どう考えても、「法務大臣を更迭される前に死刑執行を」というタイミング。
安倍内閣が支持率急降下で内閣改造を予定している中で、交代する有力候補が、国会答弁もろくにできなかった「金田法相」と、さまざまな問題発言・言動をしている「稲田防衛相」。
自覚的な金田氏。
「死刑執行は昨年11月以来で、現在の安倍政権下で11回目(計19人)。金田勝年法相の就任後は2回目となる。」(時事)
ということで、ネットでニュースをひろった。
なお、今朝も、ウォーキングのあとは、今度の講座のレジメや資料作り。
もうこんな午後の時間になってしまった。
●法務省 確定死刑囚2人の死刑を執行/日テレ 7/13 11:03
●2人の死刑執行 4人殺害の西川死刑囚は再審請求中 /日経 2017/7/13 11:03
●再審請求中の死刑執行、反発必至 背景に不公平感?/朝日 2017年7月13日 12時7分
●死刑囚2人の刑執行=1人は再審請求中-金田法相で2回目・法務省/時事2017/07/13-13:38
●【東京】金田勝年法務大臣の死刑執行に抗議する集会/アムネスティ日本 /開催地:東京 2016年11月29日(火)18:30~20:00
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●法務省 確定死刑囚2人の死刑を執行
日テレ 7/13 11:03
法務省は13日、死刑囚2人の死刑を執行した。死刑の執行は去年11月以来で、金田法相のもとでは2度目の執行となる。
死刑が執行されたのは、4人を殺害するなどした罪で死刑判決が確定していた西川正勝死刑囚と、元同僚の女性を殺害するなどした罪で死刑判決が確定していた住田紘一死刑囚。 西川死刑囚は、1991年12月からの1か月間で、兵庫や京都など4つの府県でスナックの女性経営者ら4人を相次いで殺害し、現金を奪うなどした罪に問われ2005年に死刑判決が確定していた。
一方、住田死刑囚は、2011年9月、岡山で元同僚の女性を性的暴行を加えた上で殺害し、遺体をバラバラにして捨てた罪に問われ、2013年に死刑判決が確定していた。 死刑執行は去年11月以来で、金田法相のもとでは2度目の執行となる。
●2人の死刑執行 4人殺害の西川死刑囚は再審請求中
日経 2017/7/13 11:03
法務省は13日、兵庫、島根、京都の各府県でスナック経営者の女性4人を殺害するなどしたとして強盗殺人罪などに問われた西川正勝死刑囚(61)=大阪拘置所=ら2人の死刑を執行したと発表した。死刑執行は昨年11月以来。関係者によると、西川死刑囚は再審請求中だった。請求中の執行は異例。
金田勝年法相は同日午後、記者会見し、「いずれも身勝手な理由で人命を奪った極めて残忍な事案。慎重な検討の上で執行を命じた」と説明。西川死刑囚が再審請求中かどうかには答えず、一般論として「再審請求中だから執行しないという考えはとっていない」とした。
ほかに執行されたのは、岡山市で元同僚の女性派遣社員を殺害したとして強盗殺人罪などに問われた住田紘一死刑囚(34)=広島拘置所。
第2次安倍政権下での死刑執行は計19人、金田法相の就任後は計3人となった。13日時点の未執行の確定死刑囚は、再審開始決定を受けて釈放されている袴田巌さん(81)を除き124人となった。
確定判決によると、西川死刑囚は1991年12月~92年1月、兵庫県姫路市や松江市、京都市のスナック4店舗で、当時45~55歳の女性経営者4人の首を絞めたり、刃物で刺したりして殺害し、店の売上金を奪うなどした。2005年に最高裁で死刑が確定した。
住田死刑囚は11年9月、岡山市の勤務先の倉庫で、同僚だった派遣社員の女性(当時27)から現金やバッグを奪い、性的暴行を加えてナイフで殺害、遺体を切断して大阪市内に遺棄した。
一審・岡山地裁の死刑判決に対して住田死刑囚はいったん控訴したが、その後取り下げ、確定した。
●再審請求中の死刑執行、反発必至 背景に不公平感?
朝日 2017年7月13日 12時7分
法務省は13日、17年半ぶりに再審請求中の死刑囚の執行に踏み切った。確定判決を重視し、死刑囚の中で執行の優先順位をめぐって不公平さを生じさせないようにしたい狙いがある。ただ、死刑廃止を求める市民団体からは反発が出ている。
西川正勝死刑囚(61)は1991~92年、兵庫、島根、京都の3府県で女性4人を殺害するなどした「警察庁指定119号事件」に問われ、2005年6月に最高裁で強盗殺人などの罪で死刑が確定した。
関係者によると、西川死刑囚はこれまでに再審請求を複数回行い、その都度、棄却されたが、現在も再審請求中だった。
西川死刑囚は死刑廃止を求める団体の2008年のアンケートに対し、「弁護側の主張を聞いてくれない点に怒りを覚え、納得いかないので闘っている」と心中を明かしていた。
法務省はこれまで、死刑の重みを最大限考慮し、再審請求中だったり、事件の共犯者が公判中や逃亡中だったりした場合は、執行を回避する傾向があった。今回の執行で確定死刑囚は125人となり、うち92人が再審請求をしている。
前回、再審請求中に死刑が執行されたのは1999年12月。法務省内では「罪を受け入れた人が執行され、受け入れない人が執行されないのでは不公平感が生まれる」との声も出ていた。
●死刑囚2人の刑執行=1人は再審請求中-金田法相で2回目・法務省
時事 2017/07/13-13:38
法務省は13日、1991年に女性4人を殺害した西川正勝死刑囚(61)と、2011年に女性1人を殺害した住田紘一死刑囚(34)の刑を執行したと発表した。住田死刑囚は裁判員裁判で死刑判決を受け、執行されたケースとしては3人目で、被害者が1人の事件では初めて。西川死刑囚は再審請求中だった。
〔写真特集〕知られざる塀の向こう側~ガス室、電気椅子、東京拘置所の「執行室」も~
死刑執行は昨年11月以来で、現在の安倍政権下で11回目(計19人)。金田勝年法相の就任後は2回目となる。
再審請求中の死刑執行は異例。法務省によると、未執行の確定死刑囚は、静岡地裁で再審開始決定を受け釈放された袴田巌さん(81)を除き124人いるが、うち91人が再審請求中という。
金田法相は記者会見で「誠に身勝手な理由から、尊い人命を奪った極めて残忍な事案だ」とした上で、「再審請求を行っているから執行しないという考えは取っていない」と述べた。
確定判決によると、西川死刑囚は91年12月、兵庫県姫路市、松江市、京都市で、飲食店経営者の女性4人を殺害し、現金を強奪。強盗殺人などの罪で05年に死刑が確定した。
住田死刑囚は11年9月、岡山市で元同僚女性=当時(27)=のバッグを奪って乱暴した上で殺害し、遺体を切断して大阪市内の路上や川に遺棄。強盗殺人などの罪に問われ、13年2月に一審岡山地裁で死刑とされた後、自ら控訴を取り下げて死刑が確定した。
●【東京】金田勝年法務大臣の死刑執行に抗議する集会
アムネスティ日本
開催地:東京 2016年11月29日(火)18:30~20:00
11月11日、田尻賢一さん(福岡拘置支所)に死刑が執行されました。
これで安倍晋三内閣は第一次で10人、第二、第三次で17名、合計27名という多数の死刑を執行したことになります。金田勝年法務大臣は法相就任3カ月で、記録を精査することなく、死刑を執行したことは明白です。
袴田巖さんはえん罪の可能性が高いとして再審開始が決定され釈放されたこと、これまで4人の死刑確定者が再審無罪となったことからも、誤判があることは国民の常識になっており、死刑執行命令をだすことは避けるべきなのです。
田尻賢一さんは、裁判員裁判で死刑判決を受け、それからわずか6カ月の審理で控訴棄却・死刑判決を受けています。その5カ月後、上告を取り下げ死刑を確定させています。死刑事件では必要的(自動)上訴制度の導入を行い、三審で審理を受ける権利を保障すべきにもかかわらず、十分な審理を得ることなく執行されたのです。
10月7日、日本弁護士連合会は「2020年までに死刑制度の廃止を目指し、終身刑の導入を検討する」とする宣言を採択しましたが、今回の執行はこの宣言に対して、死刑制度を堅持するという回答です。そのために人の命を奪うという許されざる決断を法相は取ったのです。
私たちは、議員会館で抗議集会を持ち、金田法務大臣に死刑執行に抗議し、二度と執行をしないように要請したいと思います。ぜひ、ご参加ください。
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