昨日、電車の窓から見た雨は、白いものが混じってた。
氷雨の東京。コロナウィルスもあって、街はずいぶんと静かだろうと思ってたが、そうじゃなかった。
外苑前の人気のカフェは、順番待ちの列がみぞれ交じりの雨に震えてたし、銀座線も普段の週末と変わらない混雑。
街中は春休みで上京してきた関西の女性であふれてた。
互いに1mにも満たない狭い座席間で、彼女たちのざわめきに取り囲まれる。気が付いたら、まわりは関西弁ばかリ。東京って街は、ぼくを筆頭に田舎もんの集まりを実感する。
「どうせ、死ぬときは死ぬんだから・・・」
そんな会話が聞こえてくる。だけど、彼女たちはまさか自分が感染するなんて、ちっとも思ってやしない。女性たちの方が勇気があるのか、それとも能天気なのか。
・・・たった一杯のカフェのために。セルフィ―のために。「旅せよ乙女」たち。
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