羽後湯沢の小正月行事「犬っこまつり」。毎年、この時期に、米の粉(糝粉)で作った犬っこを玄関に飾り、幸せを祈る。
糝粉(しんこ)とは、うるち米を洗って乾かし、ひいて粉にしたもの。
もともとのしん粉細工は、江戸時代後期。
しん粉を蒸してモチ状にしたものを、身近な魚や動物に細工。全国的に販売され流行したのが始まり。
これをえんどう豆と一緒に器に入れて蜜をかけたものを、当時は「みつ豆」と呼んでいたようだ。
湯沢の犬っこは、家々を荒らし回る盗賊の侵入を防ぐため、お米の霊力にすがり、番犬を象ったものという。
秋田では、小正月の時期に様々な伝統行事が行われる。ぎょっとするような仮面を付けた「なまはげ」や、大綱引き、紙風船上げ、かまくら。
どの行事も一年間の無病息災や豊作などを願う、地域の風習に根ざしたものだ。
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