1200年から500年続いたマッラ王朝時代に花開いたネワール文化。寺院の金属像はもちろんのこと、絵画(チベットの仏画、タンカ)から音楽といった民衆芸術も発達。
特に音楽はネパールの人たちにとって人生の伴侶であり、町には朝から晩まで音楽や歌声が聞こえ、山を行けば子供らの歌や、サブガイドのスマートフォンからネパール・ポップスが聞こえてくる。
その昔は、村から村へ、サーランギ(サーリンダ?)という木彫りの素朴な弦楽器を弾きながらガイネと呼ばれるさすらいの歌師が行きかい、神々や人々の物語を歌い聴かせる。娯楽の少ない村人たちを楽しませてきたのは彼らだ。
村の祭りの時は笛や太鼓、鐘の楽器を鳴らす楽隊が人々の心を浮き立たせる。そこには村特有の伝統的な古典民族舞踏がある。
ボジャン・グリハは、カトマンドゥ(Kathmandu)にあるネパール民謡の生演奏と民族舞踊のショーが繰り広げられるレストラン。150年以上前の王妃の歴史的住居を改装したレストランで、回廊には、国王と王妃の自画像などが飾られている。
入口で歓迎祝福のティカ(Tika)を頂戴し、座椅子の席に着くと口の細い真鍮の水差しから注がれる食前酒がふるまわれる。
ポップコーン(Popcorn)は、ネパールのお茶請け。スパイスを用いたジャガイモ料理(ALOO TAREKO)、そして水牛の肉入り餃子(MOMO)、豆スープ(Kwatti ko Jhol)。チキンカレー(KUKHURA KO MASU)、ハーブで香り付けされた蒸し米(SADA BHUJA – JHANEKO MAS KO DAL)」、フライドフィッシュ(MACHHA TAREKO)、ほうれん草のクミンソテー(JEERA PALUNGO)、季節の野菜(MOUSHAMI TARKARI」を盛り合わせたワンプレート。最後にヨーグルト(Sikarni)。
民族舞踊は男女一組となり、物語を演じているようだ。漁師が魚を大量に釣り上げ、好きな女性にアプローチしたり、農夫がプロポーいるようなストーリー。広くアジアの民族舞踏に観られる恋愛物語。
素朴な音色のサーランギは魂を内側からゆするような響き。その音に合わせて踊る吟遊詩人たち。
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