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てらまち・ねっと



 札幌でスプレー缶が爆発した事故。40人以上がケガ、建物20棟と車両26台が被害だという。
 ずっと以前からカセットボンベなどは穴あけしてガスを抜いてから出す、といわれていた。
 しかし、穴あけの時の金属の摩擦自体で引火しないかと懸念していたので、多分に20年以上前からの分が貯めてある。その「貯め込み自体が危険」と思いつつ・・・

 今回の事故で、改めて扱いの危険さを感じるので、「いったいどう処理したらよいの?」と調べてみた。
 国民生活センターが5年前にきちっとまとめていた。環境省は10年前から「市町村に、エアゾール缶等を廃棄する際には、穴開けしない方向が望ましいことを継続的に指導」していたという。

 デイリースポーツ中には「今は穴あけないで出す自治体が5割」とある。

 当の札幌市も昨年から「穴をあけずに回収」に切り替えたという。今回の事故は、市が「業務用ごみ分は切り替えなかった」ことで、業者が専門処理業者に出すコストを嫌って自家処理を試みたことが発端らしい。

 この経過を考えれば、未回収で事故が起きたら行政の責任は免れない。
 なお、今朝の気温は3度あたり。ウォーキングは適度に防寒。昨日12月17日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数6,156 訪問者数1,514」。

●札幌で爆発、居酒屋倒壊 42人けが1人重傷/産経 2018.12.17 01:27
● 札幌市で起きた爆発事故 倒壊した建物を含む20棟と車両26台が被害/共同 2018年12月17日 20時27分

●スプレー缶・カセットボンベの排出ルールが変更になりました/2017年7月1日/全戸配布したチラシ/・中身を使い切って ・穴をあけずに ・透明または半透明の袋に入れ ごみステーションにお出しください。

●スプレー缶製品の事故に注意  ―コールドスプレー使用時とスプレー缶の穴開け時の事故も発生― /国民生活センター 平成26年7月24日/経済産業省の調査・平成25年度のガス抜きキャップ装着率は小型品など装着の必要のない一部商品を除いて約99%/環境省は平成21年以降、市町村に対し、エアゾール缶等を廃棄する際には、穴開けしない方向が望ましいことを継続的に指導/全国的にスプレー缶に穴を開けないで廃棄が可能になるよう、今後も引き続き自治体への周知・指導を行う

●スプレー缶の「ガス抜き」で爆発? 捨てるとき注意すべきこと/ITmedia NEWS 2018年12月17日 15時54分 /スプレー缶に穴を開ける・開けないにかかわらず、中身の可燃性の残存ガスを完全に出し切っていれば、引火や爆発などの危険はない

●「もっと周知できていれば…」スプレー缶に穴あけて爆発事故/デイリースポーツ 2018.12.17/スプレー缶をゴミに出す時、今は穴あけないで出す自治体が5割

●スプレー缶を捨てるとき「穴を開けないで」 その理由は? 自治体によって処理方法は違うが…/BuzzFeed 2018/12/17 18:07

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●札幌で爆発、居酒屋倒壊 42人けが1人重傷
        産経 2018.12.17 01:27

 ● 札幌市で起きた爆発事故 倒壊した建物を含む20棟と車両26台が被害
     共同 2018年12月17日 20時27分

●スプレー缶・カセットボンベの排出ルールが変更になりました
     更新日:2017年7月1日(平成29年7月から

    周知チラシ 平成29年6月に全戸配布したチラシ(PDF:672KB)  スプレー缶・カセットボンベの出し方が変わりました。
・中身を使い切って

・穴をあけずに

・透明または半透明の袋に入れ(無料)

ごみステーションにお出しください。


●スプレー缶製品の事故に注意  ―コールドスプレー使用時とスプレー缶の穴開け時の事故も発生―

      独立行政法人国民生活センター 平成26年7月24日
(11ページ)(3)廃棄方法に関する調査
同じ都道府県内であっても廃棄方法は自治体ごとに決まっており、穴開けを必要とする自治体と、穴開けを必要としない自治体がある。
スプレー缶には可燃性の噴射剤が充てんされているため、中身が残っているスプレー缶に
穴を開けて廃棄すると、周囲の火種によって引火・爆発する危険が生じます。その一方で、穴を開けないで中身が残ったまま廃棄すると、ごみ収集車やごみ処理施設が火災になる危険が生じます。

(13ページ)業界団体であるエアゾール製品処理対策協議会では、スプレー缶内の可燃性の残存ガスを完全に出し切れるよう、平成18年度の製造分より、商品に付属するガス抜きキャップ(中身排出機構の装着実施を開始していました。
経済産業省の調査によると、平成25年度のガス抜きキャップ装着率は小型品など装着の必要のない一部商品を除いて、約99%。
環境省では、平成21年以降、市町村に対し、エアゾール缶等を廃棄する際には、穴開けしない方向が望ましいことを継続的に指導

(15ページ)
9.行政への要望
消費者の事故防止の観点から、全国的にスプレー缶に穴を開けないで廃棄が可能になるよう、今後も引き続き自治体への周知・指導を行うとともに、自治体における取り組みを支援することを要望します


●スプレー缶の「ガス抜き」で爆発? 捨てるとき注意すべきこと
        ITmedia NEWS 2018年12月17日 15時54分
 札幌市豊平区で12月16日夜、爆発が起き、飲食店や不動産会社の店舗が全焼しました。NHKの報道によれば、不動産会社の従業員が「爆発の前、廃棄処分する除菌消臭用のスプレーを室内で大量にまいた」と話しているといいます。室内に充満したスプレーの成分に何らかの原因で引火した可能性があるとみられます。

 17日、Twitter上では「スプレー缶」「除菌消臭スプレーの成分」などがトレンド入りし、処分方法について関心が集まっています。使用済みのスプレー缶はどのように処分すべきなのでしょうか。

処分時に注意すべきことは?
 国民生活センターによれば、スプレー缶には噴射剤として可燃性のLPG(液化石油ガス)とDME(ジメチルエーテル)が含まれている場合があります。

国民生活センターによる、引火性の確認テスト。火に向けて噴射すると引火して炎が上がった=国民生活センターの資料より
 そのため資生堂は、使い終わったスプレー缶は「必ず火気のない戸外でシューという噴射音が完全に消えるまでボタンを押し、残った中身やガスを抜いてから、市町村などで定められた方法により廃棄してください」と呼び掛けています。

 「台所のシンクの中や浴室などの屋内では窓を開けていても、ガスが下にたまりやすく引火の危険がありますので、屋内での残ったガスの排出は絶対に行わないでください」(資生堂)

 穴を開けるか、開けずに捨てられるかは、自治体によって異なります。ただ、国民生活センターは「スプレー缶に穴を開ける・開けないにかかわらず、中身の可燃性の残存ガスを完全に出し切っていれば、引火や爆発などの危険はありません」と説明しています。

●「もっと周知できていれば…」スプレー缶に穴あけて爆発事故
      デイリースポーツ 2018.12.17.
 スプレー缶類の排出ルールについて札幌市の周知チラシ 1枚
拡大
 一部報道では16日夜に発生した札幌市豊平区の爆発事故で、発生元とみられる不動産従業員が、スプレー缶100本以上を廃棄するために穴を開け、湯沸かし器をつけたところ爆発が起きたと話している。この報道に対し、SNS上では「平岸のガス爆発は大量の缶に穴を開けてたのが原因らしいけど、札幌市は去年から穴開けずに回収に切り替えてるのに…こういう事故のもとになるから穴開けず回収になったんだろうか。もっと周知できていれば…」などと、スプレー缶の捨て方に対する声が相次いでいる。

 札幌市のホームページによると「スプレー缶・カセットボンベ」の排出について2017年7月1日からルールが変わった。「中身を使い切って」「穴をあけずに」「透明または半透明の袋に入れ(無料)」ごみステーションにお出しください。とアナウンスしている。仙台市や神戸市など現在も穴あけルールに変更がない自治体もあるが、札幌市はすでに「お知らせ」として市民に通達していた。

 札幌市の消防関係者によると、穴あけ行為は大変危険な行為だという。

・室内でスプレー缶に穴をあけると、可燃性のガスが充満し、爆発する可能性がある。

・冬場、ストーブの近くで穴をあけると、その温度で爆発する可能性がある。

・穴のあけ方として、釘とトンカチを使った場合、火花が飛んでガスに引火する可能性がある。

 「1本でもかなりの爆発力。それが100本以上となると…建物を吹き飛ばす威力はあるでしょうね」と危険性を話した。

 この事故を知って札幌在住者以外からも

 「そういえば、ぼくもこないだ久々にスプレー缶をゴミ出しするときに、今って穴あけないといけないんだっけ? と考えて、市のゴミ出しルールのパンフレット見て、最近は穴あけずにそのまま出していいんだ、と知ったばかりだった。でも自治体によって違うのかな? 気をつけて調べないと。。」

 「スプレー缶をゴミに出す時、今は穴あけないで出す自治体が5割とは!穴あけてから捨てるのが当たり前だと思ってたから、住んでる名古屋と実家の春日井を調べてみたら 名古屋→穴あけない 春日井→穴あけてから...でした。 名古屋、2年前には変わってた!ちゃんと市の広報誌とか気にしないとダメだね。」などと、スプレー缶を廃棄する方法について注意したいとの声がSNS上で散見された。(神戸新聞・佐藤利幸)

●スプレー缶を捨てるとき「穴を開けないで」 その理由は? 自治体によって処理方法は違うが…
     BuzzFeed 2018/12/17 18:07 籏智 広太 BuzzFeed News Reporter, Japan
札幌市で12月16日夜に起きた爆発事故。不動産店の従業員が、100本以上のスプレー缶を廃棄するために中身を放出し、湯沸かし器をつけた際に爆発が起きたと説明していることが明らかになった。

廃棄時に、スプレー缶に穴を開けていたという報道もある。

家庭ごみにおいて、「スプレー缶に穴を開けて捨てる」は当たり前のルールにも思える。たが、近年はそのルールが「開けないで捨てる」に変わってきている

今回事故があった札幌市では、2017年から一般ごみでは「穴を開けず」というルールを広報している。

一方、企業などの事務所から出る事業系ごみでは「穴を開けて」というままだ。

BuzzFeed Newsの取材に応じた札幌市環境事業公社によると、事業系ごみの場合、一度に捨てられる量が多いため、事故の危険性が高いことがその理由だ。

ただ、今回の事故のように100本という多量のものは、産業廃棄物の収集業者に回収を依頼する必要がある。事前処理の方法は、収集業者によって異なる可能性があるという。

もちろん、穴を開ける際にも、「必ず使い切ってから、屋外の火の気のない風通しの良いところ」で作業をすることが大切だ。

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