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てらまち・ねっと



 仙台市長選。
 地元の河北新報の記事が一番面白かった。
 昨日のブログにも書いたけど、私たちは候補者向けの「選挙講座」を開いている。
 その視点は「政治家は選挙の政策と演説で『政治家に育つ』」というもの。

 仙台で当選した奥山さんの 「選挙戦は学校だった」 という感想。
 苦労した実感だろう。

 例えば、ここ山県市の昨年4月の市議選、「無投票」だった。
 私自身、の無投票のショック、そして言葉を換えれば、「盛り上がらなかったテンション」、それは長く尾をひいた。

        選挙が政治家をつくることを改めて実感した。

 元に戻って、河北新報の記事。
   「女性管理職の草分け。そんなエースも初めての選挙戦に戸惑った。
    立て板に水の議会答弁と違い、序盤はマイクを握っても言葉がすらすらでなかった。
   ・・連日の演説で一気にスキルアップする・・・」

 なお、同記事は、ちゃんと政治的背景をとらえている。
   「市役所の丸抱えで誕生した市長。
    市役所一家を優先する『ロボトップ』になりはしないか」

(関連) 昨日7月26日のブログ ⇒◆市長選終了まで衆議院候補の政治活動制限/逆もある・前哨戦や出陣第一声に影響/仙台市長選挙

 ところで、三重県の尾鷲市長選、紆余曲折した選挙だったけど、前職は予想以上に低得票で落選。

 それはともかく、私たちの進めている 無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク の 今の代表の海住さん、昨日の市議選で、見事上位当選。

 前回まではきわどかったけれど、いろなことに自らの考えを展開し、ずいぶん街や市役所をかえてきたようだ。
 かつて、新聞記者だけあって、調査力と組み立て、そして展望は抜群。
       (議場では、ちょっと深追いのキライはあった雰囲気だけど・・・)

 今年の松阪市長選挙では、(その時点で)全国最年少33歳市長の誕生にも大きく貢献・・だって、その新市長の選挙を応援した市議は、海住市議だけ。

 ともかくご苦労様。
     「海住 恒幸 2,574票」
  松阪市議会議員海住恒幸のホームページ

 今日の私は、「原告325人」の「岐阜県庁裏金20年分80億円返せ」の住民訴訟の判決の案内と新たな運動の提案の手紙を全員に発送する作業。
 併せて来る30日木曜日の岐阜県知事らの退職金3億1千万円返せの住民訴訟の判決の案内も。

 なお、その前に、ここ数日の強雨で、自然薯の棚が、重みで垂れてしまったので、しかも、今日はもっと強雨らしいので、急いで下から「竹」で支えてやってこようと思っている。

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●仙台市長に奥山氏、県庁所在地で初の女性 民主県連など支援
        日経 2009.7.27
 任期満了に伴う仙台市長選挙は26日投票、即日開票され、民主、社民両党が県連レベルで支援する無所属新人の前副市長、奥山恵美子氏(58)が前副市長の岩崎恵美子氏(65)らを破り初当選した。政令指定都市、県庁所在地では初の女性市長となる。投票率は44.72%で、前回を1.05ポイント上回った。

 いったん出馬を表明した現職の梅原克彦氏(55)は、タクシー券利用に問題があったとの批判を受け、立候補を断念した。前回選挙で梅原氏を支持した自民・公明両党が自主投票に回り、与野党対決の構図にはならなかった。 (00:07)

●仙台市長に奥山恵美子氏、初の女性政令市長
       2009年7月27日01時54分 読売新聞
 仙台市長選は26日、投開票が行われ、無所属新人で前副市長の奥山恵美子氏(58)が、前副市長の岩崎恵美子氏(65)ら新人5氏を破り、初当選を決めた。女性の政令市長は全国で初めて。投票率は44・72%(前回43・67%)。

 タクシー券の不適切使用問題から現職の梅原克彦市長(55)が立候補を断念し、自民、公明、共産が自主投票とするなど衆院選直前にもかかわらず政党対決色が薄い構図となった。

 市内の女性団体から出馬要請を受けた奥山氏は、民主、社民の県連レベルの支援と、超党派の市議の応援などで優位に選挙戦を展開。梅原市政を「対話不足で閉塞(へいそく)感がある」と批判し、育児支援や市役所改革などを訴えて、幅広く有権者に浸透した。
         ◇
 当 161,545奥山恵美子 無新

    67,107岩崎恵美子 無新

    54,316渡辺  博 無新

    40,210柳橋 邦彦 無新

    32,281佐藤 崇弘 無新

     2,735椿原 慎一 諸新

●「市民との対話重視」=仙台市長選初当選の奥山氏
        時事 2009/07/26-23:17
 「市民との対話と納得を重視した市政にしていきたい」-。仙台市長選で初当選した奥山恵美子氏は26日夜、仙台市内の選挙事務所に集まった多くの支援者から祝福を受け、満面の笑みを見せた。
 白のスーツ姿で午後9時半すぎに事務所入りした奥山氏。大きな拍手で迎えられると、「市民の熱い期待に応え、明るい21世紀の仙台をつくっていきたい」と決意を語った。
 奥山氏を支援した民主党宮城県連代表の岡崎トミ子参院議員は「今回の選挙は(政党間の)対立構図にはならなかったが、地方選で続く勝利を衆院選につなげ、政権交代を果たしたい」と力を込めた。

●仙台市長に奥山氏=民主など支援
      時事 2009/07/27-00:17
 任期満了に伴う仙台市長選は26日投開票され、民主、社民両党県連が支援した無所属新人で元副市長の奥山恵美子氏(58)が、無所属で前副市長の岩崎恵美子氏(65)ら5新人を破り、初当選を果たした。政令市では初の女性市長となる。東京都議選での圧勝などで勢いに乗る民主党は、衆院解散後初の大型地方選で引き続き支援候補が勝利し、衆院選に向けてさらに弾みがつきそうだ。投票率は44.72%(前回43.67%)。

●女性職員のエース、破顔 仙台市長に奥山さん
         河北 2009年07月27日月曜日
 仙台市政の再起動を託されたのは、市役所生え抜きのクールな女性キャリアだった。仙台市長選は26日投開票され、前副市長の奥山恵美子さん(58)が初当選した。政令市初の女性トップを待ち受けるのは、現職市長のタクシー券問題などで停滞した市政の正常化。待ったなしの財政再建へ、身内の役所組織に切り込む突破力も試される。「市役所随一の能吏」と評される新市長。乱戦が終わった100万都市に、どんな針路を示すのか。

 午後9時半ごろ、青葉区堤通雨宮町の奥山さんの事務所に「当確」の報道が流れると、歓喜の声が上がった。

 「独断専行」と批判された梅原克彦市長(55)の政治手法と決別し、副市長を辞めたのは3月31日。春から夏へ「117日戦争」を勝ち抜いた。
 真っ白なパンツスーツ姿で事務所に現れた奥山さん。支持者にもみくちゃにされながら、「市民と共に、21世紀の仙台を明るく築いていきたい」と喜び合った。

 1975年に市役所入りした女性管理職の草分け。そんなエースも初めての選挙戦に戸惑った。立て板に水の議会答弁と違い、序盤はマイクを握っても言葉がすらすらでなかった。

 連日の演説で一気にスキルアップする。夫で大学教授の忠信さん(59)は「長い演説もノー原稿で数字がよどみなく出てくる。本当に妻なのか、と驚いた」と振り返る。

 終盤はしたたかさが加わった。市議主催の個人演説会で「以前から先生に図書館を造って、と言われている。時間はかかりますが忘れていません」とアピールした。

 「市民党」を掲げたが、支援の軸は労組を含めた分厚い役所組織。「市役所一家」と称される強力な結束だ。
 奥山さんは「一家の秘蔵っ子」とされる。集会には現職局長、労組幹部らが駆けつけた。

 その反動か、厳しい見方もある。応援した政党関係者でさえ「市役所の丸抱えで誕生した市長。市役所一家を優先する『ロボトップ』になりはしないか。改革手腕は未知数だ」と指摘する。

 日焼けした顔で当選を喜んだ奥山さん。「選挙戦は学校だった。市内をくまなく回り、市役所にいては気付かない地域課題を教わった」と謙虚な市政運営を誓った。


 梅原市政の継承を掲げ、奥山さんと鋭く対立したもう1人の前副市長岩崎恵美子さん(65)。青葉区国分町の事務所で「わたしには市役所の古い体制を変える力がなかった」と敗戦の弁を語った。
 奥山さんと名前が同じで、「恵美子対決」と話題を呼んだが、「オール市役所」の巨艦の前についえた。






尾鷲市長選挙の結果 (投票率77.39%)

     岩田昭人 当 6,549 票

   村田幸隆    4,649 票

   奥田尚佳    2,385 票

   榎本順一      368 票   

●尾鷲市長選「市民とともに変革を」 初当選の岩田さん意欲
          2009年7月27日 読売新聞
 支援者とともに当選を喜ぶ岩田さん  26日に投開票された尾鷲市の出直し市長選で、4人が立候補する激戦を制し、初当選を決めた元県職員の岩田昭人さん(59)は、同市中村町の事務所で、「皆さんのおかげで尾鷲に新しい風が吹いた。みんなで切磋琢磨(せっさたくま)し、市を変えていこう」などと笑顔で語った。集まった支持者から歓声と拍手がわき起こり、「バンザイ」の声を響かせた。

 岩田さんは県職員時代、東紀州地域活性化事業推進協議会の事務局長などとして、地元の地域活性化にかかわってきた。4年前に早期退職し、夢だった農業を始めたが、周囲からの後押しを受けて立候補を決意した。

 これまでの市政停滞を嘆いて「清潔誠実な市政」を掲げ、「住んでいる人が誇りに思える町にしよう」と訴えた。また、20年間ほぼ毎朝尾鷲魚市場に通い詰めた経験から、「現場の視点を重視し、情報発信を徹底する。漁業と林業を生かしたまちづくりを行う」と主張した。

 市民不在の市政運営にうんざりしていた市民は、県職員として地域活性化に取り組んできた経験と手腕に期待、女性を中心に、幅広い支持を集めた。

 当日有権者数は1万8197人。投票率は77・39%だった。

●尾鷲市長に岩田氏初当選 失職の前市長ら破る
           2009/07/26 23:01 【共同通信】
 税理士法違反罪で罰金刑となり、2度の不信任決議を受けた奥田尚佳前市長(41)の失職に伴う三重県尾鷲市長選は26日投票、即日開票の結果、元県職員岩田昭人氏(59)=無新=が、元市議村田幸隆氏(60)=無新、奥田氏=無前、会社社長榎本順一氏(59)=無新=を破り初当選を果たした。投票率は77・39%。

 岩田氏は県職員としての行政経験を生かし、主幹産業の林業や漁業の連携で市の活性化を推進すると主張。奥田市政に対する批判票も取り込み着実に票を積み上げた。

 奥田氏は「市民に迷惑を掛けた」と一連の市政の混乱を謝罪した上で、財政健全化など1期目の実績を訴えたものの、支持離れを食い止められなかった。村田氏は財政出動による景気対策を強調したが及ばず、榎本氏は伸び悩んだ。



松阪市トップ > 松阪市議会議員選挙

◆ 0:12 確定  (開票率 100%) ◆

候補者氏名 総合計
前川 幸敏 2,188.000票
田中 力  2,348.128票
佐波 徹  2,143.000票
中村 敏明 516.607票
中出 実  2,194.000票
竹田 哲彦 1,606.000票
植松 泰之 2,526.000票
小林 正司 2,091.000票
川口 寿美 3,139.036票
海住 恒幸 2,574.000票
野呂 堪  1,535.346票
中村 良子 2,054.392票
山本登茂治 2,298.369票
今井 一久 1,867.000票
中瀬古初美 3,046.000票
野口 正  2,264.000票
久松 倫生 1,773.000票
野呂 一男 1,775.653票
水谷 晴夫 2,158.000票
松田 千代 1,872.127票
岡林より子 1,535.000票
濱口 高志 2,278.000票
中戸 賢  205.000票
山口 修  1,526.000票
山本 芳敬 2,763.861票
西村 友志 2,449.000票
山本 節  2,734.768票
林 博己  1,649.000票
永作 邦夫 1,731.000票
松田 俊助 2,734.872票
堀端 脩  2,034.000票
大久保陽一 2,075.000票
川口 保  1,723.963票
中森 弘幸 1,779.000票
中島 清晴 2,441.000票
大平 勇  2,496.000票
田岡 章  993.000票
田中 祐治 2,592.871票
谷口 武雄 1,278.000票
沖 和哉  1,161.000票
奥西 猛  111.000票

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合   計 80,260.993票
無効票 833票
按分切捨て票 0.007票
※ 受付順


(関連) 松阪市議選挙に勝利を!

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