tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

昭和の味?@「モダン食堂」

2014-04-04 23:11:39 | old good things

 

深川東京モダン館は、昭和7(1932)年に建築された東京市深川食堂が元になっている。
おりしも第一次世界大戦直後の物価騰貴の時代。
こうした公営食堂は米騒動を直接の動機として全国都市に続々発生した。
東京府、東京市直接による公営食堂は、大正9(1920)年4月に牛込区神楽坂に市の施設として「神楽坂食堂」が開始されたのをはじめに、大正12(1923)年3月に神田食堂ができ、関東大震災を経て翌13年に九段食堂、そして昭和7(1932)年の深川食堂と続く。
これらの公営食堂は、座席にして合計1877席。
公営食堂は、昭和12(1937)年に廃止となるが、深川食堂についてはその後も深川栄養食配給所などと名称を変え、安く食事を提供する場として存続。第二次大戦後は、東京都立内職補導所、江東区の福祉作業所などに活用されてきた。
まあ、言ってみれば昭和初期のモダンな建物ということ。

この深川東京モダン館で、月に一度、「モダン食堂」が開催される。
この日のメニューは、トマトスープに始まり、豚肉の丸煮と牛蒡のマヨネーズ和え。デザートは焼きりんごだった。

・・・豚肉の丸煮って??今風のヘルシーな「モダンな味」だ。
ぼくが育った昭和の時代は牛肉・豚肉はまだ高く、肉やの隣の魚屋でクジラ肉が一盛りいくらで売られていた。
クジラは肉が硬く臭みがあるので、生姜を沢山すりおろした醤油に漬けて焼いて食べるのが定番だった。
クジラって、今では高くてとてもとても手が出ない。


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