急速に発達する爆弾低気圧の影響で、今朝は関東や東海で大雨。雨のピークは、通勤の時間と重なり、電車が軒並み遅れた。
爆弾低気圧がもたらした最大瞬間風速は、台風並みの強さ。会社のバス待ちの間、隣に並んでいた小柄の女性が、何度か風にあおられて足を踏み出していた。
寒冷前線の雨とは別に、南からの湿った空気で大雨ともに気温が上昇。。横殴りの雨となった。
とここまでは、予想通りの天候状況。想定外だったのは、横殴りの雨で傘も使えないだろうからと、会出勤前の短い時間で選んだアウターのウエア。
レインウェアだと蒸れて不快になる。なので選択したのはトレントシェルジャケット。比較的リーズナブルな価格ながら、しっかりと風雨を防ぎ、かつ蒸れにくい防水ジャケットだ。
街でも使える安価なナイロンシェルなのだが、裏地はウレタンコーティング。これが劣化して知らないうちにボロボロと剥がれ落ちてた。
会社について着替えると、足元の床面は裏地からボロボロはがれたカスだらけ。ネットで調べたら、アウトドア用のジャケットの耐用年数は2年とのことだ。
その昔、毎シーズンごとにスキーウエアーを買っていた。バブルの頃だ。一年で流行遅れとなり着られなくなるウェアーはそんなものだと思っていた。
もう時代はそんなんじゃない。たったの2年ぽっちで着られなくなるウエアーなんて、環境保護とは真逆のものだ。はがれた樹脂はマイクロプラスチックとなって、自然を破壊する。
着心地を重視したデニムストレッチパンツなど、ウレタン繊維を利用したウエアーは世の中にあふれているが、もうこうしたものは購入しないと心に誓った。