「政治家」のウソは許されない。そんな当然のことにもかかわらず、平気でウソをつく政治家がいる。
アメリカのトランプはその典型。政府機関の閉鎖を平気で続けていて、国民の批判が嵩じる中、世論の支持を得ようとメキシコ国境の壁建設について「テレビ演説」。しかし、これまた、批判の的になるウソを繰り返した、らしい。
そんなことを確認したら、安倍氏のウソ・フェイク発言も出てきた。それら記録しておく。
なお、今朝は3時に起きて、高木基金の「国内からの助成希望」の申請の書類を読んだ。今回の申請39件のすべてに「選考委員」としてのコメントを付けて、ABCのいわば「採用のランク付け」もすることと指定されている。これは不適、にはDを付ける。
最終的に、これを集計用のエクセルに記入して、事務局に送信することになっている。その期限が「1月20日」。
ちょうど、「選挙講座」も「19日、20日」だから、実質、あと数日で高木基金の方を済まさないといけない。
・・・今朝の気温はマイナス0.6度。今冬最低だった昨日の朝からは4度も高い。ウォーキングは快適だろう。昨日1月10日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数4,356 訪問者数1,518」。
●トランプ大統領、壁建設でテレビ演説 「心と魂の危機」訴え/cnn 2019.01.09
●米大統領、8日夜演説で非常事態宣言は計画せず 壁の必要性強調へ/ロイター 2019年1月9日
●ウソをついた? 「歴代大統領も"国境の壁"を支持」と主張するトランプ大統領に、元大統領たちがクレーム/ビジネス インサイダー Jan. 08, 2019
●トランプ氏、深まる苦境 政府閉鎖続き国民演説も不発 /日経 2019/1/9
●米共和党、壁建設の結束に乱れ 民主党法案に8人が賛成/共同・沖縄 2019年1月10日
●トランプ氏に民主党反論 「かんしゃくで政権運営」と大統領を批判/bbc 2019年01月9日
●トランプ氏、「壁」建設で野党と協議も席立つ/産経 2019.1.10
●<社説>首相サンゴ移植発言 フェイク発信許されない/琉球 2019年1月9日 /首相は、土砂を投入している区域のサンゴは移植しており、砂浜に生息する絶滅危惧種を砂ごと移す努力もしていると述べた。これらは事実ではない・・すぐに間違いと指摘されることを、なぜ堂々と言うのだろうか。
●「フェイク」過去にも 安倍政権、基地関連で印象操作/琉球 2019年1月8日 11:28
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●トランプ大統領、壁建設でテレビ演説 「心と魂の危機」訴え
cnn 2019.01.09 12:41
「議会が仕事をするまでどれだけの米国人の血を流せばいいのか」「これは善か悪か、正義か不正かの選択だ。これは我々が仕える米国市民に対する神聖な義務を履行するかどうかの問題だ」と国民に語り掛けた。
ただ、壁建設の予算をめぐる与野党の対立で続く連邦政府機関の一部閉鎖について、具体的な打開策は提示しなかった。また、ここ数日トランプ氏が実施をほのめかしてた非常事態の宣言も行わなかった。
トランプ氏は「南の国境で高まっている人道上、安全保障上の危機」を警告。移民問題は「心の危機、魂の危機だ」とも述べ、「危機」という言葉を6回用いた。
一方、専門家の多くは壁建設につながる危機は存在しないと指摘している。
●米大統領、8日夜演説で非常事態宣言は計画せず 壁の必要性強調へ
ロイター 2019年1月9日 / 04:55
[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日夜に行う国民向けのテレビ演説で、米・メキシコ国境の「危機」解決に向け、国境の壁建設が緊急に必要であることを強調する見通し。
トランプ大統領が壁建設費用として要求した57億ドルを巡り、議会での予算協議は膠着。一部政府機関は2週間以上にわたり閉鎖を余儀なくされている。
トランプ氏は自身の看板政策である壁建設の実現に向け、国家非常事態の宣言を検討する可能性も示唆してきているが、米紙ワシントン・ポストがホワイトハウス高官筋の情報として報じたところによると、この日の演説では、非常権限の発動はない見通し。
ワシントン・ポスト紙は「ホワイトハウス高官によると、トランプ氏は演説で国家非常事態を宣言することは計画していないが、国境の壁建設の重要性を強調する見通しだ」と報じた。[nL3N1Z849I]
コンウェイ大統領顧問も、トランプ氏が演説を非常事態宣言の機会にするのかとの質問に対し、「大統領は非常事態宣言について話しておらず、宣言する可能性も示していない。非常事態宣言についてイエスともノーとも言っていない」と語った。
トランプ氏はしばしば米・メキシコ国境における不法移民を「前例のない危機」と表現し、壁建設の必要性をアピールしているが、2018年度の国境周辺での検挙件数は約40万と、2000年前半の100万件超を大幅に下回っている。
民主党のペロシ下院議長やシューマー上院議員らは大統領の演説後、テレビを通じコメントを発表する構え。
民主党議員らは、国境監視員の増強やテクノロジー拡充などを通じ国境警備を強化する案に支持を示しつつも、国境に安全保障リスクがあるとの政府の主張には賛同しておらず、トランプ大統領が演説で誤解を招く発言をする可能性があると懸念を募らせている。
●ウソをついた? 「歴代大統領も"国境の壁"を支持」と主張するトランプ大統領に、元大統領たちがクレーム
ビジネス インサイダー Jan. 08, 2019, John Haltiwanger
アメリカのトランプ大統領は先週、国境に壁を築く自身のアイデアについて、歴代大統領たちも非公式に支持を表明していると主張したが、これを裏付ける証拠はない。
「トランプ大統領と国境の壁について話し合ったことはなく、この問題でわたしは彼を支持しない」と、ジミー・カーター元大統領は声明で述べた。
ビル・クリントン元大統領やジョージ・W・ブッシュ元大統領も同様のコメントを出している。
バラク・オバマ前大統領に至っては、2017年の大統領就任式以来、トランプ大統領と言葉を交わしていないと報じられていて、トランプ大統領の移民政策には反対だと繰り返し明言している。
・・・(略)・・・
トランプ大統領は大統領選のキャンペーン中から、数々の移民に関する誤った主張を繰り広げてきた。国境の壁については、特に熱心だった。歴代大統領たちが自身の計画を支持しているというトランプ大統領の主張は、移民問題を含めさまざまな問題について、大統領が述べてきた数多くの虚偽発言のリストにもう1つ、新たな発言として加えるものだ。
●トランプ氏、深まる苦境 政府閉鎖続き国民演説も不発
日経 2019/1/9 14:35
【ワシントン=河浪武史】トランプ米大統領の政策運営が「ねじれ議会」で苦境を深めている。メキシコ国境の壁にこだわる同氏は8日、異例の国民演説に踏み切ったが「国境警備は極めて重要だ」などと乏しい内容に終わった。政府機関の一部閉鎖は過去最長に近づき、共和党からも造反の気配がある。利上げ批判が株安を助長するなど、最近のトランプ氏の言動はことごとく裏目に出ている。
・・・(略)・・・
ホワイトハウスは軍人出身のケリー首席補佐官らが去り、トランプ氏に直言するスタッフがいない。焦りを強めるトランプ氏は言動が一段と場当たり的となり、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の解任を検討して株安に拍車をかけたり、シリアからの米軍撤退で、身内の共和党の反発をかえって強めたりする結果を招いている。
3月には国債発行が法定限度額に達して債務上限問題が再燃する。「決められない政治」が続けば、米国債の債務不履行(デフォルト)という最悪のリスクも浮上する。19年のワシントンの混迷は、序章にすぎない。
・・・(略)・・・
●米共和党、壁建設の結束に乱れ 民主党法案に8人が賛成
共同・沖縄 2019年1月10日
【ワシントン共同】米下院は9日、閉鎖された連邦政府機関の再開に向け、支出を手当てする法案を可決した。下院多数派の民主党が主導した法案はトランプ大統領が求めるメキシコ国境の壁建設費を含まないが、8人の共和党議員が賛成に回り、政権側の結束の乱れが露呈した。
トランプ大統領はこれに先立ち、議会を訪れた際、共和党は壁建設に向けて「完全に結束している」と強調していた。
法案は下院で賛成240、反対188の賛成多数で可決された。賛成の内訳は民主党232、共和党8だった。共和党が多数派の上院で法案が可決される見込みはなく、政府閉鎖の解決につながる可能性は低い。
●トランプ氏に民主党反論 「かんしゃくで政権運営」と大統領を批判
bbc 2019年01月9日
ドナルド・トランプ米大統領は8日、就任以来初めて大統領執務室からテレビ演説し、大統領選中から公約していた南部国境の壁建設について、「拡大する人道と安全保障上の危機」を食い止めるために不可欠だと強調し、議会に予算措置を求めた。
大統領演説の直後には、大統領は自分の壁建設のため米国民を人質にとっているとする民主党幹部の反論が放送された。
民主党幹部のナンシー・ペロシ下院議長は、「トランプ大統領は、アメリカ国民を人質にとるのをやめ、危機を作り出すのをやめ、政府を再開しなくてはなりません。これが事実です」と強調した。
チャック・シューマー上院院内総務は、大統領が「かんしゃくを起こして政権を運営」していると批判。「自由の女神こそ、アメリカのシンボルであるべきです。高さ10メートルの壁などではなく」と訴えた。
●トランプ氏、「壁」建設で野党と協議も席立つ
産経 2019.1.10 11:45
【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は9日、メキシコ国境の「壁」建設をめぐり議会の野党・民主党指導部とホワイトハウスで再会談した。トランプ氏が求める壁建設費の予算計上について、民主党は改めて拒否。4日の前回協議から進展がないまま短時間で終了した。
トランプ氏は会談後、ツイッターで「まったく時間の無駄だった」と述べ、会談した民主党のペロシ下院議長やシューマー上院院内総務らを批判した。
壁建設費をめぐる与野党の対立から新たな予算案の成立はめどが立たず、連邦政府機関の一部閉鎖が長期化している。9日の協議では、シューマー氏らが政府機関閉鎖を解除したうえで、国境警備の強化策について話し合うとしたが、トランプ氏が受け入れなかったという。シューマー氏はトランプ氏が「かんしゃく」を起こして席を立ったと説明した。
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●<社説>首相サンゴ移植発言 フェイク発信許されない
琉球 2019年1月9日
安倍晋三首相がNHK番組「日曜討論」で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」と、事実と異なる発言をした。一国の首相が自らフェイク(うそ)の発信者となることは許されない。
NHK解説副委員長の質問に対して首相は、土砂を投入している区域のサンゴは移植しており、砂浜に生息する絶滅危惧種を砂ごと移す努力もしていると述べた。これらは事実ではない。
現在土砂が投入されている区域ではサンゴの移植は行われていない。埋め立て海域全体で約7万4千群体の移植が必要で、終わっているのは別の区域の9群体のみだ。他のサンゴ移植は沖縄県が許可していない。砂ごと生物を移す事業も実施していない。
首相の発言は準備されていたはずである。簡単に確認でき、すぐに間違いと指摘されることを、なぜ堂々と言うのだろうか。県民の意向を無視し違法を重ねて強行している工事の実態から国民の目をそらすため、意図的に印象操作を図っているのではないか。
首相は「全く新しく辺野古に基地を造ることを進めている」との誤解が国民にあると述べ「誤解を解かなければいけない」として、危険な普天間飛行場を返還するために辺野古に基地を造るのだと強調した。
この点についても多くの疑問や批判が沖縄側から出されてきた。移設先が県内でなければならない理由はないこと、普天間にない軍港や弾薬庫などの機能が備えられること、新基地の完成時期が見通せないこと、完成しても普天間が返還される保証がないことなどだ。
これらに対する説明を避けたまま、政府は普天間固定化か新基地かという身勝手な二者択一論を押し付けてきた。それが今回も繰り返された。
政府首脳による事実と異なる発言はこれまでも続いてきた。菅義偉官房長官は普天間飛行場返還合意のきっかけを、少女乱暴事件ではなく事故だったと強弁し続けた。
普天間飛行場の5年以内の運用停止について首相は「最大限努力する」と約束していたが、実現の見通しのない空手形だった。これも意図的なうそだったのではないか。
首相が頻繁に口にし、今回も最後に述べた「沖縄の皆さんの気持ちに寄り添っていく」「理解を得るようさらに努力する」という言葉も、フェイクにしか聞こえない。
今回、もう一つ問題があった。事前収録インタビューであるにもかかわらず、間違いとの指摘も批判もないまま公共の電波でそのまま流されたことだ。いったん放映されると訂正や取り消しをしても影響は残る。放送前に事実を確認し適切に対応すべきだったのではないか。放置すれば、放送局が政府の印象操作に加担する形になるからだ。
●「フェイク」過去にも 安倍政権、基地関連で印象操作
琉球 2019年1月8日 11:28
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