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てらまち・ねっと



 今朝は海外のことをネットで見てみた。それは先週の米朝会談のトランプの敗北のこと。
 事前に、会議の成果・到達合意に関して、どんどん「評価基準」引き下げていくので各界に失望が広がると指摘されていたトランプ流の外交。

 そのように、うまくいかなかった時の準備をしていたトランプだが、誰も想像しなかった「みずから決裂を選択」した。世界を驚かせた。
さらに驚いたのは、どうも、その理由が、同じタイミングで行われていた米国下院での元側近のトランプ流の実態の暴露証言の大ダメージの相殺のため、という説。
 外交より、自国内での評判を一番気にする人物。 しかしどうみても、自ら穴を掘っているような印象。

 ・・ということで、「暴露証言」のこと、「米朝会談の決裂」との関係、今後の「米中交渉」の伏線のこと、などを記録しておく。それなりに面白い読み解きがある。

 なお、今朝の気温は8度。昨日から続く雨でウォーキングはお休み。
 昨日3月3日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数4,291 訪問者数1,519」。 

●トランプ氏の元顧問弁護士、大統領の「うそと人種差別といんちき」を議会証言へ/ロイター 2019年02月27日
●トランプ氏は「人種差別主義の詐欺師」 元弁護士が議会証言へ/CNN 2019.02.27
●コーエン被告、トランプ氏のためスタッフは毎日うそをつくことになる 元弁護士のコーエン被告、下院監視・政府改革委で証言/ ブルームバーグ 2019年2月28日 7:50 

●トランプ氏、元側近に「虚偽発言を要求」 議会で告発 /日経 2019/2/28 8:50
●トランプ氏に大きなダメージ コーエン被告、大統領の「うそ」次々暴露/ヤフー毎日 2/28 18:13
●トランプ氏の元顧問弁護士、脅しは「約500回」/日経 2019/2/28

●ハノイ米朝会談をトップニュースから吹き飛ばした「コーエン証言」の衝撃/ニューズウィーク
●トランプの頭の中 政治の眼目は日程づくり~米朝首脳合意を吹き飛ばしたトランプ氏元側近“爆弾証言”のタイミングは偶然ではない/fnn 2019年2月28日

●ハノイ・サミットの「最大の敗者」はトランプ氏/BBC 2019年03月1日

●トランプ氏、英のゴルフ場を宣伝 市民団体から「利益相反」と批判/共同 2019/3/3
●トランプ氏、圧力と融和の振り子 焦燥感を見透かす中国/朝日 2019年3月2日

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●トランプ氏の元顧問弁護士、大統領の「うそと人種差別といんちき」を議会証言へ
          ロイター 2019年02月27日
ドナルド・トランプ米大統領の元顧問弁護士で、連邦議会への偽証、選挙資金法違反、脱税などの罪で禁錮3年の有罪判決を受けたマイケル・コーエン元弁護士(52)は、連邦議会で27日以降、大統領による犯罪行為について証言する見通しとなった。

複数の米報道によると、コーエン元弁護士は下院監視・政府改革委員会の公開公聴会でトランプ氏による脱税や人種差別的な発言について証言する見通し。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは、消息筋の話として、コーエン元弁護士が「トランプ氏が大統領になって以降の犯罪行為の証拠」を議会証言するつもりだと伝えた。ポルノ女優との不倫疑惑を隠すための口止め料支払いも、その中に含まれるという。

元弁護士は、2016年米大統領選の直前に女優ストーミー・ダニエルズ氏に口止め料を支払ったことに、トランプ氏が直接関与していたと証言する見通し。さらに、自分が顧問弁護士だった10年以上の間に見聞きした、トランプ氏の「うそと人種差別といんちき」の事例を詳しく話すという。元弁護士はトランプ氏が、アフリカ系アメリカ人の知能を侮辱する差別発言をしたと証言する予定という。

コーエン被告はさらに、トランプ氏の脱税の証拠だという書類を提示する見通し。現代の米大統領候補が納税記録を公表せず、大統領になっても公表していないのはトランプ氏が初めて。それだけに、もし元被告が脱税について証言すれば、連邦議会は大統領にあらためて納税記録の提出を求める可能性がある。

CBSニュースは消息筋の話として、大統領が使ったとされる人種差別的な言葉は「ぞっとするもの」だったと伝えた。

元弁護士はさらに、トランプ・オーガナイゼーションがモスクワで高層ビル建築を計画していたことに関連して、なぜ議会に偽証したのか、あらめて議会に説明する見通しという。

●トランプ氏は「人種差別主義の詐欺師」 元弁護士が議会証言へ
       CNN 2019.02.27
 トランプ米大統領の元個人弁護士、マイケル・コーエン被告は27日、米下院監視委員会の公聴会で証言し、トランプ氏を「人種差別主義者」「詐欺師」と呼んで告発する構えだ。

コーエン被告が26日夜、議員らに配布した20ページの証言原稿を、CNNが入手した。

被告は2016年の大統領選からトランプ氏の就任後にかけ、同氏の忠実な側近として知られていた人物。トランプ氏とかつて関係を持った女性らへの「口止め料」をめぐる選挙資金法違反などで、昨年8月に有罪を認めた。さらに同11月には、モスクワでの「トランプタワー」建設計画をめぐり、議会で偽証した罪を認めている。

27日の公聴会では、ロシアとのつながりが指摘される内部告発サイト「ウィキリークス」が大統領選前にクリントン陣営のメールを流出させたことについて、トランプ氏が事前に知らせを受けた場面を見たと証言する。

ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏が陣営幹部だったロジャー・ストーン被告に電話で流出を予告し、ストーン被告からの電話でそれを聞いたトランプ氏は「素晴らしいことじゃないか」と答えていたという。

ストーン被告はこの件をめぐる偽証罪などで起訴されているが、これまで無実を主張し、ウィキリークスと連絡を取ったり、トランプ氏と話し合ったりしたことはないと述べてきた。

コーエン被告はまた、トランプ氏の長男らが16年夏、ロシア当局の関係者からクリントン氏にとって不利な情報を提供すると持ち掛けられ、ニューヨークのトランプタワーで面会した件についても、トランプ氏が事前に報告を受けていた可能性を指摘する。長男がトランプ氏に、「会合は準備万端」だと話していたという。

これが問題の会合を指していたとの確証はないものの、「トランプ・ワールドでは何事もトランプ氏の認知と承認なしでは進まないことが分かっていた」と、被告は主張する。
・・・(以下、略)・・・

●コーエン被告、トランプ氏のためスタッフは毎日うそをつくことになる 
元弁護士のコーエン被告、下院監視・政府改革委で証言

      ブルームバーグ 2019年2月28日 7:50 
共和党議員、コーエン被告を有罪判決を受けたうそつきと非難
トランプ米大統領の個人弁護士だったマイケル・コーエン被告は27日、下院監視・政府改革委員会での証言で、トランプ氏の不正疑惑で多くの事例を提示した。同委の共和党議員らは、有罪判決を受けたコーエン被告が注目を集めたいがために大統領に痛手を与えようとうそをついていると激しく非難したが、同被告は断固として冷静さを保った。

  コーエン被告は証言で、「トランプ・オーガニゼーションではトランプ氏を守ることが全員の仕事だ。毎日、出社してトランプ氏のためにうそをつくことになることは、社員の大部分が分かっていた。それが当たり前のことになっていた。それこそまさに今この国で起きていることだ」と述べた。

 全米にテレビ中継された今回の議会証言は、昨年11月の中間選挙で民主党が下院の過半数議席を奪回して以来、トランプ氏の個人上およびビジネス面の事柄に関する最もドラマチックな公開での聴取。同委の共和党議員らは同被告について、議会での偽証など9件の重罪について有罪を認めているうそつきだと非難した。

  同委のジム・ジョーダン共和党筆頭理事は、「あなたには何度もうそを重ねた過去がある」と述べ、トランプ氏を厳しく非難するのは大統領選後に政権での仕事を与えられなかったためではないかと指摘。他の共和党議員も、同被告が出版や映画の契約を得ようしているのではないかとの見方を示唆した。

●トランプ氏、元側近に「虚偽発言を要求」 議会で告発
         日経 2019/2/28 8:50
【ニューヨーク=平野麻理子】トランプ米大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告は27日、米下院の公聴会に出席した。トランプ氏の不倫相手への口止め料支払いやモスクワでの不動産プロジェクトを巡り、公の場での虚偽発言を要求されたと証言した。約10年にわたってトランプ氏に側近として仕えてきた被告の発言が検察による捜査の進展につながるかが注目される。

コーエン被告の証言によると、トランプ氏は過去に不倫関係にあったポルノ女優への口止め料支払いを同被告に依頼。大統領就任後に不倫関係が明るみに出ると、「口止め料の支払いにトランプ氏は関与していない」と虚偽の証言をするよう要求したという。

コーエン被告は証拠として、立て替えていた口止め料の支払いのためにトランプ氏が大統領就任後に切った小切手を議会に提出した。トランプ氏の一連の行為は、選挙資金法違反にあたる可能性がある。

コーエン被告はトランプ氏からロシアでの不動産プロジェクト「モスクワ・タワー」への関わりについても、以前の議会証言で「嘘をつくことを明らかに求められた」と告発した。トランプ氏から直接的な指示はなかったというが、17年に非公開で開かれた議会証言で虚偽の説明をした。

27日の証言でコーエン被告は、過去の議会証言で虚偽発言をしたことを謝罪。「前回はトランプ氏を守るために来たが、今日は真実を伝えるために来た」と話した。

●トランプ氏に大きなダメージ コーエン被告、大統領の「うそ」次々暴露
         ヤフー毎日 2/28 18:13
 【ワシントン古本陽荘】トランプ米大統領の元顧問弁護士のマイケル・コーエン被告が27日、下院監視・政府改革委員会の公聴会で証言した。トランプ氏が関与したかどうかについての核心部分は曖昧な供述も多く、2016年大統領選に関する陣営の数々の疑惑の解明は捜査の終了を待つことになる。ただ、10年以上にわたり側近だったコーエン被告がトランプ氏を「詐欺師」と呼び、次々と「うそ」を暴く姿勢は全米に生中継され、トランプ氏には大きな政治的ダメージとなった。

 ◇選挙資金法違反疑惑
 違法性がもっとも色濃くなったのは、大統領選挙中に不倫問題をもみ消すための口止め料に関する選挙資金法違反疑惑だ。トランプ氏と関係があったとされるポルノ女優から13万ドル(約1430万円)の口止め料を求められ、応じた。

 コーエン被告は「選挙戦に影響がでないよう、私の個人口座を使うようトランプ氏から指示を受けた」と証言。コーエン被告が口止め料を立て替えて支払い、大統領に就任した後のトランプ氏や息子のジュニア氏らから11回にわたり小切手で返済を受けた。選挙で不利にならないよう支払った口止め料は同法では献金と同じ扱いになる。個人献金の年間上限額は5400ドルで、それを大きく上回っていた。トランプ氏は口止め料について「後で知った」と米メディアに答えていた。

 ◇ウィキ暴露事前把握
 コーエン被告は、内部告発サイト「ウィキリークス」が大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官陣営の電子メールを大量に暴露することを、トランプ氏が事前に知っていたと明言した。元選対顧問のロジャー・ストーン被告(虚偽証言などの罪で起訴)がウィキリークス創設者のアサンジ容疑者から入手した情報を電話で報告する場に居合わせたと明かした。

 トランプ氏は今年1月の米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューでストーン被告と電子メール暴露の話をしたことは「一度もない」と語っていた。

 電子メールはロシアがサイバー攻撃で入手したとみられている。ロシアの協力を得る形で選挙戦を展開していれば違法性が問われる。だが、「トランプ氏は電子メールをどうやって入手したか把握していたか」との質問にコーエン被告は「分からない」と答えた。

 ◇タワー建設計画継続
 コーエン被告は17年、トランプ氏の会社がモスクワにトランプタワーを建設する計画は大統領選が本格化する16年1月に頓挫したと書面で議会に証言した。だが、実際には選挙中にも商談は続いており、「大統領選で勝利すると思っていなかったトランプ氏」が当選したことで計画は中止になった。

 コーエン被告は同年1~6月、少なくとも6回にわたりトランプ氏から「ロシアの件はどうなっている」とこの計画の問い合わせを受けたという。選挙中、クリントン氏がロシアに厳しい姿勢を示したのに対し、トランプ氏はプーチン露大統領をしばしば称賛した。タワー建設計画が継続していたこととの関連を指摘する声がある。

 コーエン被告は「1月に頓挫した」と偽証した経緯について、「大統領の顧問弁護士らが書面証言を書き換えた」と語ったが、詳細は説明しなかった。また、議会で偽証するよう大統領から明示的に求められたことはなく、暗に指示があったと証言した。

●トランプ氏の元顧問弁護士、脅しは「約500回」
      日経 2019/2/28
・・・(略)・・・流出メールを提供したのはロシア軍の情報機関だ。仮に今後、選挙戦を優位に進めようとしたトランプ陣営がロシア政府関係者にメール流出を要請したなどの事実を突き止めれば、トランプ氏本人も共謀の罪などに問われる可能性が出てくる。

コーエン被告は、16年の大統領選の直前に同被告がトランプ氏の不倫相手とされる元ポルノ女優に口止め料を支払って女性スキャンダルの暴露を防いだ問題を巡っても新たな情報を開示した。口止め料は、トランプ氏が選挙戦で不利にならないよう助けた政治献金とされ、選挙資金法が定める上限を超えたため同被告は有罪判決を受けた。

カギはトランプ氏に共犯と疑われる行為があったかどうかだ。コーエン被告は公聴会で、口止め料を補填するためトランプ氏や同氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏から受け取った小切手を証拠として提示した。トランプ氏が口止め料の存在を認識していた事実を示し「(トランプ氏が)犯罪の枠組みの一部だった」と主張した。

コーエン被告はトランプ氏から「恐喝要求」を受けたことも明らかにした。トランプ氏の大学進学適性試験の結果や学業成績を公開しないよう出身校を脅せとトランプ氏から指示されたと証言した。トランプ氏の指示で個人や団体を約500回は脅したと説明した。

公聴会では、ベトナム戦争中にトランプ氏が虚偽の理由で徴兵を回避したとされる報道にも話が及んだ。コーエン被告によるとトランプ氏は同氏に不利な報道が続かないよう同被告に対応を求めた。トランプ氏は徴兵猶予を受けたとメディアに伝えるよう同被告に要求したが、その裏付けとなる診断書は存在せず、手術も受けていなかった。

コーエン被告は公聴会の日程が28日までハノイで開かれた米朝首脳会談と重なったことに触れて「大統領がいまベトナムにいることを皮肉に感じる」と強調した。トランプ氏は、ベトナム戦争で捕虜となり18年夏に死去したジョン・マケイン元上院議員と激しく対立したこともあった。

●ハノイ米朝会談をトップニュースから吹き飛ばした「コーエン証言」の衝撃
        ニューズウィーク日本版 2/28 17:09> 冷泉彰彦(在米作家・ジャーナリスト))
・・・(略)・・・
トランプは「レイシストで詐欺師」と言い放つ
そのコーエン証言ですが、全体的な評価としては、

1)トランプ陣営が、ウィキリークスに「ヒラリーのeメール暴露」を依頼したという疑惑は「事前にトランプの指示を仰いで行なった」という明確な証言が出た。これは多くのメディアの予想を上回る内容だった。

2)ポルノ女優との不倫に関する「口止め料」については、大統領がコーエンに対して「自腹で立て替える」よう強制し、その後違法な形で返金。また、大統領夫人には口止めするよう言われたという証言が出た。これは予想の範囲だったが、肉声での証言には意味があった。

3)一発で大統領を弾劾に追い込むような「一撃」はなかったが、大統領は「人種差別主義者」であり「詐欺師」であり「不正を働く人間」だと断言し「自分は大統領の言うままに違法行為に手を染めた」ことを「深く後悔し」ていると言う、コーエン証言は大統領の信頼度を揺るがす効果はあった。

4)共和党議員が何度も議事進行を妨害し、コーエンを「嘘つき」と追及。これに対してコーエンが議員に対して「恥を知れ」と応酬するといった光景から、共和党の一部下院議員がトランプ政権と「一蓮托生」状態にあることが、あらためて浮き彫りになった。

ということが言えると思います。それ以上ではないが、それ以下でもないということです。

多くのメディアでは、大統領が政治的に窮地に陥っていることで、ハノイ会談への悪影響が出る可能性を警戒しています。つまり「サプライズ効果を狙って、過剰な譲歩をするのではないか」という可能性と、「反対に関係を壊して話題作りをする」という可能性もあるというのです。

国際社会にとっては「コーエン証言」と「ハノイ会談」を比較すると、後者の結果が注目されています。ですが、アメリカ国内では必ずしもそうではないこと、また、2つの問題が絡み合うことで、アメリカの国益や国際社会の利益が損なわれることが懸念されている
ということは、注目に値すると思います。

●トランプの頭の中 政治の眼目は日程づくり~米朝首脳合意を吹き飛ばしたトランプ氏元側近“爆弾証言”のタイミングは偶然ではない
     fnn 2019年2月28日 午後10:00 風間晋
順調な1日目と決裂の2日目を分けたのは爆弾証言
下院民主党は首脳会談日程に議会証言をぶつけてきた
大統領には爆弾証言一色の状況を一変させる必要が。
・・・(略)・・・ロシア疑惑は2020年のトランプ大統領の再選にとって最大の障害といえる。と同時に、ムラー特別検察官の捜査報告書で大統領の命運を決するレベルの事実が明らかにされない限り、ロシア疑惑は明確な勝者も敗者もなく、その時々に大統領あるいは民主党が得点したり失点したりする政治ゲームになる。

・・・(略)・・・その結果が『決裂』であっても、トランプ大統領としては構わない。今はコーエン氏の爆弾証言を吹き飛ばす威力が大事だからだ。
・・・(略)・・・やられたらそれ以上の強烈さでやり返す。トランプ流恐るべしだ。

●ハノイ・サミットの「最大の敗者」はトランプ氏
      BBC 2019年03月1日
ヴェトナム・ハノイで鳴り物入りで開かれた2度目の米朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、米大統領と肩を並べて握手をする機会を得た。

しかし、取引の名手を自任するドナルド・トランプ米大統領は合意のないまま、手ぶらで帰国した。本国アメリカでは、元顧問弁護士が大統領を「いかさまの詐欺師」などと連邦議会で証言している。

●トランプ氏、英のゴルフ場を宣伝 市民団体から「利益相反」と批判
      共同 2019/3/3 11:29
「おそらく世界で最高のゴルフコースをとても誇りに思う。英国との関係も良くなる!」と書き込んだトランプ米大統領のツイッター

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は2日、ツイッターで、自身が所有する英北部スコットランドのゴルフ場について「おそらく世界で最高のゴルフコースをとても誇りに思う。英国との関係も良くなる!」と書き込み、宣伝した。

 市民団体や元政府高官からは公的立場を私的利益に利用する「利益相反」に当たるとの強い批判が出た。

 トランプ氏は、自らが経営していた複合企業「トランプ・オーガニゼーション」がツイートしたコース写真と称賛の文章を、自分のツイッターで引用。

 ショーブ元政府倫理局長は「トランプ氏による公私混同のうち、これまでで最もあからさまなものだ」とツイートした。

●トランプ氏、圧力と融和の振り子 焦燥感を見透かす中国
         朝日 2019年3月2日17時40分 ワシントン=青山直篤、北京=福田直之
 米トランプ政権は、米中通商協議で中国に譲歩を迫る「切り札」だった3月2日の関税の引き上げを延期した。昨年12月の米中首脳会談後の経緯をたどると、トランプ大統領が外交成果を誇示しようと焦る余り、戦略的な目標を持てなかった構図が浮かぶ。

米、対中関税の引き上げ延期 「米農産物の撤廃を要求」
 「私はいつだってディール(取引)から降りる準備がある。中国とだってうまくいかなければそうする」

 想定外の決裂になった2月28日の米朝首脳会談を終えたトランプ氏は、記者会見でこう強調した。米朝協議の思わぬ結果さえ、対中圧力に使わざるを得ない苦境がにじみ出る。

 トランプ氏が3月中の開催に意欲を示している次の米中首脳会談で、米側が決裂を辞さない強い構えを保つのは難しい情勢だ。

 昨年12月の米中首脳会談では、1月に予定していた関税引き上げを猶予しつつも、90日間と交渉期限を区切ることで合意した。中国の知的財産侵害やサイバー攻撃など「構造問題」で、主導権が中長期的に揺らぐのを防ぐため、交渉期限を区切って早期の譲歩を迫る狙いだった。

 しかし、トランプ氏は1月末の…有料会員限定記事


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