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てらまち・ねっと



 入院して4日目にもなると「身体はすっかり病人」・・か。
 こころと頭は、自分の置かれた現実、「ガンという病気」が早期発見ならともかく、遅れた発見の場合にいかにたちの悪い病なのか、そんなことを数値や書物の記載、そこの事例などから感じている・・・

 ステージの3が2になるとか、2が1なるとかはあっても、4が3になるとこは見えてこない、少なくても2月から10か月では・・・ と事実を書くとこうなるのかなぁ。・・
 でも、これは現代医療の立場に立った考え方、区分けの仕方・・・ と思っている、今日も。

 ともかく、今日は、「前立腺がん」本体である原発巣のガンの生理検査のための細胞をとる生検。
 4月の東京女子医大での4か所からの検体の生検では、見つからなかった。
 今日は12か所から検体をとった。痛くないし、10時半からの生検のあとの13時半ごろの最初のトイレでの尿は、最初にほんのちょっと赤いモノが混ざっていた程度で、あとは、まったく赤いモノはつかない。痛みも全くない。若い医師だったけれど上手なんだろう・・・と当事者の結果の評価。

 もちろん、医師も言っているけど「生理検査で出なかったら、元のガンを誰も見ていないことなる。単に、状況証拠で寺町さんはガンだガンだと言っているだけになる」というような妙な話。

 とはいえ、骨シンチの検査では、概要の一部は(素人言葉に直した書き方をすると)、2月に岐阜大学の時には「びまん性骨転移 スポット90 骨に占める割合 骨に占める割合10%」という認定だったのが、昨日見せてくれた4日前16日のここ名大病院の検査データでは、「びまん性骨転移 スポット70 骨に占める割合6%」だった。
 減少しているのは夏の女子医大の骨シンチの結果と同じ方向。だけど、依然としてしつこく残り続けるガンと思しき姿。

 医師も私も、「転移ガン」であるはずの骨の疑わしき細胞をとって(骨生検)してほしいとの思い。
 しかし、昨日、整形は私の場合はできない、と断ってきた、との返事。
 でもでも・・・・「場合によっては、骨転移のへの対処が大事だから遺伝子レベルで調べることもあり得る、とのことだった」と私が、昨日、「最初にそう言う説明もあった」しとの旨で粘った。・・それに対して、一度帰った医師が、また戻ってきて、腰からなら採れないか、もう一度頼んでみる、とのことだった。

 そして、今日、整形に院内で受診との日程がはじめっから組まれていた。
 ・・・ともかく、15時ごろだったか、医師が小走りで「整形の先生が生検をしてくれることになった。明日の午後になる。そのための血液検査はあとでする・・・」との話。

 とりあえず、一つずつ、駒を前に進めていくしかない・・今。
 ということで、今日は、10時半からの生検の際の点滴がその整形の骨生検の終わるまでつけていることになったので、記念に写真を撮っておく。
 あと、当該名大のウエブから、検査や生検の関連部をリンク、抜粋しておく。当然ながら、数年もすれば新しいページにリニューアルされので、私のウエブにとどめておく意義はあろう。

 そろそろ夕ご飯の配膳される時間なのでここまでにしておく。
 なお、昨日11月18日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,312 訪問者数1,391」。

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 ●名古屋大学大学院医学系研究科 泌尿器科学教室
  泌尿器科の病気/前立腺がん 
 ・・・(略)・・・
検査と診断のポイント
前立腺がんの診断においてはPSAの測定が重要で、血液検査により血中のPSAを測定します。PSAは正常な前立腺上皮細胞で産生されますが、がん細胞ではPSAの産生が非常に亢進し、血液中のPSAも高くなります。血液中のPSA測定値が4ng/mlを超えると前立腺がんの存在を疑う必要があります。PSAはがんのみならず、前立腺肥大症や前立腺の炎症でも上昇することがありますが、4~10ng/mlはグレーゾーンとして考えられ、20~30%で前立腺がんが見つかります。10ng/ml以上では前立腺がんの発見率は50%以上と高くなり、20ng/ml以上では周囲に浸潤したり、転移したり、進行している可能性が高くなります。現在、市町村の老人健診において約70%がPSA測定を採用しており、PSA測定の普及により、早期前立腺がんの発見率が上昇しています。

PSAが4ng/ml以上の場合には、肛門から針を前立腺に刺して組織を採取する、いわゆる前立腺生検により組織検査を行い、前立腺がんの有無について確定診断を行います。前立腺がんが検出された場合には、種々のレントゲン検査などにより、前立腺周囲への浸潤の有無、リンパ節や他臓器への転移の有無を評価します。

MRI(核磁気共鳴画像)は、現在では一般的な検査となりましたが、人体に高周波の磁場を与え、人体内の水素原子に共鳴現象を起こさせる際に発生する電波を受信コイルで取得し、得られた信号データを画像に構成して、人体の断層写真を撮る検査法です。現在は、MRI画像を様々な信号を利用して加工することにより、前立腺癌の診断に非常に有用な検査となっています。従って、PSAが高値で、前立腺がんが疑われる場合には、上記の生検による組織検査の前に、MRI検査を行います。MRI検査により、より正確な組織採取ができたり、前立腺がんの局在や浸潤度などを評価することができます。

CT検査は、前立腺がんの診断には有用ではありませんが、前立腺がんと診断された場合には、リンパ節、骨、他臓器への転移の有無を検査するために行われます。また、骨の転移をチェックするためには、骨シンチグラフィーを行います。

前立腺針生検(経会陰的)(経直腸的に行うこともあります)
泌尿器Care & Cure Uro-Lo(メディカ出版)、22(2)、p57、2017(鈴木啓、前立腺生検の術前・術後管理)より転載


悪性度と進行度の診断
前立腺がんの悪性度は病理組織検査(前立腺生検組織あるいは手術で摘出した前立腺組織)により分類します。病理診断医が、前立腺のがん組織の部分について、Gleason score(グリーソン・スコア)によって、2~10点まで分類します。グリーソンスコア2~6点は悪性度が低い前立腺がん(転移や進行しにくい、おとなしいがん細胞)、7点は中程度、8~10点は悪性度が高い前立腺がん(転移や進行しやすい、横着いがん)となります。

進行度は治療前のMRIや手術により摘出した前立腺組織により診断します。前立腺は栗の渋皮のような被膜で包まれていますが、がんが被膜の中にとどまっている場合は限局性前立腺がんと言われ、早期の状態にあるといえます。しかし、前立腺がんがさらに広がって、被膜に浸潤したり、被膜を超えて前立腺の周囲まで浸潤すると局所進行がんとなります。

また、CT、MRI、骨シンチグラフィーなどで、リンパ腺・骨(前立腺は骨やリンパ節に転移しやすい)、あるいは他の臓器への転移があるかどうかを診断します。

以上のような悪性度、進行度、さらにPSAの値を組み合わせて、各患者さんの前立腺がんの状態を低リスク、中リスク、高リスクに分けて、治療選択や予後の予測を判断することもあります。
・・・(以下、略)・・・

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