パンに、フルーツと生クリームを挟んだサンドイッチ。どうやら日本のオリジナルのようだ。
しかも、その歴史は古く、大正から昭和の初めにかけてのことらしい。
1868(明治元)年に日本で初めてフルーツパーラーをオープンした千疋屋の発祥という説もある。
なので、イタリアのカフェに行っても、ブルスケッタ、クロスティーニ、カナッペはあっても、フルーツ・サンドイッチはない。
フランスの総菜屋で、バターとハムとチーズをのっけたカスクルートは見かけてもフルーツが乗ってることはない。
そもそもだ。サンドイッチに使われるあのフワフワの食パンは日本でしか見たことがない。あれがバゲットやバニーニにようにごつかったら、とうてい生クリームやフルーツを挟むという発想は出てこなかっただろう。逆に言えば、あのフワフワのパンは大正時代から日本に存在したということ。
あの食パン。どうやって焼いてるんだろう。
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