かろうじて繋がる山小屋のwifiにて、日本へ年末のあいさつがてら
「山よりも美しいものがあるかも・・・」
とかlineでメッセージを送ったところ、朝からエベレスト街道から見る天上は雲の中。チベット名で「チョモランマ」のピーク15(エベレスト)は、「世界の母なる女神」といわれるだけのことはある。
・・・拗ねてるのかな。。。
「君には君の美しさがある」と心の中で念じていたら、なんと陽が落ちてから雲は消滅。満月に照らされたエベレストは、「しっかり写真を撮れ」と言っているようで、少なからずプレッシャーを感じていた。
エベレストは雲のスカートのすそを、持ち上げて月の光に輝く山肌を見せてくれた。ひとたび機嫌を損ね、吹雪をよんだ時、この山は実に恐ろしい顔を見せると分ってはいるが、登山家たちが命を懸けてこの山にほれ込むのもわかるような気がする。
7000万年前に南半球にあったインド大陸は、プレートの運動によって北上を続け、ユーラシア大陸と衝突。やがてユーラシア大陸を持ち上げながらその下に潜り込み、2段重ねの地殻を作り上げる。これがチベット高原からヒマラヤ山脈に至る巨大な高地だ。
ネパール語の「サガルマータ」は世界の頂上という意味。まだ山の高さが確定されていなかった時代。カトマンズですら知られていなかった山の名前だ。山頂はネパールと中国(チベット)の国境にあり、1979年にユネスコの世界自然遺産に登録されている。
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