から要望の工事に、入札差金を活用し、必要性、緊急性を考慮して、年度内に完成できる工事につき、予算の範囲内で追加工事を施工する。

《再質問・寺町》  実質的に今までの方針を変えて、一応、予算がある限りは要望にこたえたいと受けとめる。

 自治会要望を毎年とっているが、自治会ごと、あるいは地域ごとに見たときに、その希望に対する達成度、いわば充足度、市が採択するところに「ムラ」があるのではないかという懸念が住民からよく聞かれる。

 市はもちろん意図的なことはしていないだろうが、住民からは、私のところは要望を出しても通じない、市に上げても通らないと不満を持つ地域、逆にそうじゃない地域がある。

 そのあたり、市は単純に仕事として現場を見るのでなく、充足度、この地域は十分に達してきているのか、この地域は少ないんじゃないかとか、従来からの歴史的なところを見る必要がある。
そういったチェックは十分にできているのか、今後どうするのか。

《答・副市長》  自治会さんのほうからたくさんの要望箇所をいただいている。確かに、アンバランスとか不公平であるとかという声も時々お聞きするけれども、これは担当部局において、十分調査して行っている。
 やはり合併前、十分に整備された町、村、いろいろ差がある。

 現況で具体的に、伊自良村自体は結構、道路、農道については整備されており、土木事業に係る要望箇所も少なくなり、確かに金額的には少ない。美山地域は、やはり山林地域で、かかる費用も大きくなり、その点、額は下がるが、全体的にみて、特に不公平、アンバランスという感覚はない。旧高富町は、金額的にも多く、それなりに川とか水田とか排水路等々ある。 不公平はないように十分検討しながら行っている。

 (ここで、「持ち時間/答弁含めて45分」の時間切れで終了)

 6月議会での追加補正事業  土木建設関係 (一部)

 前回のニュースでも記しましたが、6月議会では2度とないであろう超大型の補正予算が決まりました。その中には、土木関係も相当数が追加されています。

 産業建設常任委員会において、どのような基準で、「それらの地域」の「その事業」を選んだのかという私の質問に対する市の答えは、「市の(長年の)懸案でありながら済んでいない事業から選んだ」「地域からの要望の積み残しを点検して選んだ」「一部は国体の関係もある」などの主旨。

 有力者の働きかけは無かったのか、との私の問いには、それはあった、話は聞いた、がそれで決めたわけではない、との主旨でした。
 新年度の予算で、昨年の地域要望がある程度採択されて、順次、実施されていきますが、上記の理由で追加されたものもあるわけです。
その土木建設関係の追加事業の一部の議会の会議資料で紹介(右端の数字の単位は千円)。




「グリーンプラザみやま」と指定管理 (外部委託) のこと

 207号の指定管理者の現状と解説の部分で「・・・『グリーンプラザみやま』などが指定管理として外部に委託」と書きました。が、不正確な表現でした。正確にいうと、「『指定管理として外部に委託』可能な条例を制定している」が「まだ委託していない」です。

 この施設については、1年半前の2007年12月議会で条例を改正しました。その後、市が検討を進めましたが、まだ、指定管理として外部に出していません。
私がニュース207号を出し後の6月議会の委員会で市側に質問したところ、答弁では、

    「今の判断としては、職員でやって行きたい」 旨でした。

 外部委託は「慎重にすべき」と議会で論を展開してきた私としては、現在の方針は良しとします。 ただ、「じゃあ、そもそも、条例改正は必要なかったのではないか」・・・・そんな、「方針・姿勢の不統一」との事実は残ります。

2007年12月議会 本会議質疑 
「グリーンプラザの指定管理に関する条例改正案」についての質疑から


《問・寺町》 グリーンプラザについて、現在、赤字ぎみだが、その状況と、指定管理者にしたらそれが好転するのか、必要性、何かを期待してなのか、具体的にどこかというイメージを持ってこの制度を整えるのか、全く白紙なのか。

《答・産業経済部長》 キャンプ場とコテージが別に施設として隣接しており、それを複合してグリーンプラザみやま。18年度決算では、特にコテージのほうは比較的経営収支バランスがよいが、キャンプ場のほうが年間を通じて600万弱のマイナス。このグリーンプラザみやまは、もともと利益を上げるためにつくった施設ではなく、特に山県市の北部の自然にあふれたところに都市の方を受け入れて交流しながら、いろいろ地元の雇用の増大を図りながらまちづくりをしていくというのが目的。

 基本的に指定管理に向けてのいろいろな検討を図っている段階。民間の会社は競争原理だから、ここが採算ベースに合えば、一般公募しましても可能性はあるが、このグリーンプラザみやまは、そういうことを検討すると非常に難しい。

【寺町のコメント】 この「グリーンプラザみやま」は、とても素晴らしいところです。私もコテージに何度か泊まったことがありますが、施設はいいし、すぐ横の川の水は驚くほどきれい。ここに温泉があったら、それはなお最高、と感じました。
 興味のある方、ぜひ、一度、訪問してください。

次のニュースは2週間後の8月3日(月)の予定です。
                     (ニュース紙面はここまで)

(以下は、インターネット・ニュースだけのリンク)
  ちょっと重たいけど ⇒ パンフレット PDF 1.5MB から



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