例外のないルールはない。ごれが原則だ。日本の法律には、「原則・・・すること。ただし・・・」
と但し書きで例外が記載されている。つまり、法律で決めるけど、当てはまらない場合もあるんだよというのが現実だ。
さて、困ったことに、これまで受けてきた資格試験では、ことごとくこの「原則・・・すること」に引っかかってしまう。原則だ。
つまり、例外が認められているから「原則・・・すること」の記述については、「誤り」としてしまう。試験会場でパニックになっている時は、どうも冷静に判断することができなくなってしまうのだ。
「原則・・・すること」と法律に描かれているから、この文章に間違いはない。冷静さを取り戻すとそう考えることができる。
科学を長年やっていると、絶対の真実以外はすべて誤りであるとしてしまう。ほとんどの人が生きやすいと考えている現実の世界。ぼくにとっては、逆に現実の世界での生きづらさがそこにあるような気がする。