ことごとく国民の思い、願い、感じ方と反している安倍氏の選択の仕方や具体的な決定。
しかも、1兆、4兆、13兆円等のお金を「私の決断」で使うということが何もわかっていない。
国の財産、お金、そして今回のように赤字国債で賄うことは、今のわたしたちとともに将来の国民の負担となり続けるのに・・・・
すべて国民のものなのに、何を好き勝手に!! 「私が・・・」と・・・
支持率や評判は、このまま落ちるところまで落ちてほしい安倍政権、そうすれば国民の気持ちが多少でも救われる、といいたくなる。
そんな観点で、ここのところの安倍政権を振り返っておくことにする。
※ 4月13日ブログ ◆これがこの非常事態時の日本のトップの自ら示した姿とは 「安倍 晋三 facebook」の画像/マスクもだけど、今の安倍氏のもろもろに、末期的な症状をみている人は少なくないだろう
上記の流れから、今日は次を記録しておく。
特に次は見ておくとよいかも。
★≪安倍政権のコロナ対策が「国民ウケ狙い」を外しまくり後手に回る理由/ダイヤモンド 2020.4.7 上久保誠人 》
●「星野源の政治利用」で大失敗 安倍首相ツイッターが理解していなかった「大切なこと」 「若者へ有効」? 35万「いいね」を強調/ 文春オンライン 4.13 プチ鹿島14時間前
●星野源さん動画に総理が“自宅映像”投稿 批判も/ANN 20/04/13
●安倍首相動画“身内”も批判…他国なら「革命起こる」/日刊スポーツ 4/13
●安倍首相の「うちで踊ろう」動画 大炎上も菅官房長官「35万超『いいね!』など大きな反響」/j-cast 4/13
なお、昨日4月17日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,301 訪問者数2,008」。
今日は強い雨だったけど、夕方に上がり、医院経由の銀座ウォークの歩数計は1万歩超。
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●「星野源の政治利用」で大失敗 安倍首相ツイッターが理解していなかった「大切なこと」 「若者へ有効」? 35万「いいね」を強調
文春オンライン 4.13 プチ鹿島14時間前
安倍首相のツイッターが「緊急事態」を起こした。
《安倍晋三首相が12日、ツイッターを更新し、星野源(39)が歌う「うちで踊ろう」とともに、自宅ソファで愛犬のミニチュアダックスフントのロイを抱く姿や、カップ片手にくつろぐ様子を公開した。》(日刊スポーツ4月13日)
・・・(略)・・・
たとえば「自民党と若者」という論点について昨年の記事を振り返ると、
「若者狙う、首相のSNS術」(朝日新聞2019年7月3日)
《安倍晋三首相が、芸能人とSNSでの「共演」を重ねている。自身のツイッターや首相官邸のインスタグラムに記念写真を積極的にアップ。「イメージ重視」の発信で、参院選の公示を4日に控えて若年層へのアプローチを意識しているのは明らかだ。》
という記事や、
「60秒動画 若者に『刺さる』 広報戦略 主戦場はネット」(読売新聞「自民党研究」2019年12月17日)
などがある。これらを読むと官邸の好感度重視がわかる。
それはそれで結構だが、国会で「答えない」、公文書や議事録もできるだけ「残さない」が日常になり、ネットではふわっとした好感度の発信となるとどんな事態が生まれるか。
政治に対する若者の無関心が高ければ高いほど、何をやっても政権側にはお得ということになる。
菅氏は35万超の「いいね」を強調
実際に菅官房長官は13日にこう答えている。
・・・(略)・・・菅氏は「35万を超える『いいね!』をいただくなど大きな反響がある」と強調。批判との相殺どころかプラスだったと考えているのだろう。したたかな戦略であるが、しかし今回はあからさますぎた。先述したスポニチには「側近センスなし…首相判断力に党内から疑問も」と書かれている。
「アベノマスク」に続いた「アベノコラボ」
《実はこの“アベノコラボ”、不評を買った布製マスクを全世帯に配布する“アベノマスク”に続き、子飼いの内閣官房の面々が発案したもの。首相が言われるがまま行動していることに自民党内からは「総理の判断力は本当に大丈夫なのか?」と心配する声が上がっている。》(スポニチ・同)
ふつうにその“手口”が見えてきてしまった感。平時は見えなかったものが、緊急事態だから見えてしまった。見えないウイルスのせいで見えてきた。
政権はネットをかなり気にしている。これは政策に疑問なら声をあげれば効果があるともいえる。
たとえば、
「30万円支給 基準一律 単身『月収10万以下』」(読売新聞4月11日)
あの30万円支給政策は疑問の声が多くなったことで支給対象の基準が見直された。
「休業補償 風俗業も支援検討」(朝日新聞4月7日)では、菅官房長官が「見直しを検討したい」と述べた。まさに《ネット上などで「職業差別だ」と批判が出ていた。》(朝日・同)からだ。
無理解のうえにいきなりの政治利用
コロナを前に「政府は一生懸命頑張っているのだから分断をおこすな」という論調もあるが、それは間違いである。
こんな時期だからこそ権力者が何をやるのかチェックするのは当然だろう。力を持った人たちがおかしなことをやらないためでもある。それぞれが何か言えることは大切だ。
だから、あの首相動画のおかしさについても声をあげるのは当然だ。
「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と呼びかけ、ムーブメントを始めた星野源の意図を考えると、
《この動画は音楽を愛し、表現を行う目的での二次利用を許諾するものだったということです。》
という音楽家の指摘もある(「安倍総理の星野源さんコラボは何が問題だったのか / 音楽家からの視点と分析」KX)。
「仕事を失った音楽家に対して、自分の名前を使って有名になるチャンスを与えた」という意味もあるのだと。
最低限、ムーブメントの趣旨と作品に敬意を払うべきだったのではないだろうか。そこを無理解のうえにいきなりの政治利用。
いろいろ緊急事態です。
●星野源さん動画に総理が“自宅映像”投稿 批判も
ANN 20/04/13
ミュージシャンの星野源さんがSNS上で動画のコラボを呼び掛けたことに安倍総理大臣が応じ、自宅でくつろぐ様子を公開したことについて、菅官房長官は若者に外出自粛を呼び掛けるためと説明しました。
菅官房長官:「Twitterでは確認できる範囲では過去最高の35万を超える『いいね』を頂くなど大きな反響を頂いており、多くの皆さんにメッセージが伝わることを期待しています」
安倍総理は星野さんが歌う動画に合わせて自宅で本を読む様子などを自らのツイッターに投稿し、「皆さんの行動によって多くの命が確実に救われる」などと外出自粛を呼び掛けました。ただ、ツイッター上では「くつろいでいる場合ではない人も多い」などと批判が上がっています。菅長官は「色々な見方があると思う」と述べるにとどめました。
●安倍首相動画“身内”も批判…他国なら「革命起こる」
日刊スポーツ 4/13(月) 8:00配信
安倍晋三首相が12日、ツイッターを更新し、星野源(39)が歌う「うちで踊ろう」とともに、自宅ソファで愛犬のミニチュアダックスフントのロイを抱く姿や、カップ片手にくつろぐ様子を公開した。「ステイホーム」を訴えるのが狙いとみられるが、世の中の混乱をよそに優雅にくつろぐ姿にネットは騒然。同日夜までに30万を超える「いいね」が押される一方、「この国の首相は貴族か」と批判も殺到した。
◇ ◇ ◇
星野が「家でじっとしていたらこんな曲ができました。誰かこの動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と呼びかけ、大泉洋や高畑充希らが応えて話題を集めていた「うちで踊ろう」に、安倍首相がコラボした。
星野がギターを手に歌う動画とともに、カジュアルな服装の首相はロイを抱いたり、カップ片手に飲み物を口にしたり。本を読み、テレビのリモコンもいじった。「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって多くの命が確実に救われています。そして、今、この瞬間も過酷を極める現場で奮闘して下さっている医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります」「いつかまた、きっとみんなが集まって笑顔で語り合えるときがやってくる。その明日を生み出すために今日はうちで…。皆様のご協力をお願いします」とツイートしたが、あまりに優雅にくつろぐ姿に「くつろいでいる場合じゃない人が日本にたくさんいますよ」と批判的な投稿が殺到。「何様のつもり!」はトレンドワード入りした。
立憲民主党の蓮舫氏は「医療現場、生活のために仕事を休めない方々の気持ちに応えるには、自身の自宅映像ではなく『自粛と補償はセット』の政策を、安倍総理」と訴え、自民党二階派に入会し、与党側にいるはずの細野豪志元環境相まで「それどころじゃない人もいる。なぜ星野源さんと一緒なんだ。総理と違って狭い家だとストレスがたまるなど突っ込みどころ満載」と筆を滑らせた。
動画は11日、東京・富ケ谷の私邸で撮影されたという。世界保健機関(WHO)が「パンデミック」を表明して1カ月の節目の日だった。新型コロナウイルス対策で先頭に立つはずの首相の超然とした姿にマリー・アントワネットを思い起こした人も多い。「下流老人」などで知られる藤田孝典氏は「この国の首相は貴族か。フランスなら第2のフランス革命が起こる異常なレベルだよ」。
映画「孤狼の血」の白石和弥監督はこう書き込んだ。「これほど無神経な人間を他に知りません。どれほど苦しんでいる人がいて、星野さんがどんな思いで動画を作ったのか。想像力のカケラもない人に政治は出来ません」。
◇ ◇ ◇
▽荻原博子さん(経済ジャーナリスト) 466億円もかけて布マスク2枚で世間をずっこけさせたばかりなのに、この動画。あなたはルイ16世かと言いたくなる。安倍さんも安倍さんの周りにいる官邸官僚もずれまくっている。本当にギリギリまで追い詰められ、首をくくらなければいけない人が出ているのに、こんなずれた人たちが対策を立てている。安倍さんに緊急事態宣言を出さないとダメですよ。
▽デーブ・スペクター氏(放送プロデューサー) 安倍首相が歌わないところは良かったね。音程のリスクが高いからね。控えめに炎上しているけど、むしろ家にいないといけない時なので、そのメッセージとは一致します。犬との動画は欧米でもよくあるし、そんなに嫌みに取る必要はないと思うんですよね。でも、昭恵夫人はなんでいないかっていうね。多分ね、桜を見に行っているんだと思う。少し残ってますから。冗談は抜きにして、コロナウイルスは相手を選ばないので、誰でも同じく外出しない、家にいて欲しいということ。安倍首相はむしろ会見はやめて、SNSやった方が良いかもね。
●安倍首相の「うちで踊ろう」動画 大炎上も菅官房長官「35万超『いいね!』など大きな反響」
j-cast 2020/4/13 14:27
安倍晋三首相が俳優の星野源さん(39)の「うちで踊ろう」動画にあわせて外出自粛を呼びかける動画に批判が集中している。
多くの国民が不十分な給付措置の中で休業を強いられている中、安倍氏が膝の上に犬を乗せ、くつろいだ様子で外出自粛を呼びかけたことが原因だ。この問題は2020年4月13日午前に行われた菅義偉官房長官の記者会見でも取り上げられたが、「いろんな見方があると思うが、そういう意味で過去最高の35万を超える『いいね!』をいただくなど、大きな反響をいただいた」として、今回の書き込みが問題だとの見方は示さなかった。
・・・(以下、略)・・・
●安倍政権のコロナ対策が「国民ウケ狙い」を外しまくり後手に回る理由
ダイヤモンド 2020.4.7 5:00 上久保誠人
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本日4月7日にも安倍晋三首相が法律に基づく「緊急事態宣言」を出す方針だという。ところが、「あまりにも遅い」と厳しい批判にさらされている。その他のコロナ対策である「布マスク2枚配布」「所得減少世帯限定・自己申告制の現金給付」も同様だ。なぜ、こうなってしまったのか。そして、今後のあるべき姿とはどういうものなのかについて考えたい。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)
・・・(略)・・・「アベノマスク」は海外でも物笑いの種・・・(略)・・・
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・・・(略)・・・ 政権運営では科学的な裏付けよりも国民ウケや支持率が優先される
これまで日本における新型コロナウイルスの感染者数・死者数は、他国と比べて抑えられてきた(本連載第236回・P5)。
政府の専門家会議が中心となり、全国各地でPCR検査数を抑制して医療崩壊を避ける一方で、クラスター(大規模な集団感染の発生につながりかねない患者集団)を徹底的に発見、追跡、収束を行う日本独特の戦略が展開されてきた結果である。しかし、それは結果オーライ的なものではないか。その対応は世界から評価されているというよりも、むしろ感染者数・死者数の少なさを不思議がられて、今後どうなるかを不安視されているようだ。
そして、「布マスク2枚配布」「所得減少世帯限定・自己申告制の現金給付」「緊急事態宣言の遅れ」は、安倍政権に対する国内外の不安をさらに高める結果となってしまったようだ。なぜ、こうなってしまったのか。
まず、「布マスク2枚配布」について考えてみる。朝日新聞の『布マスクで「不安パッと消えます」 官僚案に乗って炎上』という記事によれば、これは経済官庁出身の官邸官僚が発案し、「全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから」と安倍首相に伝えたのだという。
「布マスク」は、世界保健機関(WHO)が「感染防止に効果なし」としたものである。つまり、科学的、専門的な裏付けよりも、世論の動きや支持率の維持が強く意識され、優先された政策決定だったといえる。そして、これは第2次安倍政権における意思決定全般にみられる特徴である。
「消えた年金」問題や閣僚の不祥事・失言など、さまざまな問題の噴出で支持率が急落し、わずか1年で退陣することになった第1次政権(2006年9月~07年9月)の反省から安倍首相が痛感したことは、高支持率を維持することが何よりも大事ということだった。12年12月、政権を奪還した安倍首相は、公共事業や金融緩和を「異次元」規模で派手に打ち出す「アベノミクス」を掲げた。その狙いは当たり、アベノミクスは国民から高い支持を得た。(第101回)。
その後も安倍政権の、世論受けがいい政策を羅列して高支持率維持を狙う姿勢は徹底していた(第52回)。アベノミクス「第三の矢」である「成長戦略」は、日本企業や国民に痛みを強いることになる「岩盤規制」の改革が骨抜きとなり、誰も反対することがない「日本企業の競争力強化策」の羅列となった(第57回)。
そして、安倍政権の世論・支持率重視の姿勢を象徴する政治家が、現在、新型コロナウイルス対策で陣頭に立っている加藤勝信厚生労働相だ。かつて加藤氏は、「働き方改革担当相」「一億総活躍担当相」「女性活躍担当相」「再チャレンジ担当相」「拉致問題担当相」「国土強靱化担当相」「内閣府特命担当相(少子化対策男女共同参画)」と、実に7つの閣僚職を兼務していた。
これらは、まるで一貫性がなさそうだが、全て「国民の支持を受けやすい課題」だという共通点があった。つまり、加藤氏は事実上「支持率調整担当相」であり、首相官邸に陣取って、支持率が下がりそうになったらタイミングよく国民に受ける政治課題を出していくのが真の役割だった(第163回・P3)。
安倍政権が「国民に受ける」と思うことが、ことごとく空振りに終わっている。それは、「平時」に受けることと「有事」に支持されることは違うということが、おそらく分かっていないからだろう。
安倍首相の対応が後手に回るのは中央集権体制の限界が露呈しているから
安倍首相の対応が、後手に回るもう1つの理由として、中央集権の限界を指摘したい。この連載では、日本の中央集権体制の限界をはっきり示した事例として、安倍政権が「待機児童対策よりも幼保無償化」を選んだことを挙げたことがある。待機児童が都市部に集中して対象が約2万人なのに対し、自民党が票田としてきた地方の多くでは待機児童がほぼいない。待機児童対策をしても、地方では選挙の票にはつながらない。それに対して、幼保無償化を実現すれば、全国の約300万人に恩恵がある。自民党の政調会がいつも通りに政策を立案すれば、幼保無償化が選択されるのは自然である(第209回・P4)。
新型コロナウイルス対策でも、中央集権の限界が露呈している。緊急経済対策の策定が続いているが、全国民一律の現金給付をかたくなに拒んだのは財務省だという。
・・・(以下、略)・・・ |
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