「人は寒さを想像すると認知制御機能が向上する」という。
認知制御は突発的な衝動を無視したり、長期的な目標の達成を決断させる能力。
これまで実際の気温が認知制御に与える影響について調べた研究はあった。しかし体感ではなく、視覚により想像された気温による影響を調べた研究。
E Halali, N Meiran, I Shalev
https://s3.amazonaws.com/academia.edu.documents/43131344/keep_it_cool.pdf?AWSAccessKeyId=AKIAIWOWYYGZ2Y53UL3A&Expires=1517146199&Signature=8A9xeJQz5AOo%2Bg%2B%2F6QJ7RbOXkZU%3D&response-content-disposition=inline%3B%20filename%3DHalali_E._Meiran_N._and_Shalev_I._2016_..pdf
認知制御のテストは「アンチ・サッケード作業」により行われるらしい。つまり、動く物体を無視して、画面の反対を見つめる作業。
まずは、試験時に暖かいのと室温のと冷たいパッドを抱いた時の反応は、冷たいパッドの時の方が成績が良くなるものらしい。
この実験を87名もの学生に「冬の寒そうな雪景色」、「夏のカンカン照りの景色」、「アスファルトの道路の景色」の画像を見せ、それぞれの画像の印象を聞いたうえで「アンチ・サッケード作業」をさせた結果、寒そうな画像は認知制御能力を向上させる結果となったという。
つまり肉体的に寒さを感じていなくても、概念としてそれを感じただけで認知制御が向上するという結果だ。
要するに、頭のなかで「寒さ」を認識しただけで、冷静な頭に切り替えられるということ。
そこのsnowをやってて熱くなってるキッズたち。どうぞ、冬景色をたっぷりと堪能してくださいな。
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